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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (9)

  • きまぐれな日々 「減税日本」は「強者への逆再分配日本」と呼ばれるべきだ

    小沢一郎に近い民主党の比例区単独選出議員16人が菅執行部に反旗を翻したことで、政局は一気に流動化したとされている。 「とされている」と書いたのは、政権与党のくだらない権力争いなんかどうでも良いと私が考えているからであって、自民党政権末期時代の「麻生降ろし」に対しても私は冷淡だった。「麻生降ろし」には、どうせ次の選挙で大敗する諸氏がいったい何やってるんだと思ったものだが、現在では同じことが民主党衆院議員諸氏に当てはまる。今回菅直人に反旗を翻した16人は、昨夜のテレビで一色清と古舘伊知郎が言っていたように、おそらく今のままだと、ほぼ全員次の総選挙で落選するだろう。だから、早く泥船から逃げ出したいのである。 そういった点では、まだ一昨年の自民党議員たちの方に誇りを感じる。彼らは、自民党公認で立候補して、堂々と散っていったからだ。現在、「小沢一郎に近い」といわれる民主党の比例区単独選出議員たちが考

  • きまぐれな日々 NHKスペシャル「借金862兆円はこうして膨らんだ」に呆れる

    mixiの「鍋党」コミュニティには、これを書いている時点で44人の方にご加入いただいた。コミュは、今のところまだ「入れものだけがある」状態でしかないが、別にROMでも何でも構わないので、お気軽に参加していただきたいとお願いする次第だ。 それにしても、昨日放送されたNHKスペシャル「借金862兆円はこうして膨らんだ」は、ひどい番組だった。財政赤字を積み上げた歴史を、旧大蔵省幹部の極秘証言録を入手したと称して、財務省の論理、財政再建厨の論理から、「これだけ『お国の借金』があるのだから、国民は社会保障切り捨てに耐えろ、消費税の大幅増税を受け入れろ」と脅迫するだけの、最低の番組だった。これほど一方的な立場からのプロパガンダに徹した「NHKスペシャル」を見た記憶は、私にはほとんどない。 八つ当たりすると、司会の城勝と首藤奈知子も最低で、城というのは政治取材23年のキャスターらしいが、はっとさせら

  • きまぐれな日々 「国民の生活が第一」なら道楽で政治をやる首相を下ろせ

    普天間基地問題に関して、考えられる限り最悪の決着を選んだ鳩山由紀夫首相に対しては、当に怒り心頭に発した。 なぜ鳩山首相はダメなのかと考えると、政治家に必要な内発性を持っていないからだろう。突き詰めれば、大富豪のお坊っちゃんの政治家が、道楽で政治をやった結果がこれだと言う他ない。鳩山首相を見ていて思い出すのが前首相の麻生太郎だ。福田康夫や安倍晋三も「○○元首相の息子」や「×元首相の孫」だが、一番鳩山由紀夫に近いのは麻生太郎だろう。大富豪には「国民の生活が第一」の政治はできない。 そう思ったから、前回のエントリでは久々に世襲政治家批判をしたが、麻生内閣発足当時とは打って変わって、反応ははかばかしくなかった。 安倍晋三や麻生太郎の世襲は許せないけれども、鳩山由紀夫の世襲は許すというのではダブルスタンダードだ。鳩山由紀夫の世襲に言及しないのであれば、安倍晋三や麻生太郎の世襲を批判する資格はない。

  • きまぐれな日々 存在価値なし! 「取り調べの可視化」にも足踏みする民主党

    私自身がブログの記事を書くのにもいまいち力が入らない状態なのに言えた筋合いではないかもしれないが、最近ネットにおける政治談義がやけに低調だ。1月の「小沢一郎 vs. 検察」では大きく盛り上がったが、小沢一郎の不起訴が報じられたあと、鳩山政権内で民社協会系政治家の力が強まって、次々ととんでもないことをやらかしているのに、かつて反安倍晋三や反自民で拳を振り上げていた人間たちは口をつぐんでいる。その間に、日政治はもう溶けてしまいそうになっている。 鳩山邦夫が自民党に離党届を出した件は、鳩山が名前を挙げた与謝野馨や舛添要一らの反応も悪く、マスメディアからも冷ややかに扱われており、鳩山に好感触を示したのは平沼赳夫(笑)だけだった。私は昨年、『kojitakenの日記』に、「鳩山邦夫 裏切りの人生」と題したエントリを公開して、当たりをとった。今回の鳩山邦夫の離党で思い出したのはこのエントリのことだ

