「ハイスピード」という新しいデジタルカメラのジャンルを築いたカシオ計算機が、International CES 2009開幕前日、現地時間7日に開催されたプレスイベントで、新たな「ハイスピード」カメラを披露した。正式発表ではなく、新製品をデモンストレーションするという形だったが、昨年のEX-F1公開時には登壇しなかった樫尾和雄社長がデモを行う力の入れようだった。 樫尾和雄社長 これまで、カシオのハイスピードカメラといえば、「High Speed EXILIM EX-F1」「High Speed EXILIM EX-FH20」の2モデルが存在。いずれも一眼レフライクなボディデザインに高倍率ズームを搭載した本格的なスペックのカメラだ。秒間60コマ(F1)の高速連写によって、目に見えない瞬間でさえも切り取ることができたり、ハイスピードムービーによってスーパースローの動画が撮れるといった独特の機能