タグ

コラムに関するbuckeyeのブックマーク (43)

  • 「大連立」で駆け引きを――野田佳彦新首相の政権運営戦略を占う

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 菅直人首相が退陣を表明し、民主党代表選が行われた。1回目投票で、党内最大議員グループを率いる小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の全面支援を受けた海江田万里経産相がトップに立った。だが、有効投票の過半数に届かず、2位の野田佳彦財務相との決選投票となった。決選投票では、野田氏が前原誠司前外相など他の陣営の支持獲得に成功し、逆転勝利した。 野田氏は代表

    「大連立」で駆け引きを――野田佳彦新首相の政権運営戦略を占う
    buckeye
    buckeye 2011/09/03
    自民党に政権返上とは、逆転の発想w でも吉田茂も似たようなことやったしね。/ それは冗談としても、大連立協議を使って自公を離間させ、民公連立に引っ張り込むという案は真剣に検討すべきだな。
  • 菅内閣で図らずも示された日本の首相の強力な“権限”

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 菅直人首相が退陣の条件とした「第2次補正予算」「赤字国債発行法案」「再生エネルギー特別措置法案」が今国会で成立する見通しとなった。6月の退陣表明後、2ヵ月以上も驚異的な粘り腰で政権担当を続けた菅首相は厳しく批判されている。だが菅首相が、3法案成立に加えて、震災前から最も意欲的に取り組んだ「税と社会保障の一体改革」の正式決定という退陣の「花道」を

    菅内閣で図らずも示された日本の首相の強力な“権限”
    buckeye
    buckeye 2011/09/03
    首相の権限も強いけど、同時に内閣が国会に手出しする権限もほとんどないんだよね。議院内閣制なのに国会の自律性が高すぎる。なので今回のように双方手詰まりに陥った。
  • 民主党政権が官僚を使いこなせない“歴史的理由”

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 「マニフェスト」で公約した政策の多くが実現しないことや、東日大震災・原発事故対応の混乱によって、民主党政権の「政治主導」に対する批判が厳しさを増している。だが、これらの批判は、50年以上も自民党長期政権が続いたという、他の議会制民主主義国にない日独特の状況を考慮していない。 自民党長期政権下における 「政官関係」の特殊性 多くの人が考える政

    民主党政権が官僚を使いこなせない“歴史的理由”
    buckeye
    buckeye 2011/09/03
    自民党一党優位体制とその下での政官関係の特異性を理解しない議論が多すぎるよね。/ 既得権益構造を崩すには官邸機能強化だけでなく、野党優先で立法府の政策立案機能を強化せよ、と。傾聴に値する主張。
  • 菅政権の末期的混乱状況を生んだ、民主党“官僚支配対抗戦略”の誤り

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 菅直人首相が、全国の停止中の原発再稼働に「ストレステスト」の実施を条件とすることを決断した。また、原発への依存度を段階的に引き下げ、将来は「脱原発社会」を目指すとも表明した。これまでのエネルギー基計画を白紙撤回し、経済産業省と原子力安全・保安院を分離する考えも示した。これらは、原発再稼働を急ぐ経産省の意向を翻し、エネルギー政策を大転換させるも

    菅政権の末期的混乱状況を生んだ、民主党“官僚支配対抗戦略”の誤り
    buckeye
    buckeye 2011/09/03
    複数ステージから成る政策代替案の選択で、樹形図の先っぽの方からばっさり枝を削除できると考えれば、議題設定権の重要性が分かるはず。/ 財務省を拠点にした菅首相の原子力村攻撃は、政策新人類なき財金分離か…。
  • 菅首相「居座り」の意外な効果!? 与野党は今こそ“政局より政策”へ

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 この連載が主張した「製造業による経済成長に価値を置かない『豊かな国家』」(第6回を参照のこと)を模索する動きが出てきた。企業は「就業時間前倒し」「残業をしない」「休日出勤をしない」「夏休みを固定で長めに取る」などの、「節電」を前提としたワークスタイルの検討を始めた。長期的な電力制限によって、製造業の元通りの復活は幻想に過ぎない。このワークスタイ

