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ブックマーク / wirelesswire.jp (18)

  • 先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち

    先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち 2023.09.11 Updated by yomoyomo on September 11, 2023, 21:53 pm JST 「テックブロ(tech bro)」という言葉があります。IT業界で働く男性を指しますが、ケンブリッジ英英辞典によると、社交性に欠けるのに自身の能力を過信する米国の若い男性という含意もあるようです。 最近、この言葉が出てくる文章で気になったものがあるので、それらの紹介から始めたいと思います。 一つはダナ・ボイドの「メタバースは未だシカトさせていただきます」です。これはメタバースがテーマの新刊を送ってきた友人に対し、メタバースには一貫して興味がないと宣言する文章なのですが、彼女の拒否反応には理由があります。彼女は初期のバーチャルリアリティー(VR)の体験者であり、2014年にはVR体験の性差にフォーカスした「Oc

    先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち
    candidus
    candidus 2024/01/14
    “社交性に欠けるのに自身の能力を過信する米国の若い男性”
  • テクノ楽観主義者からラッダイトまで

    テクノ楽観主義者からラッダイトまで 2023.10.11 Updated by yomoyomo on October 11, 2023, 12:39 pm JST 前回の「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」を書いた後に、「中央公論」2023年10月号に掲載された八田真行氏の「イーロン・マスクは一人ではない」(前半部がウェブ公開されています)を読み、イーロン・マスク、ピーター・ティール、マーク・アンドリーセンといった「シリコンバレーのテクノクラートたち」の思想を表現する「TESCREAL」という造語が紹介されているのが注意を引きました。 「TESCREAL」とは、トランスヒューマニズム(Transhumanism)、エクストリピアニズム(Extropianism)、シンギュラリタリアニズム(Singularitarianism)、宇宙主義(Cosmicism)、合理主義(R

    テクノ楽観主義者からラッダイトまで
  • 人間のために書く原稿に対してモチベーションが上がらなくなってきた

    人間のために書く原稿に対してモチベーションが上がらなくなってきた 2023.05.17 Updated by Ryo Shimizu on May 17, 2023, 09:06 am JST 売文・・・つまり、文章を書いて売る仕事を生業としてから、ちょうど30年になる。 昔は原稿料も良くて、高校生の頃には月収が親父の手取りを超えていた。 まあ世の中そんなに甘くはなく、そんな時代はほんの一瞬で、学生時代は原稿料でギリギリい繋いでいたが、つまらないことでライターの先輩の機嫌を損ねて干されたり、学園祭の準備に打ち込みすぎて働き忘れたりして、引っ越し屋のアルバイトをしたりしながらそれでもなんとか細々とでも売文は続けてきた。 文を書いて原稿料をもらう。それで生活するというのは、なかなか難しい。 僕も業が別にあったから売文を続けてこれた部分もある。 昨年、突然会社をやめることになったときは、売文

    人間のために書く原稿に対してモチベーションが上がらなくなってきた
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    candidus 2023/05/20
    長い
  • 死屍累々の人工知能PoC 生死のカギを握るのは何か - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    死屍累々の人工知能PoC 生死のカギを握るのは何か 2018.06.12 Updated by Ryo Shimizu on 6月 12, 2018, 08:44 am JST 深層学習が広く知られるようになり、産業への適用が始まってからもう5年が経過した。 日で深層学習という言葉が流行り始めたのもすでに3年前だ。 実際のところ、このブームには大きな問題があった。 深層学習以外の技術にはこれといった進展はなかったのだが、深層学習が注目を集めたことで、死に体だったAI系企業がどさくさに紛れて息を吹き返したり、少し前なら見向きもされなかったような技術にまで脚光が当たるなどして玉石混交の状態のまま、さまざまなPoC(Proof of Concept;理論検証)に膨大な資金が投じられた。 残念ながらその大半は失敗した。この失敗は極めて必然的なものである。なぜならば、失敗したPoCはほぼ例外なく、

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  • 深層学習の今のところの限界「何ができて、何ができないか?」

    深層学習の今のところの限界「何ができて、何ができないか?」 2018.01.08 Updated by Ryo Shimizu on January 8, 2018, 08:29 am JST あけましておめでとうございます。 先日、MIT Technology Reviewにこのような記事が掲載されていました。 深層学習の過大評価は危険、ウーバーAI研究所の前所長が指摘 この論文を発表したのはニューヨーク大学の心理学者のゲイリー・マーカス教授。心理学者ということで、我々情報工学の立場とはまた違う立場で深層学習にできることとできないことを分離しています。 筆者はこのニュースを見て最初は反発したのですが、原文を読んでみると現状のディープラーニングの課題についてよくまとまっているのではないかと思いましたので紹介します。原文はこちら ■ディープラーニングの限界 マーカス教授によると、ディープラー

