オリンピックの聖火は、時に「ワープ」し、「きょうだい」が大勢いる。 東京オリンピックの聖火リレースタートの地・福島でスポーツ取材を担当し、2年前から「復興五輪の聖火リレー」を追いかけてきた私は、恥ずかしながら、詳しく取材するまでこの事実を知らなかった。 「そもそも聖火って何だろう」。こんな疑問を感じ、それが日々深まっていった福島県での“最初の3日間”を振り返る。 (福島放送局記者 中村拓斗) 「聖火はすべてランナーの手によって一筆書きでつながれる」。こう思っている人がおそらく大半だろう。 私も以前はそうだったが、おととし12月から去年2月にかけて発表された福島県でのルートと走行時間を見て、自分が勘違いしていたことに気付いた。 全国を4つのルートに分けて原則全ての行程を走ってトーチでつないだ前回の東京オリンピックの聖火リレーと違い、今回の聖火リレーは、各地を“飛び火”しながら巡る方式。 すべ
![WEB特集 不思議の国の聖火リレー | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9fb4db98760e8e7e8f399cb3080833e60df8416c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210408%2FK10012962281_2104081039_2104081111_01_02.jpg)