    菅首相「居座り」の意外な効果!? 与野党は今こそ“政局より政策”へ
    buckeye
    buckeye 2011/09/03
    これ、俺も思った>「大連立」を巡る政局は、本来民主党にとって公明党を取り込む絶好の機会/ 民主党が自民党と交渉しながら、公明党にも妥協を迫り、最終的に自民党を振って公明党と連立を組んで衆参の安定多数確保
  • 選挙は「人」から「政党」へ

    明るい兆しがなかなか見えず、混迷が続く日。そんな日をこれから背負っていかなければならない世代が、遅々として変わらない既存の枠組みや制度から脱却し、世の中を良くするための新しい「常識」を提案する。第1回は、政治学者で東京大学先端科学技術研究センター特任准教授の菅原琢氏。選挙制度と世論について研究している菅原氏は、古い選挙のやり方を変えることで、より若い世代の政治への関心と影響力が高まるのではと期待している。 ――日の選挙の投票方法を、「個人への投票」から「政党への投票」へ移行すべき、とお考えとのことですが。 菅原琢特任准教授(以下菅原特任准教授): 国会議員も、地方議員も、首長も、日のほとんどの選挙では「人」に投票します。唯一、国政選挙の比例代表では政党に投票しますが、衆議院比例区の当選者の大部分は小選挙区落選者の惜敗率によって決まりますし、参議院比例区は政党ごとに候補者個人の得票の

    選挙は「人」から「政党」へ
    buckeye
    buckeye 2011/04/04
    私は「選挙へ行こう」と呼びかける代わりに、今の選挙制度がいかに不均衡でおかしな政治を生み出しているか、また、投票してこなかった人たちの埋もれている力がいかに大きいかというようなことを指摘していきたい
  • 熱血!与良政談:谷垣さんは入閣すべきだった=与良正男 - 毎日jp(毎日新聞)

    東日大震災が起きて2日後の13日深夜、仕事が一段落したので官邸中枢にいる民主党議員の一人にこんな携帯メールを送った。 「枝野(幸男官房長官)さんの記者会見が落ち着いてきて、分かりやすくなったのはよかった。ともかくがんばってください」 新聞記者として余計なマネとは思ったが、この状況下、誰だって、けなされるより励まされた方が力がわく。ともかく政権には強く、そして冷静になってもらわないといけないと考えたのだ。メールを送った相手も少し手が空いたのだろう。「あらん限りの力を振り絞ってがんばります」と短い返事が届いたのは明け方だった。 他の新聞ではあるけれど大震災報道では「政権無策 不安を増幅」とか、「首相自ら最大危機招く 停電周知せず了承」とか激しい政権批判の見出しも目立つ。非難されても仕方がない面はあるし、報道を抑えろというつもりもない。でも私は寛容過ぎるだろうか。この時期、菅直人首相が悪い、民

    buckeye
    buckeye 2011/03/24
    毎日は新聞界の良心だな。読売は見習え>問題点を指摘するだけでなく、ではどうしたらよいのか、極力、具体的に提案をしていこうと当初から話し合っている。それが新聞の役割の一つではないかと考えるからだ。
  • 日英の財政改革を比較する――なぜ英国債は格付け最高位維持で、日本国債は格下げなのか?

