今回は、3Dダンジョンを擬似的に表現する方法を解説してみます。 まあ現代的なプログラムなら3D描画でやるべきですが、3Dの実装が面倒なときは2Dでやるのも手です。まず準備として、視界の範囲や奥行きをどうやって表現するかを考えます。 とりあえずは、どんなものを作るかFlashでサンプルを作りましたので、「こちら」を見てもらえればと思います。 これは、視界を奥「2」まで、左右を「1」までとしたものです。この場合視界は、3×3マスで表現することができます。そして、0~2が奥、3~5が中距離、6・8が近く、となります。遠近法を使えば、近くにあれば大きく、遠くにあるほど小さく映るので、一番近い壁を「3」、中距離の壁を「2」、遠い壁を「1」の比率で考えます。 壁の描画 先ほどの図に合わせて壁を作っていきます。 0(左・奥) まずは左側の奥にある壁です。いくつかの壁は多角形になってしまうので、多角形の描