映画に自信増田さん http://asa10.eiga.com/2019/theater/all/ この中で面白いやつ教えてください スティングとニューシネマパラダイスは観に行きます
書いていたら長くなった。 先に要旨をまとめておく。 マンガ『この世界の片隅に』は前半が戦前・戦時の日常の描写、後半が主人公の心象であり「記憶」と「想像力」をめぐる物語である。他方、アニメ「この世界の片隅に」は、戦前・戦時の日常をそのまま再現・保存することにしぼられた作品であり、原作のもつ後半部分は後景に退いている。両者は別々の作品(別個の価値をもつ作品)である。 戦争小説・戦争をめぐる創作(マンガ・アニメ・映画・ドラマ・演劇…)は手法と題材を選ぶことで、何かを強調し、何かを切り捨てるので、どんな作品であっても批判は呼び起こされる。多様な書き手が多様に描くことでしかこのジレンマは解決されないのではないか。 以下は、映画・原作のネタバレが含まれている。 「暗い」「つらいから読みたくない」と「楽しくて何度も読み返したくなる」 「女性のひろば」という雑誌(共産党発行)の2017年1月号に「『この世
津原泰水(やすみ) @tsuharayasumi 『この世界の片隅に』が情報量情報量と騒がれているのを、曼荼羅めいた構造に気付かなかった俺は馬鹿、との心地好い劣等感交じりに眺めてきた。「細部にいちいち資料の裏付けがある」という意味らしいと分かってきて、落胆した。そういう観方をしてしまったら想像力で埋められた部分は悉く瑕疵となる。 2016-12-08 07:19:56 津原泰水(やすみ) @tsuharayasumi この人は何を云っているのだ? 焦土に身内と似た背恰好を見掛け、あの黒焦げは別人だった、こっちに生きていた、と希望をいだくのが「失認」? 諦めなかった人たちだけが再会を果たし、それでも残り時間は僅かな事が多かった地獄で。何にでも手持ちのレッテルを貼り付ければいいってもんじゃない。 twitter.com/pentaxxx/statu… 2016-12-08 14:01:58
11月12日に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』が話題を呼んでいる。こうの史代氏の原作漫画のアニメ化となる本作では、太平洋戦争下の日本で“普通”に生きる女性・北條すずの生活が丁寧に描かれる。 公開時点では63館という上映規模で始まったが、口コミを中心に評判が広まり、興行収入3億円を突破し今なお客足を増やし続けている。 本作を手掛けた片渕須直監督は『魔女の宅急便』の演出補などを務めた後、『アリーテ姫』や『マイマイ新子と千年の魔法』を監督したことでも知られている。 前編では、そんな片渕監督に、原作との出会いから、2010年から6年という歳月を費やし、自腹を切ってまでアニメーション映画化に全力を注いだ『この世界の片隅に』への思いについて、お話をうかがった。 ※『この世界の片隅に』作品本編のネタバレを含む内容となります 文:須賀原みち 原作者・こうの史代は「自分によく似た遠い親戚」 ──まず
映画が終わり、館内が明るくなった時、私(松浦)は右隣で観ていた老婦人が暗くなったスクリーンを見つめたまま、拭いもせずにぽろぽろと涙を流し続けているのに気が付いた。左隣は、高校か大学かの姉妹らしき2人組みだったのだが、2人とも手にハンカチを持っていて、時折目元を押さえていた。 私はといえば、(とんでもない傑作をみた)とくらくらする頭を振っていた。あらかたの涙は鼻に流れ、ぐすぐず鼻をすすっていた。 現在ロードショー公開中のアニメーション映画「この世界の片隅に」(監督:片渕須直)である。 泣ける映画だが、泣けるだけの映画ではない。笑える映画だが笑えるだけの映画でもない。ホームドラマだがホームドラマというだけでもない。迫力の戦争映画だが、戦争一辺倒というわけでもない。 その全てだ。 地味と言えば地味な映画ではある。すずという18歳の絵を描くのが好きな女性が広島から呉に嫁ぎ、戦時下を生きる。その昭和
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 いろんな媒体の映画レビューを見ても「絶賛の嵐」状態の『この世界の片隅に』。 たとえば、「Yahoo!映画」のユーザーレビューでは、 5点満点で4.57(2016年11月23日現在)と高得点を記録しており、 主だったレビューのタイトルを列記してみると、 「後世に残る、いや、残すべき大傑作!」 「劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作」 「エンドロールまで泣けた」 「ただ息を呑んで涙が溢れた」 「もしかしたら生涯で一番の作品かもしれない」 「涙が止まりませんでした」 「こうの史代の世界がそのまま実現された名作」 「普通というしあわせがここに描かれている」 「間違いなく、2016年度の邦画で一番の傑作」 「映画館出た後もずっと泣く」 など、「ほんまかいな?」というような絶賛が続く