    1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 前原誠司外相が、法律違反である外国人からの政治献金を5年間、合計25万円受け取ったことで辞任した。献金者は前原氏が子どもの頃、世話になった近所の方だという。これは国益を損ねるような話ではない。受け取ったお金を献金者に返金すればいいだけだ。それなのに前原氏が辞任したのは、些細なことにヒステリックになる国民に対する「不信感」があるからだ(前連載第6

    日英の財政改革を比較する――なぜ英国債は格付け最高位維持で、日本国債は格下げなのか?
    buckeye
    buckeye 2011/03/09
    この20年ウェストミンスター型の「選挙された独裁」を目指して制度改革を続けてきたが、肝心の日本人の側にそれを受け入れる心理的土壌がなかった。要するにそういうことか。
  • 反射鏡:「参議院の優越」を何とかしなければ=論説委員長・冠木雅夫 - 毎日jp(毎日新聞)

    「参議院の優越」。それが最近の日政治を動かす原則である。と言うと、おや?と思う向きも多いだろう。わが憲法が定めているのは「衆議院の優越」のはずだと。 目の前で起きているのはこういう図柄だ。衆院では過半数(241議席)を大きく上回る307議席(国民新党と合わせ311)を有する菅政権が参院で立ち往生しつつあるのだ。参議院で与党が過半数割れしている以上、衆院での再可決に必要な3分の2を確保できないと予算関連法案を通せない。予算修正で合意できなければ政権は窮地に陥る。参院が政権の生殺与奪の権を握る形である。 自民党が強い時代は両院で与党が過半数を確保するのが常だった。だが、2大政党が拮抗(きっこう)し、民意が振り子のように変わる最近では難しくなった。まして衆院で3分の2以上というのは難易度が高い。この条項については<むしろ「参議院の優位」を帰結する効果をもたらす>という憲法学者の指摘もある(只野

    buckeye
    buckeye 2011/03/06
    毎日の政治論説は安直な政治家の資質論に走らず、制度やシステムの問題にきちんと目を向けてて好印象。/ 「2/3ないと再可決できない」って米大統領の拒否権並みに強い権限だからね>「参議院の優越」
  • 「予算案衆院通過」の次に必要なことは 竹中 治堅 - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)

    「予算案衆院通過」の次に必要なことは(1/4) 3月1日未明に2011年度予算案が衆議院を通過した。これにより予算案は年度内に成立することが確実になった。しかし、予算を執行できるめどが立ったかと言えば全く別である。特例公債法案や子ども手当法案などいわゆる予算関連法案成立の見通しが全く立たないからである。  例えば、子ども手当法案は手当の支給方法などについて定めている。法案が成立しなければ、予算に計上されている子ども手当を支給することは不可能である。特に問題なのは、特例公債法案である。2011年度予算案の総額は約92兆4000億円である。このうち約38兆2000億円を赤字国債の発行によって賄うことになっている。特例公債法案が成立しなければ、赤字国債を発行することは不可能であり、予算を執行することは困難になる。 予算関連法案が成立の見通しが立たない理由はもちろん「ねじれ」国会――参議院で野党

    buckeye
    buckeye 2011/03/03
    強い二院制とマニフェスト政治は相容れない>「首相が参議院の議席状況を考慮した上で、与党が衆議院で公約した政策を変更することは日本国憲法にきわめて忠実な形で政権を運営しているということに他ならない」
  • 「ねじれ政局」打開には憲法改正しかないのか?

    の政局は膠着状態が続いています。当面の問題としては小沢一郎氏を政倫審への出席に追い込めるかどうかの党内抗争があるように見えます。一方で、この抗争が政治的駆け引きになることの背景には、離党をちらつかせる小沢グループに、大連立をちらつかせる主流派が対抗しているという力学があるのです。 この大連立構想ですが、今回は小沢離党への対抗策という力学だけでは余りにも大義名分がないのでTPP決断のためだとか、景気を考えて予算関連法案を通すためなどという話を伴っているわけです。もっと言えば、派閥抗争というのは脇の話であって、予算関連法案が通らないとかTPPが決められないという政治的閉塞こそ問題だと言うことも可能でしょう。 ですが、大連立に関しては、有権者からは「そもそも大連立を公約に選挙の洗礼など受けてないではないか」として、民意への離反という受け止め方をされても仕方がない、これもまた真実です。 では、

    buckeye
    buckeye 2010/12/16
    興味深いが、議院内閣制で党議拘束を外すとフランス第3・4共和制のような不安定な政治にしかならないと思う。大統領制とセットで米国型を目指すなら有りだけど、日本の地方政治の実態を見ていると運用に期待できん。
  • 日本に暴動がないのは安定の証拠か