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  • NVIDIAが規約変更によりGeForceのデータセンター利用を制限。大学などの研究活動にも大ブレーキ

    NVIDIAが規約変更によりGeForceのデータセンター利用を制限。大学などの研究活動にも大ブレーキ First Order rising 2017.12.19 Updated by Ryo Shimizu on December 19, 2017, 16:08 pm JST 深層学習分野で、NVIDIAの名を知らない者は潜りと言われても仕方がないでしょう。かつて日の新聞社で、NVIDIAを「謎の半導体メーカー」と呼んで赤っ恥をかいた人がいますが、NVIDIAなくして深層学習の研究はままならないことは間違いありません。 というのも、深層学習に不可欠な積和演算機能に優れた半導体とAPIを提供しているのが、事実上世界にNVIDIA一社しかないからです。 Intelやその他のメーカーも頑張って入るのですが、NVIDIAが持つ多数の知的財産権の前に、後塵を拝しています。 それはそれで、NVID

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  • AI生成物に著作権はあるか?田中圭一AI出現の可能性とAI専用デジタル国会図書館

    AI生成物に著作権はあるか?田中圭一AI出現の可能性とAI専用デジタル国会図書館 Copycat and copyrights 2016.12.18 Updated by Ryo Shimizu on December 18, 2016, 11:31 am JST 先日、第二回となる「新たな情報財検討委員会」が霞が関の第四合同庁舎で開催されました。 新たな情報財検討委員会は、内閣総理大臣を部長とする、政府の知的財産戦略部のもとに設置された検討委員会で、我が国における知的財産をどのように保護していくか、そしてどのようにすれば発展していくかという視点から具体的な政策方針を議論する委員会です。 この委員会で決められた方針が、関係各省庁に落とされ、実際の政府の方針として活用されることになるので、こういう場でどういう議論が行われたかということは非常に重要です。 特に最近は進歩の著しい人工知能技術

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  • 第二世代人工知能の亡霊がもたらす”AIの冬”

    第二世代人工知能の亡霊がもたらす"AIの冬" AI Winter is coming!! 2016.11.21 Updated by Ryo Shimizu on November 21, 2016, 15:49 pm JST 日立が公開した「汎用人工知能」のプロモーションビデオが日AI業界で悪い意味での注目を集めています。 このビデオでは、日立は自社で開発したAI技術「H(エイチ)」を、「汎用人工知能」と自称しています。 しかし、「汎用人工知能」は、通常、AGI(Artificial General Intelligence)の訳とされ、人工知能研究のメインストリームでは、GoogleやFacebookなどを含めて「まだ世界の誰も開発に成功していない」ものとされています。 ビデオに登場する株式会社日立製作所、研究開発グループ技師長の矢野和夫氏によれば、このH(エイチ)は、「(カスタマ

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  • ザハ女史と落ちぶれ国家日本

    ザハ女史と落ちぶれ国家日 Haha Hadid and fall of Japan 2016.04.14 Updated by Mayumi Tanimoto on April 14, 2016, 07:00 am JST 大原様 さて今回は「クール・ジャパンを超えて」(クルウジャパン)ネタに戻りましょうとのことで、先般 亡くなった建築家のザハ・ハディドさんのお話です。 ワタクシ個人としては、ザハ女史がフラッシュゴードンの悪人に見える上、大宇宙に漂うマクー空間を地球に作ってしまったことで大変な 親しみを感じており、セガール先生にポロニウムを盛られたんじゃないかと心配していました。追悼の意の意味で、宮内洋氏演じる 宇宙刑事アランを横に並べてコラを作って眺めておりますが、宮内氏を見ていますと東映スパイダーマンの動画に手が伸びてしまい仕事がはかどりません。 イギリスでザハさんは、そして彼女のよ

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  • ついに目覚めた巨人 Microsoftの逆襲 - WirelessWire News