土木学会は9月20日、2016年度の「土木学会選奨土木遺産」が決まったと発表した。選定された24件のうち、鉄道関係では「旧国鉄五新線(未成線)鉄道構造物群」などが選ばれた。 「選奨土木遺産」は2000年、土木学会が「土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資する」ことを目的に設立した認定制度。鉄道関係の構造物は「狩勝峠鉄道施設群」(北海道、2003年)や「梅小路機関車庫」(京都府、2004年)、「今福線のコンクリートアーチ橋群」(島根県、2008年)などが選ばれている。 今回選定された五新線は、和歌山線の五条駅(奈良県五條市)から奈良県南部の山岳地帯を縦断し、紀勢本線の新宮駅(和歌山県新宮市)に至る路線として計画された国鉄線。現在の五條市内である五条~阪本間のみ阪本線として着工した。しかし、過疎地を通る路線のため採算性が危惧され、国鉄は完成した路盤の一部をバス専用道に転用。鉄道として
こんにちは。本日のブログは「君の名は」という作品がテーマ。 「君の名は」に興味持てない理由 「君の名は」=「倉田てつを」な昭和世代 世代別で異なる「君の名は」 「君の名は」に興味持てない理由 はっきりいって僕はこの作品を観ていないし観たいとも思いません。だってあまりに古い作品だから。なんで今さらこんな作品が日本で話題になっているんだろう?メインキャストは話題づくりで仮面ライダーで主役を務めたイケメン俳優を起用したりアニメファンの関心を集めたいのか宮村優子をスタッフに加えたり、あまりにもあざとすぎて興ざめです。 ん?何言ってんだお前?いやいやこちらこそ何いってんのあなたたちっていうやつです。あなたたちのいっているのはこっちでしょう? www.kiminona.com 僕がいっているのはこっち。 NHKの朝の連続テレビ小説(1991年) 主演 倉田てつを、鈴木京香の作品。 「君の名は」=「倉田
気どるな、力強くめしをくえ!「大衆食堂の詩人」といわれた、後期高齢ステージ4癌男、エンテツこと遠藤哲夫のブログ。 小津映画には、食事のシーンが多いのだそうだ。『小津安二郎の食卓』(貴田庄、ちくま文庫)には、そう書いてある。 おれは、あまり小津映画を見てないが、それでも、なにしろ戦後の映画の復興期成長期に育ったのだから、何本かは映画館で見ている。それで、ことによると映画のスジも題名も思い出せなくても、登場人物が何かを食べているシーンだけが、ひょっこり頭に浮かぶことがある。 その代表格が、俳優の佐田啓二がとんかつ屋でとんかつを食べるシーンと、佐分利信がみそ汁ぶっかけめしを食べるシーンだ。 この本を読むと、佐田啓二のシーンは小津の遺作となった『秋刀魚の味』(1962年)で、佐分利信のみそ汁ぶっかけめしは『お茶漬けの味』(1952年)だ。 どちらも題名に食物の名や「味」といった言葉があるが、食事の
タイトルに違和感を持つ人は多いかもしれない。政治宣伝を意味する「プロパガンダ」と聞けば、権力者を讃える映像や音楽を嫌々に観たり聞いたりする印象が強い。そして、その映像は退屈きわまりなく、楽しいわけがないからだ。 本書を読めばその考えは一変する。ナチスはもちろん、欧米や東アジア、そして日本でかつて展開されたプロパガンダの実例が豊富に並ぶが、「プロパガンダの多くは楽しさを目指してきた」と著者は語る。銃を突きつけるよりも、エンタメ作品の中に政治的メッセージを紛れ込ませ、知らず知らずのうちに特定の方向へ誘導することこそ効果的だろうと指摘されれば、確かにその通りだ。 中でも、「プロバガンダの達人」として紹介されるのが、北朝鮮の故・金正日。北朝鮮と言えば、将軍様を讃える映画や個人崇拝の歌の数々が頭に浮かぶ。「どこが達人なんだ!」と叫びたくもなるだろうが、金正日の発言からは意外にも硬軟交えて人民を操縦し
恐山です。 みなさんは「サメ映画」と聞いて何を想像しますか? おそらくスピルバーグ監督の『JAWS』を思い浮かべたのではないでしょうか。 この映画のせいで海に入れなくなった人が続出したという、映画史に残る傑作です。 しかし、サメの恐怖を描いた映画はJAWS以外にも今なおたくさん作られています。 もしかしたら、みんなが知らない隠れ名作サメ映画があるかもしれない…… そこで今回は「本当に面白いサメ映画」を知るために Z級映画愛好家、知的風ハットさんのお宅にお邪魔してお話を伺ってきました。 知的風ハット さん(@itukayomu ) サメ映画を中心に、『メタルマン』『フロッグマン』『エイリアンvsアバター』など ほとんどの人が知らないZ級映画を観て紹介している。 別名「メタルマンの人」「人柱」 今日はよろしくお願いします。これ、おみやげです。 サメ映画が好きだからってフカヒレ好きなわけではない
2015年4月に創刊したhimagは「ライブドアブログ OF THE YEAR 2015」話題賞を受賞!8年目に入り累計記事3600本、来場者426万人、631万PVのライフログに成長しました!
