木々の隙間に差し込む太陽の光(2020年2月22日撮影、資料写真)。(c)VIVEK PRAKASH / AFP 【4月29日 AFP】米国土安全保障省は28日、AFPに対し、新型コロナウイルスが太陽光によって急速に不活性化するとした研究結果をめぐる詳細の一部を公表した。実験では自然の太陽光を正確に再現したとしている。 米ホワイトハウス(White House)が先週発表した研究結果の概要には大きな期待が寄せられた一方、一部の専門家からは、より包括的な報告が公表されるまで慎重になるべきだとの声も上がっていた。 国土安全保障省のウィリアム・ブライアン(William Bryan)氏は先週の記者会見で、無孔質の表面にあるウイルスの量は、温度21~24度および湿度80%で太陽光があると、わずか2分で半減すると説明。空気中に漂うウイルスの量についても、通常の室温・湿度20%の環境に太陽光が当たると