結婚(大分前ですけど)して変わることに、「食事」ってのはあると思います。 育ってきた環境で同じものでも、味付けが違ったり、材料が違ったり。それを受け入れたり、受け入れてもらったり。そんなことを繰り返しながら、新しい家庭の味ができていくのかもしれません。 たとえば、うちで普通に食べているきんぴらですが、結婚したら「ちくわ」と「こんにゃく」が入るようになりました。一方、正月の雑煮は醤油味で作ってくれるようになりました。お互いにあまり食べ物に注文を出す方ではないし、食べ物でわがままなことを言って相手を困らせたくないので、出てきたものをそのまま受け入れています。上で書いた雑煮はむしろ例外です(といっても日本人にとって大切な食べ物なので、わがままを言ったかもしれません)。逆に、私が作ったものも普通にそのまま受け入れてもらっています。 そういえば、結婚する前はあまり食べなかった練り物を、よく食べるよう