南野夏雄「減量機械」 https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496332061202 安部公房「R62号の発明」 https://www.shinchosha.co.jp/book/112109/ すでに指摘されてるように「減量機械」は安部公房「R62号の発明」の翻案のような作品なのだが、最後の大会に出てくる司会ロボット?が「R63」であることから、そのことを作者も隠しているわけではないし、筋の大枠も違うし、それ自体は問題とは感じなかった。 ただ終盤機械が何も知らないお偉いさんを殺害するところで「ランプのついたボタンを押させるが失敗したら指を切断する」という同じような場面が双方の作品にあり、その時機械の製作者(主人公)が発するセリフがちょっと引っかかった。 「筐体にボタンがついてるでしょう」「青く光るので3秒以内に押して下さい」「ボタンを押すの
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