米国時間8月7日に報じられた「LinuxWorld」関連ニュースの中で最も大きく扱われたのは、Microsoftの「IIS」サーバが「Apache」に「迫りつつある」という一報だろう。 だが、これは真実ではない。Apacheのシェアが落ち込んだのは、Googleが自社サーバを独自に手を加えたGoogle風Apache「Google Front End」サーバに切り替えたためだ。AJAXとサーバ側Javaをフル活用するGoogle Front Endは、ページの読み込みが高速化されている。 Linuxのシェアも、同じ理由から減少している。Googleは現在、「Goobuntu」と呼ばれる自社版「Ubuntu」をサポートしており、したがってUbuntuのシェアが落ち、他社が「追いついた」ように見えるのだ。 全体として見ると、こうした現況は好ましいものであることを忘れないでほしい。Googleは