このブログは今年の4月に開設したばかりだったので終戦の週にこの映像を思い出し、改めて記事として紹介してみることにしたのだ。 2015年8月10日に記事を公開してからシェアやRTにより大きな反響を呼び、さらに映像の中に1948年11月公開の映画「四十三丁目の奇蹟」のポスターが貼られていることを発見した人から1948年秋の映像ではないか?という指摘が寄せられた。 その後、クルマやスクーターなどに詳しい人からも1948年説を裏付ける情報をもらったので、元記事のタイトルや内容は変更せずに文末に新しく判明した事実を追記するカタチをとった。1946年と思って書いたので終戦直後というタイトルにしたが後に1948年と年代特定されたので終戦から3年後ということになる。 私も新橋の撮影ポイントに行ってカメラ位置を検証したり音楽PVで使われていた映像の元素材を何度も見たりしていたが、いくつかの疑問があった。 【
私たちの住む東京は、日本の首都として数多くの映画の舞台に設定され、これまでに当時の風俗や流行、社会問題といった話題を先取りした場所として描かれ続けています。 一方で高度経済成長を遂げたのち劇的に流れてゆく時代のなかでさまざまな変化を遂げてきた場所でもあります。 2020年には東京オリンピックの開催が決まり、これからも東京は新たな様相を帯びて来ることでしょう。今回は1964年の東京オリンピックを間近に控えた1960年前後の「東京」の見える名作日本映画を選んでみました。 川島雄三『女は二度生まれる』(1961)の九段下 日本映画黎明期を支えるなか、さまざまな街を舞台に映画を撮り続けたのが川島雄三という監督です。とりわけこの作品ではあらゆる男たちを虜にする芸子・小えん(若尾文子)の魅力さながら、彼女とともに昭和の九段下界隈を駆け抜けていくようなロケーションの素晴らしさに圧倒されます。 ちなみに現
こんな増田日記を見かけまして。 はじめて18禁ポルノ映画を見てきた はてなブログの人気者である青二才(id:TM2501)が、ラース・フォン・トリアーの『ニンフォマニアック』を観て、モヤモヤした感覚を味わってきたというもの。増田で書いたのはGoogleアドセンス対策らしいです。この人はいつも、あまり知識がないジャンルのものを自分の思い込みだけで長々と語るのが芸風らしいですが、「ポルノ映画ってあんな落ち着かないものなんだな!」とか「もうちょっと疲れないポルノ映画があれば、見てみたいし」などと書いているので、どうやらポルノというジャンルにもあまり明るくないらしいことがわかります。『ニンフォマニアック』はたしかに性をテーマにしていて、性描写もある18禁映画だけど、ふつう「ポルノ映画」とは言いませんよね。 (ちなみにこの人は「アダルトビデオは女を見下す快感のために観ている」みたいなことも言っていた
町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でマーティン・ルーサー・キング牧師の誹謗力闘争と血の日曜日事件を描いた映画『グローリー/明日への行進(原題:Selma)』を紹介していました。 ※映画紹介時には邦題が決まっていたかったので、原題の『セルマ』でお話されています。 (町山智浩)今日はですね、この間アカデミー賞ノミネートが発表されたんですよ。候補作が。僕、現場にいました。はい。で、その中で作品賞候補になった映画で『セルマ(Selma)』という映画についてお話します。 (赤江・山里)はい。 (町山智浩)これね、セルマっていうのはアラバマ州っていうアメリカの南部にある町の名前なんですが。そこでいまからぴったり50年前の1965年にあったですね、『血の日曜日事件』っていうのがあるんですね。それを描いた映画です。はい。で、これはマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師という長い名前の人がいま
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