歳末なのでお世話になった人や会社にお歳暮をお届けに行ってきた。段取りが悪くて午後からあちこちを回ったので陽が傾き薄暗くなるにつれ「ま、間に合わない・・・」と焦り気味に車をギャウンギャウンとドバして行ってきた。助手席に堆く詰まれたドリップコーヒーの詰め合わせ(安物)の箱があらかた捌けた頃、お届け先リストの中でポツンと1つだけ離れた場所にある会社へ陽が暮れる前に参るためにバイパスをブッ飛ばしていたら、なんかやたら赤色回転灯を点けた白黒ツートンの車が行き交っていた。なんかあったんかなと交差点で信号待ちをしてたら、歩道の角に立ってる警官風の男性(推定30代酒豪)がこっちを凝視してるのに気付いた。Theガン見。このやろう喧嘩売ってんのかよと窓を開けて「ばーか!ちんこ!」と叫びたい衝動を抑えてこちらもその警官らしき人物を凝視した。すると彼は肩口に留めてある無線機に何某かの言葉を発して手元の、あれ、なん