    ついに目覚めた巨人 Microsoftの逆襲 The Empire Strikes Back 2015.05.07 Updated by Ryo Shimizu on May 7, 2015, 10:36 am JST 連休中にサンフランシスコで開催されたMicrosoftのイベント「Build 2015」から戻ってまいりました。 今回のBuildで強く感じたのは、「ついにマイクロソフトが逆襲を開始した」ということです。 これまでMicrosoftはパッとしない時代が続きました。 これまでのMicrosoftは愚鈍な牛のように見えました。 誰が求めているかいまいちわからないZUNEやWindows8という製品を発表し、Microsoftの生命線とも言えるOSのアップグレード需要を冷え込ませました。Windows8も、8.1も、誰も求めていない製品だったのです。 にも関わらず、昨年は過去最高

  • 日本でプログラマが少ない理由は正当な対価を支払わないからである - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    「日史なんかより、プログラミングを教えるべき」三木谷浩史氏と夏野剛氏が日技術者不足を嘆く この対談がテクノロジー界隈の怒りを買って大炎上しております。三木谷氏と夏野氏曰く、日史なんか教えなくていいからプログラミングを教えろ、日でプログラマが足りない理由は工学系とかプログラム系を学ぶ学生が少ないから、だそうであります。つまり、それらを学ばない若い人が悪い、ということの様です。 しかし日と欧州や北米の現場をみて来た自分からすると、お前ら一体何言ってんだということを申し上げたい。 日で通信系やIT系の技術者が増えない理由は、ずばり、それら業界がエンジニアを大事にしないからでしょう。 このブログでも再三書いていますが、欧州だと、弱小ベンダーだって日の様なデスマーチとは無縁です。就労環境の良さは比較になりません。インフォメーションアーキテクトなら年収2千万を軽く越える人だっています。

    candidus
    candidus 2015/03/04
    今回は、実にまっとうな正論をぶっている。Twitterでも、このような論を展開すれば反感は持たれないだろうに
  • 新しい働き方から落ちこぼれることを自覚していない人々 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    数年前から日では「新しい働き方」なるものが流行しています。 「新しい働き方」というものをまとめるとざっとこんな感じになります。 ・ オフィスに縛られない ・ 知識産業中心 ・ フレックスタイム制 ・ 一つの組織に縛られない ・ 自分で自分の仕事を管理する ・ 年齢や肩書きではなく能力が評価される 従来型のホワイトカラーのサラリーマンの働き方とは随分違います。毎日定時にオフィスに出勤し、在宅勤務や副業は認められず、能力がない上司が年齢が上だというだけで自分より高い給料をもらっていることに憤慨している人には、キラキラした夢の世界が羅列されています。 「新しい働き方」が可能な世界では場所にこだわらずに作業が可能ですし、顧客や同僚に常に対面で会わなくても仕事が可能です。仕事の成果に求められることは高い創造性や明確な成果であり、オフィスにいるかどうか、同僚と良い関係を作ったかどうかではあ

    candidus
    candidus 2014/12/15
    誰の文章かと思えば‥‥
  • メディアで社員を脅す社長はマフィアと同じである - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    サイバーエージェントの藤田晋社長が日経新聞電子版「経営者ブログ」に投稿した記事で、同社の退職を希望する若い現役社員に「激怒」したことが話題になっています。 この記事は様々な反響をよんでいる様ですが、ワタクシはこの記事の内容を、イギリス人やその他の国の人に紹介してみました。その反応は皆さんご想像の通りですが「はあ?」でした。 「はあ?」は当たり前です。 欧州では労働者は会社と雇用関係で結ばれているだけの関係に過ぎません。そこには情も何もなく、単なる取引関係があるに過ぎないのです。労働者は己の労働時間と技能を会社という組織、もしくは経営者に売る。会社もしくは経営者側は、提供された物に対する対価を支払う。それ以上の関係はありません。会社というのは日々の糧を稼ぐ場に過ぎません。極めてドライな関係です。労働力や己の技能を売ることは、ヤフオクで軍用糧を取引することと何ら変わらないのです。 ワタクシだ

    candidus
    candidus 2014/10/04
  • STAP細胞会見がえぐり出した日本社会の二極化 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    しつこいようですが、再びSTAP細胞会見ネタです。 あの会見からワタクシは様々なことを考え、驚き、愕然とし、失望しました。 愕然としたことの一つは、あの会見のリアクションがえぐり出した日社会の二極化であります。事実を客観的に批判できる知性のある人々と、そうではない人々です。  あの会見に関して、日のみならず、海外にいるマトモな研究者や科学者の方、経験豊富なサイエンスライターの方は、厳しい批判を繰り返しています。科学界からの質問には答えず、証拠は出さず、謝罪ばかり繰り返しているという内容は、素人目に見てもオカシイわけですから、皆さんが厳しい批判を繰り返すのは当たり前です。しかも証拠もそろっているわけです。 研究の世界の人間にとってはSTAP事件はとっくの昔に「クロ」で確定している。実験不正はともかく論文不正が否定不能なぐらい濃厚だからだ。けれども、そういう知識のない一般の人々から見ると内