  • きまぐれな日々 湯浅誠に対する池田信夫のみっともない嫉妬

    この年末年始、国内でもっとも注目を集めたのは、「年越し派遣村」をめぐるニュースであり、村長を務めた湯浅誠は、いまや日でもっとも注目を集めている人物の一人だろう。 当ブログは、朝日新聞がこれを大きく扱わなかったことを非難してきたが、もっと滑稽だったのは権力や御用文化人の反応である。 派遣村に集まってきた人たちに対して、「当に働こうとしている人か」と述べたのは、坂哲志総務政務官である。この発言を報じた毎日新聞の記事には、およそ270件の「はてなブックマーク」がついたが、うち33件に「これはひどい」というタグがついている。「はてブ」の3分の1に「これはひどい」のタグがつけられた城内実には(ネットの世界では)及ばないが、大顰蹙を買ったといえる。 ところが、2ちゃんねるやmixiの日記などでは、この坂発言を支持する声が多いのだという。いや、『Munchener Brucke』が採集して提示し

    bunoum
    bunoum 2009/01/09
  • きまぐれな日々 ある新自由主義者の死 ー 永田寿康が自殺

    三が日最後の昨夜、当ブログのアクセス数が突如はね上がった。新規のエントリも公開しなかった休日で、1時間あたり100件前後のアクセス数で推移していたのが、21時台に215件、22時台には480件、23時台になっても409件を記録したのだ。何事かが起きたなと思ったら、民主党の元衆議院議員・永田寿康が自殺していた。「偽メール事件」から3年弱。状態になり、昨年秋にも手首を切って自殺を図って未遂に終わったが、今度は飛び降り自殺だった。汚名返上はかなわなかった。 新自由主義者だった。東京大学工学部物理工学科を卒業したが、大蔵省を経て政界に身を転じ、若くして国会議員になった。学生時代から野心家だったに違いない。永田は衆議院議員時代、「東大生へのメッセージ」でその思想信条を述べている。以下にその一部を引用する。 ◆ 失敗した人が責任をとるということが当たり前の国にしたい ────日はどうなったらいいで

    bunoum
    bunoum 2009/01/04
    「「偽メール事件」以前には挫折を知らなかったかもしれない永田にとってはとても耐えられなかったのだろう」
  • きまぐれな日々 「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを開始します

    記事に書いた「毎日新聞叩きに反対するキャンペーン」は、2010年7月5日をもって終了しました。詳しくは下記リンク先をご覧下さい。 http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1089.html (以上、2010.10.11追記) 当ブログは、現在ネット上で盛んな「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを開始する。エントリは、そのイントロダクションだ。 エントリに先立って、「kojitakenの日記」に、「[予告]夏休み明けには「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを開始します」と題したエントリを公開したところ、これに多数のコメントと「はてなブックマーク」がついて、またもこの「裏ブログ」へのアクセス数が急増した。 当該記事URL: http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20080816/1218830696 「はてなブック

    bunoum
    bunoum 2008/08/17
    「この新聞が潰れることは、日本の言論にとって大きなマイナスであると当ブログは考えるので、今後、「毎日新聞叩き」に反対するキャンペーンを継続的に行っていく予定だ」継続的に、か…。毎日新聞がんばれ。
  • きまぐれな日々 「雑談日記」 は 「自民党TBP」 からパージされたが...

    あの品性下劣なブログ 「雑談日記」 は、ついに 「自民党TBP」 からパージされた。 「雑談日記」およびその管理人・SOBAを批判し、「自民党TBP」からのパージを宣言した 「カナダde日語」 は、一昨日(日時間10日)、昨日(同11日)の2日間で、1万件を超えるアクセスを叩き出した。遅ればせながら SOBAを非難する記事 を公開した当ブログも、昨日は今年最多の3,498件のアクセスを記録した。読者の方々がいかにSOBAを忌み嫌っているかの証左だろう。 「美しい壺日記」 の管理人・やっしゃんさんからは、裏ブログ 「kojitakenの日記」 宛に、下記のようなお叱りをいただいた。 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20080111/1199983298#c1200063677 dj19 2008/01/12 00:01 あのバーナーのせいで気分を害されてい

  • きまぐれな日々 口をつぐんだ「リベラル系」著名人たち

    誰かがやらなければならない役割というのがある。今回、浅野史郎氏はそれをやったのだと思う。 民主党が吉永小百合さんの擁立を検討しているのではないかといわれた時期があった。 今やすっかり御用ジャーナリストと化した有田芳生(ヨシフ)は、それを警戒し、先回りして民主党批判の記事を、ブログ 『酔醒漫録』 (2月18日付) に書いていた。 http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2007/02/post_cffa.html 以下引用する。 ある知人から昨夜電話で意外な話を聞いていた。その確認をする。民主党が都知事候補に吉永小百合さんを擁立しようとしていたというのだ。何人かに聞けば、たしかにそのような動きはあったようだ。小沢一郎代表が2回会ったという情報もあれば、いや構想段階で終ったとの情報もある。いずれにしても政策で選考するよりも先に知名度で有権者を投票に導こうという発想

    bunoum
    bunoum 2007/04/09
    「吉永小百合や田中康夫に限らず、今回声を挙げなかった「リベラル系」の著名人たちには、市民的勇気を全く欠いていた。」
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