英国の経済紙「フィナンシャル・タイムズ」は14日付で、「沈没する感覚」という見出しの特集記事を掲載したが、そこで主に扱われたのはほかでもない、韓国だった。記事では「韓国の消費者と企業は行き過ぎた負債を抱えており、米国と同じような状況にある」「韓国の問題は恐ろしいほど米国とよく似ている」などと指摘されていた。さらに「韓国の銀行は米国や英国の銀行のように世界的な信用不安で身動きが取れない状況にあり、来年6月末までに満期が到来する短期外債だけでも1750億ドル(約17兆5400億円)に達する。そのため政策立案者たちは夜中まで対策に追われている」「国民は政府の政策能力に信頼を置いておらず、それが原因で状況はさらに深刻化しつつある」などと報じた。この記事を読んだ多くの読者は、おそらく韓国に再び通貨危機が近づいているかのような印象を受けるだろう。 同紙の記事には確かに韓国政府が耳を傾けるべき内容もあ