新型コロナウイルスに対応する医療体制について、都道府県の想定では感染拡大のピーク時に入院患者を受け入れる病床数が全国で合わせて3万床余り必要になるとされているのに対し、実際に確保できている病床数は半数以下にとどまることが厚生労働省のまとめで分かりました。 (本文に全都道府県のデータを掲載しています) 各都道府県では、感染拡大のピーク時に入院患者を受け入れるのに必要な病床数の想定を行うとともに、実際に確保できている病床数などの情報をまとめています。 厚生労働省が、今月1日時点での全国の状況を取りまとめたところ、ピーク時に必要な病床数は合わせて3万1077床にのぼると想定されているのに対し、実際に確保できているのは1万4486床と半数以下にとどまっていることが分かりました。 想定している病床数を確保できているのは兵庫や鳥取など12の県で、それ以外の35の都道府県では想定している病床を確保できて