ニューヨーク(CNN Business) 米マイクロソフトが基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」のユーザーに対し、直ちに更新プログラムをインストールするよう呼び掛けている。セキュリティー研究者の調査で同OSに深刻な脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったことを受けた措置。 この脆弱性は「PrintNightmare」と呼ばれ、ウィンドウズの「印刷スプーラー」サービスに影響を与える。情報セキュリティー企業サングフォーの研究者らが、印刷スプーラーの悪用の仕方を誤って公開してしまった。 この研究者らは5月下旬、印刷スプーラー内に脆弱性を発見したとツイート。誤って概念実証をネット上で公開し、後に削除した。だがその時にはすでに開発者向けサイト「GitHub」を含む別の場所でもそれが公開されていた。 マイクロソフトによると、この脆弱性を悪用するハッカーは、プログラムのインストールやデータの閲覧および削除、完全な
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