    違いは何? 緊縮財政のイギリスでは激しいデモが多発している(11月10日) Toby Melville-Reuters 11月16日付けのインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙に、ユーラシアグループ代表のイアン・ブレマーが寄稿している。ブレマーは、日人の間に国の先行きへの悲観論が広がっているが、実際には日の未来はそう暗いものではなさそうだ、と論じている。 民主党は財界の大物や官僚と折り合いをつける方法を身につけつつあるし、この1年、危機にさらされてきた日米関係も改善に向かいそうだ。しかも、日では激しい反政府デモが起きていない──。 ブレマーの主張に完全に賛同はできない。 民主党と日米関係のくだりに関しては、程度の差こそあれ基的に賛成だ。ただし、日外交は「中国と距離を置き、アメリカに近づこうとしている」という指摘には疑問を感じる。米中のどちらか一方だけを選ぶべきではないという

    buckeye
    buckeye 2010/11/20
    安定した経済+社会の脱政治化+一党長期政権によって、国民の政治的意思表示のレパートリーから連帯・社会運動が抜け落ちてしまったからかなあ。個人的な仮説の域を出ないけど。
  • 11月19日付 編集手帳 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    農業を営む草太(岩城滉一)が、自衛隊をやめて郷里の富良野に帰ってきた後輩の青年・正吉(中沢佳仁)にたずねる。オマエ何のために自衛隊にいた?◆「国を守るために自衛隊にいたンだべ。国を守るっちゅうことは、家族を守るっちゅうことだべ…」。かつて評判を呼んだテレビドラマ『北の国から』(脚・倉聰)のひとこまを、理論社刊行の脚集から引いた◆だから、自衛隊にいて国を守っていたときと同じ心がけで、これからは家族を大事にしろよ、と説く場面だが、自衛隊員の胸の内を代弁してもいるだろう◆親の、の、子の、幸せを守る――それがひいては一国の備えにつながるという誇りに支えられ、多くの自衛隊員は過酷な訓練にも耐えているはずである。“暴力”呼ばわりされては立つ瀬がない。仙谷由人官房長官がきのうの参院予算委員会で「自衛隊は暴力装置」と述べた。追及され、「実力組織」に言い換えて前言を撤回し、謝罪したが、どうしてこの内

    buckeye
    buckeye 2010/11/20
    最近、全国紙最大手の一面コラムが俗論に迎合するだけの簡単なお仕事になってる件。/ 別に一般人が暴力装置って知らなくても当たり前だけど、政治家や新聞記者が知らない・調べようともしないなんて恥もいいとこ。
  • 11月11日付 編集手帳 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「尖」という字は「小」と「大」の組み合わせで出来ている。発生現場の地名にその字が含まれているせいか、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件からはいくつかの「小」と「大」が浮かび上がる◆その一。日の領海内で海上保安庁の巡視船に船体を故意にぶつけた船長がいる。証拠のビデオ映像を、政府の意思に背いて世に流出させたと名乗り出た海保職員がいる。人物二人の、どちらの行為がよりタチが悪いか――罪の大小は論をまつまい◆領海を侵したばかりか人命にもかかわりかねない危険きわまる振る舞いをした悪質なほうは、お咎(とが)めもなく処分保留で釈放しておきながら、もう片方だけを重く処罰することはできないだろう◆その二。領土を守ることは「大」問題である。日中首脳会談を実現させて外交成果に一項目を加えることは「小」問題である。船長釈放といい、ビデオの非公開措置といい、「大」を餌に「小」を釣るかのような姿勢を世間がどう見ているかは、

