高速道路の新料金体系では、首都高速道路と阪神高速道路で、ETCを搭載していない車は割高になる仕組みが続く。距離に応じて料金が変わる制度が導入されるが、ETCがないと、短距離でも900円の上限額を支払うことになるからで、実質的な値上げになる。 新料金は、首都高速と阪神高速の普通車は、初乗り500円。6キロ進むごとに100円ずつ加算され、24キロを超えると上限の900円になる仕組み。ただ、料金改定には出資者である自治体の同意が必要で、首都高速の場合、東京都、横浜、川崎両市、千葉県、埼玉県とさいたま市の議会で同意の議決が必要で、実施されるのは早くても今年末か来年初めの見込み。 銀座を起点にすると、芝公園や芝浦、木場までは500円、渋谷、新宿、北池袋まで600円、羽田、永福、用賀まで700円で、高井戸、三郷までは800円になる。上限まで払わなくても都内の移動はほぼ可能になるが、ETCを搭載して
ボードを使って高速道路の新料金体系を説明する前原誠司国土交通相=9日午前、東京・霞が関、高橋雄大撮影 前原誠司国土交通相は9日、6月中に導入する高速道路の新料金体系を発表した。普通車は2千円など車種に応じて1千〜1万円の上限料金を設け、一定の距離を超えると料金が上がらないようにする。ただ、近距離を走る場合は値上げになる。また、「休日上限1千円」などの現行の割引は原則廃止する。利用の仕方によって、値下げと値上げが分かれる料金制度となる。 首都高速、阪神高速、本州四国連絡高速を除き、新料金は全国一律。曜日やETC搭載の有無による料金の差もなくす。上限料金は軽自動車1千円、普通車2千円、中・大型車5千円、特大車1万円。燃費が1リットル当たり20キロ以上のエコカーは、事前登録制で軽と同じ料金にする。 首都高速・阪神高速は現在の定額制から、ETC搭載車に限り普通500〜900円、大型1
山田宏・東京都杉並区長、中田宏・前横浜市長、斎藤弘・前山形県知事ら、現役の首長と首長経験者が4月中に新党を結成することが7日、明らかになった。 党首には山田区長が就任する方向で調整している。国会議員の参加は見込んでおらず、政党助成法の政党要件は満たしていない。夏の参院選では、選挙区と比例選合わせて10人以上の候補を擁立する構えだ。 地方の行財政改革に取り組んできた経験や実績を前面に、国政での財政再建、道州制導入などを目指す。新党の母体は、中田氏らが昨年10月に設立した政治団体「よい国つくろう! 日本志民会議」の首長、首長経験者24人で作る政治委員会(委員長・山田区長)。 関係者によると、中田、斎藤両氏は今夏の参院選への立候補を検討中で、来年4月に区長の任期満了を迎える山田氏は、自身の出馬は「まだ白紙」としているという。
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