  • プア充で幸せという幻想をふりまくプッシャーは林檎の夢を見るか - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    年末です。日テレビでは様々な夢物語が放送され人々を魅了するでしょう。カップ蕎麦をすすり、コンビニで買って来た中国産のお節を楽しむ人々にとって、それはドラッグです。 ここ最近の売れ筋ドラッグは貧乏でもこんなに幸せな生活が送れるというものです。 いわゆるプア充の生活はこんなに素敵、というドラッグです。 このドラッグの中には 日には様々な激安ファーストフードがあるから貧乏でも幸せだ 貧乏でも田舎に引っ越せば素敵な生活が送れるよ 貧乏でもネットさえあれば心は豊かになるんだ 貧乏なら時間があるから育児も介護もマネージできるよ 貧乏でも困った時はネットで物乞いをすればいいんだよ 貧乏はこんなに素敵なの。こんなに工夫ができるのだわ という成分が散りばめられています。 興味深いのは、このドラッグを配布するプッシャー(売人)達というのは、会社を売り払った資産家だったり、外資系企業勤務時代にたんまりと貯

  • インターネットによる中流階級の破壊をマイクロペイメントが救うか - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    HELLO I am the ghost of Troubled Joe hung by his pretty white neck some eighteen months ago 少し前に、ウェブ連載を持っていないため、何かを紹介する文章を書きたいと思っても書く場がないと某所で愚痴ったところ、(WirelessWire News プロデューサーの)竹田茂さんからそれならウチで連載やれやとお声をかけていただき、ただいろいろ雑事にかまけてそのままになっていたのですが、失恋したのを機にようやく原稿に取り組む気になったという次第です。 正直気の利いた名前も思いつかないので、連載名は Wired Vision 時代と同じとし(宣伝ですが、この当時の連載をまとめたものを達人出版会より電子書籍で販売しています)、かつてそうだったように特に専門分野を絞ることなくネット周りについて書くことにします。

  • オリンピック開会式が自虐芸なイギリス - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    オリンピックが開会いたしました。 ワタクシはその辺の庶民であり貧乏人ですから(ああ、このコラムが書籍化されてベストセラーにでもなれば金持ちになれますかね。その前にBLラノベでも書いた方が儲かりそうですが)開会式のチケットは買えませんでした。 誰が£2200もするチケットを買えたんでしょうか。謎です。 というわけで開会式は家で飲んだくれながらテレビ鑑賞していたわけです。 しかし、またやっちゃいましたね、イギリス。 普通開会式というのは「俺の国って行けてる!ウリリイイイイイ!!!」(ジョジョの奇妙な冒険のディオ様のお声でお読みください)と色々てんこもりで歌ったり踊ったりする会のはずなのですが、壮大な自虐Disり祭りミュージカルをやってくださいました。 北京の開会式は「中国でかい、凄い、偉い」という感じでしたね。。。(これが正当派といえば正当派) しかも外人には意味なネタに玄人にしかわからない渋

  • [特別寄稿]世界のエネルギーインフラを変革する、超伝導直流送電 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    現代文明は電気という便利なエネルギーに依存している。だが、電気は長距離の送電損失が大きく溜められないという欠点がある。中部大学 超伝導・持続可能エネルギー研究センターの山口作太郎教授らが進めている「超伝導直流送電」が、こうした事情を変えるかもしれない。超伝導直流送電技術で地球規模の電力網を構築すれば、エネルギーを安定供給できる可能性があるというのだ。現在、中部大学では200m級の超伝導直流送電プロトタイプを建設し、実用化に向けた研究を行っている。 どうしてこれまでの送電は、交流だったのか? ▼中部大学の200m級超伝導直流送電プロトタイプ。手前にある2つのタンク上の容器は、電源などをつなぐための端末容器。画面奥にあるタンクは液体窒素の冷却循環装置だ。 火力発電所や原子力発電所、水力発電所で作られる電気は交流で、日国内では基的に交流で送電されています(*)。さまざまな研究機関や企業で研

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