    buckeye
    buckeye 2010/11/11
    これが全国紙最大手の一面コラムですか?開いた口がふさがらんわ。
  • 東奔政走:仙谷由人は「赤い後藤田」か 問題は、菅首相が使い切れるか - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇倉重篤郎(くらしげ・あつろう=毎日新聞専門編集委員) 仙谷由人官房長官をめぐる報道がかまびすしい。一般紙から週刊誌まで世のメディアの格好のネタとなっている。曰く「傲岸不遜」「影の首相」「媚中派」……。中でも「赤い後藤田」というのが面白い。中曽根康弘内閣を5年支えたカミソリ後藤田(正晴)氏並みの実力官房長官だと言うのか、単に旧社会党の出自で「赤い」と言うだけなのか。 ◇虚像を膨らませて政治的パワーを増大 官房長官の真価が問われるのは、首相官邸で1日2回行われる記者会見の場だ。プレスと権力の真剣勝負である。プレスは権力の失態を暴こうとするし、権力はその正当性を発信しようとする。 そのプレスへのにらみ、という点では後藤田氏は一流だった。あのいかめしい表情で記者団をジロりと見渡し、不当な報道は一切許さず、という抑止力オーラを発散させていた。もちろん鞭だけではなく飴の使い道も心得ていた。ニヤリと相

    buckeye
    buckeye 2010/10/26
    悪達者という点は同意だが、本当に女房役に徹してるのか?むしろ菅首相の党内基盤の弱さをいいことに自分の望む方向に引っ張ってる印象が。危機管理能力も疑問だし。党内抗争好きな割には対外的駆け引きが下手。
  • 尖閣問題で菅が払った大きすぎる代償

    負け試合? 菅は温家宝(右)と会談して尖閣問題を「収束」させたが、世論の支持は 取り戻せない(10月4日)Francois Lenoir-Reuters (left), Yves Herman-Reuters ブリュッセルでのアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席していた菅直人首相と中国の温家宝首相が10月4日、廊下で出くわす形で会談。これで尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件以来続いていた日中の対立は収束した格好だ。 両国は予想通り、戦略的互恵関係の重要性を再確認し、ハイレベル協議や文化交流を再開させる。だが、一連の対立を経て何が戦略的に変化したのかは明確でない。 中国はこれを機に、領有権争いに絡むあらゆる出来事に猛烈に抵抗してくるようになるのだろうか。中国は、今まで以上に好き勝手に振舞える影響力を手に入れたのか。それとも、自国民が他国で拘束されるにはどこの国でも反発するという例の一つに過ぎ

    buckeye
    buckeye 2010/10/10
    同意>尖閣問題で日本がいかなる中期的メリットを享受したとしても、菅が被った甚大な短期的代償を埋めあわせできない/ 菅政権は…司法に委ねるのではなく、漁船衝突の直後から実態通りに外交問題として扱うべき
  • 菅政権が掲げるべきは「脱・政治主導」:日経ビジネスオンライン

    第1に、各省庁の「政務三役を中心に政治主導で政策を立案、調整、決定」するようになった。これは、2009年のマニフェスト(政権公約)の第1策に対応している。その冒頭部分である「政府に国会議員約100人を配置」することは実現していないが、多くの官僚に話を聞いても、これまで課長あるいは補佐レベルで意思決定していたものの多くが、大臣のほか、副大臣や大臣政務官に委ねられるようになったという。 第2に、官僚主導の象徴と見られてきた「事務次官会議は廃止し」、「閣僚を先頭に政治家自ら困難な課題を調整する」ために、「閣僚委員会」を開催するようになった。これらは、マニフェストの第2策に対応しており、内閣が責任を持って意思決定を行うことを意味している。2010年度予算編成において、各省大臣に査定大臣となるように求めたことも、これに該当するだろう。 第3に、「官邸機能を強化」するために、「総理直属の国家戦略局を設

