The Washington Postが自社のブログに書き込まれたコメントを削除したことを受け、ブログ愛好者らは米国時間20日、一斉に抗議の声を上げた。 投稿を削除する判断は19日に、washingtonpost.comのエグゼクティブエディタJim Bradyによって下された。問題になったコーナー「post.blog」は、同社の方針やデザイン、目指すべきものを議論する場として同社サイト内に用意されている。投稿が削除されたのは、post.blogのオンブズマンDeborah Howellが書いたコラムに寄せられたもの。問題が発生するまでの経緯はこうだ。まず、Howellは15日付けの記事のなかで、ロビイストJack Abramoffが関与した資金調達スキャンダルについて論じ、自身の見解を記した。その後、改めてpost.blogにコラムを投稿し、15日付の記事に自ら記した見解について、擁護し