株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
ドイツ中西部の都市,ゾーリンゲンといえば中世よりの刃物の町として知られている。ブッパー川沿いにあり,約15キロ南にレーヴァークーゼン,20キロ北西にデュッセルドルフが位置するという場所だ。現在でも1000社以上の刃物メーカーが活動しており,世界に名だたる刃物の本場として知れわたっている。 ゾーリンゲンの刃物産業は1147年,領主アドルフ4世がシリアから腕の良い刀鍛冶をつれてきたことに始まるという。鍛冶用の薪が豊富にとれる森林,動力源と販路拡大に重要な河川,周辺で採掘される良質の鉱石により,多くの優れた刀鍛冶職人(マイスター)が育てられた。もちろん,現在では刀剣から一般家庭用の刃物づくりへと広がっている。 日本人にとって,ゾーリンゲンの刃物で最も馴染みがある製品といえば,“ヘンケル”のキッチンばさみや爪切りだろう。デパートの台所用品や日用雑貨売場などで同社のマークを見かけたことはほとんどの方
8月4日月曜日。インターネット接続会社、ゼロの西久保愼一会長(48歳)の電話が鳴った。「昨日出てきたばかりの投資案件がある」。電話の主は、旧知の間柄であるエイチ・エス(HS)証券(本社:東京都渋谷区、澤田秀雄社長)の役員だった。 「スカイマークエアラインズが45億円増資する。10億円を筆頭株主のエイチ・アイ・エス(HIS)が引き受けるが、残る35億円の出資者を探している」。西久保氏は「引き受けましょう。全額出してもいい」と即答した。 「本当に僕でいいんですか」 2日後の水曜日までに、西久保氏が30億円を投じて発行済み株式の35.47%を保有する筆頭株主になるほか、HS証券の投資ファンドを通じてさらに5億円(5.91%)を出資する枠組みが決定。金曜日には西久保氏と澤田秀雄スカイマークエアラインズ会長(HIS社長)が昼食の席で向き合った。「本当に僕でいいんですか」と尋ねる西久保氏に澤田氏は
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