隠れた名刀、ゲームで光 玉名市の「同田貫」 市立歴史博物館 若い女性ら入館者3倍 [熊本県] 2015年05月09日(最終更新 2015年05月09日 01時19分) 玉名市指定文化財の同田貫を市立歴史博物館に贈る吉崎超さん=1日、熊本県玉名市写真を見る 熊本藩初代藩主、加藤清正に仕えた熊本県玉名地域の刀工たちが鍛えた日本刀「同田貫(どうだぬき)」が突如、若い女性に人気になり、地元の人たちを驚かせている。インターネット上で、名刀がアニメキャラクター風の美男子の姿になって活躍するゲーム「刀剣乱舞」が大ヒットし、巻き起こる刀剣ブームが背景にある。同田貫もゲームに登場しており、約40本を所蔵する玉名市立歴史博物館には関東や関西からも若い女性が続々訪れ、4月の入館者は前年同月の3倍の400人近くに上った。 4月、同博物館を訪れた京都府宇治市の大学生、永井真理子さん(23)は、展示された同田貫に見入