    菅政権が掲げるべきは「脱・政治主導」:日経ビジネスオンライン
    buckeye
    buckeye 2010/09/15
    そもそも政治主導とは何か?政党優位か、立法府主導か、大臣支配か、官邸主導・内閣主導か。
  • 危うし、アメリカ「生卵」事情

    アメリカ人は卵料理が大好きです。料理だけでなく、卵のたっぷり入ったお菓子やアイスクリームなど、とにかく卵なくして、アメリカ生活は考えられないと言って良いでしょう。ですが、卵との付き合い方で、日とは決定的に異なる点が1つあります。それは「生卵」に対する警戒心です。社会常識として「生卵は危険」というのが一般的になっており、事実、そのものズバリの生卵を使った料理はあまりありません。また、州によって多少規制が異なりますが、基的にレストランでの生卵の提供は禁止されている地区が多くあります。私の住んでいるニュージャージー州でも、レストランでの「生卵」は禁止です。 さて、今月のアメリカではアイオワ州の2つの業者が出荷した卵がサルモネラ菌汚染を起こしているということで、5億個の卵を回収するということになり、大騒ぎになっています。健康被害も出ており、例えばウィスコンシン州のレストランでは、20数名の

    buckeye
    buckeye 2010/08/25
    向こうの日系食料品店には普通に生食用の卵が売っていたけど、一部の地域だけの話なのかね。
  • ロバート・アラン・フェルドマン - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)

    デフレ脱却を妨げる社会構造(1/3) 8月11-12日付の日経1面に『デフレとの戦い-日銀とFRB』というコラムが掲載された。この機会に、日銀とその他中央銀行との違いにまずは言及してみたい。 ○日銀と米欧中銀の違い 米連銀と日銀の行動パターンは対照的である。日の不良債権問題が1990年代初めから始まったにもかかわらず、日銀の量的緩和は2001年になってようやく始まった。連銀は、不良債権問題が悪化してまもなく量的緩和、住宅ローン担保証券等の多種資産購入などを実行した。 欧州中央銀行(ECB)と日銀の違いも大きい。もちろん、両者は物価安定を中心原則にしている。ただ、ECBの場合、ホームページ内の「金融政策」項目には物価動向の図があり、それを見れば、「2%以下であり2%近くにする」という物価安定目標になっているかどうかはすぐ分かる。2000年からリーマン・ショックまで、若干2%を超えていた

    buckeye
    buckeye 2010/08/22
    デフレは日銀が選んだものというより、デフレを好む人が多く嫌う人が少ない民主主義国家の日本社会が選んだ/ 社会決定プロセスを更新して高齢者に過大な比重を変えて、初めて日銀が動き、初めてデフレ脱却の道が開く
  • 米議会も見捨てた普天間移設

    引越はまだ? 当に辺野古に移設できるのか(5月3日、普天間飛行場) Toru Hanai-Reuters 参議院選挙での敗北を受け、菅政権は米軍普天間飛行場の移設問題の決着を、11月の沖縄県知事選の後に先送りする方針を固めた。5月に発表された日米共同声明では、代替施設の工法などの決定期限は8月末とされているが、管政権は改めて辺野古湾でのV字型滑走路の建設計画について代替案を検討している模様だ。 一方、ウォールストリート・ジャーナルが報じているように、アメリカの国内政治もまた、在日米軍再編計画の新たな障害になっている。06年に日米で合意した「再編実施のための日米ロードマップ」では普天間飛行場の移設とともに、沖縄に駐留する米海兵隊を2014年までにグアムに移すことが明記された。しかし米議会は海兵隊員8000人のとその家族を受け入れるために必要なグアムの基地建設にかかわる予算の削減案を可決した

    buckeye
    buckeye 2010/07/24
    日米外交を研究するコーリー・ウォレスが、不安定な日本政治を嘆く米政府の偽善ぶりを指摘するのは正しい/ 再編を計画通りに進めるにはグアム住民の支持とグアムのインフラ改善の予算を確保しなければならない