ブックマーク / syukan-anko.hatenablog.jp (34)

  • 無人駅で「あんタイム」、百年以上続く笹子餅 - 週刊あんこ

    新緑の5月。よもぎの美味しい季節だが、JR中央線笹子駅で途中下車した。目的は「みどりや」の笹子! もともとは甲州街道の難所笹子峠の力だが、鉄道開通と同時に笹子駅で販売を開始、駅弁とともに中央線の名物あんことなっている。 「みどりや」の創業は明治38年(1905年)。現在4代目。 木の香りがふわりと広がる経木(きょうぎ)に包まれた二口サイズ(ひと口より大きい)のよもぎだが、経木を取ると、たっぷりの粉が「ようおいでなすった」とほほ笑んでくる(そんな感じ)。 これが実に美味しい。 柔らかな杵づきのよもぎ、控えめな甘さのつぶしあんのバランスが絶妙で、小ぶりなので、あっという間に3個、4個と消える。 添加物は使っていない、創業当時から変わらない製法のため、賞味期限は翌日まで。 駅近くなのにほとんど人けがない。 10個入り(紙箱)と5個入り(包み)があり、私が迷っていると、4代目店主が

    無人駅で「あんタイム」、百年以上続く笹子餅 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2022/05/06
    糀(こうじ)の香りがふわりと来た。←変わらぬ詩人さんぶり👍
  • 25代?まさかの抹茶餡ぱふぇ - 週刊あんこ

    意外なあんこ王国・小田原編。2番バッターは「御菓子 ういろう」の喫茶室で出会った抹茶餡(まっちゃあん)をアレンジした和風ぱふぇ「涼風(すずかぜ)」である。 正直、創業が室町時代というういろうの元祖(諸説ある)なので、上生菓子や新しい和スイーツと出会えるとは思ってもみなかった。 あんことは別種の「ういろう」はどちらかと言うと苦手な世界で、とはいえその歴史に敬意を表して、「ちょっと覗いてみるか」程度の軽い気持ちだった。 天守閣を思わせる壮大な店構え。入り口をふと見ると、右手に喫茶室があり、そこに栗と白玉、それに抹茶餡などが層になっている「涼風」(税別600円)のメニュー写真が「おいで」をした。ん? まさかの流し目。まさかの出会い。クール美女の予感。 「老舗の職人が作るこだわりの逸品」とシンプルな説明も、超老舗のこだわりを感じさせる。うーん、悪くない世界。 これはべなければ・・・BGMのピアノ

    25代?まさかの抹茶餡ぱふぇ - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/09/24
    これもうっとりする職人芸😍😘「外」を「ウィ」と読むのは平安時代中期~江戸時代までに中国から入ってきた発音。そちらのお店は室町時代ですね。「外」は他の時代では「ゲ」「ガイ」と読みますからね。
  • 京都の遺伝子?大納言小豆の傑作 - 週刊あんこ

    コロナ以後、お取り寄せにもハマっているが、今回は大納言小豆ファンにはたまらない逸品をご紹介したい。 素朴と洗練が見事に融合したそのお姿を見ていただきたい。 半透明の小豆羹の中には求肥(ぎゅうひもち)が潜んでいて、私の好きな叶匠寿庵(店=市が・大津市)の「あも」と似ているが、店としてはこちらの方が歴史がはるかに古い。 光を通すと、奥ゆかしい美しさが際立っていると思う。 寒天と水飴を加えたこしあんの白濁した層とそこにボコボコと咲く大粒の小豆が迫ってくる。 ヘンな表現だが、あんこ美女に「おいで」とささやかれている、一瞬そんな妄想が起きるほど。まずは目の幸福感。 たまらない予感。 その奥の求肥にはまだたどり着けない。焦ってはいけないと言い聞かせる。 創業が文政5年(1822年)、現在7代目。関東でも超老舗の「鹿島菓匠 丸三老舗(まるさんしにせ)」の「常陸風土記(ひたちふどき)」である。 今回

    京都の遺伝子?大納言小豆の傑作 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/09/03
    週刊あんこさん、幸せな「結婚」が一番多いブログですね😁結婚賛歌、イエ~イ✌
  • 奇跡のようかん2種、栗と大納言 - 週刊あんこ

    もし2百年単位の和スイーツ番付があったら、横綱の一角は煉り羊羹(ようかん)だと思う。今回はとんでもない隠れ名店の栗羊羹と大納言羊羹を取り上げたい。くりとだいなごん。 あんこ旅では思いがけない出会いがいくつかあるが、これもその一つ。 タイムスリップしたような店構えにまず驚かされ、中に入ると、6代目だというややご高齢の店主の存在感に頭が混乱した。創業が弘化元年(1844年)とは。 栃木・佐野市の「御菓子司 大坂屋」。歴史のある街だが、時代に取り残されたような、あまりの人の少なさにローカルで和菓子屋を続ける苦労を考えてしまう(佐野プレミアムアウトレットは混み合っているが、街なかは閑散)。 百聞は一見に如かず。まずは栗羊羹(1棹 税別1500円)を見ていただきたい。 普通なら抹茶だが、意外にコーヒーも合う。猛暑なので、エアコンをかけてから、アイスコーヒー(シロップ抜き)に氷を入れ、菓子楊枝(かしよ

    奇跡のようかん2種、栗と大納言 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/08/21
    エンマ棒?思わず笑っちゃった。ところでお値段ずいぶんお得ですよね。この充実の内容で❣️ヨーロッパのスイーツはどうということないのにバカみたいに高くて呆れる事があります。
  • 炎天下のくず桜、コロナ帰省の涼 - 週刊あんこ

    かつて「西の西陣、東の桐生」とうたわれた、群馬・桐生市の和菓子屋さんで見つけた絶品「くず桜」を取り上げたい。 ローカルの奇跡というとちょっとオーバーかな。でもそのくらい。 コロナと酷暑をまとめて吹っ飛ばしたい。あんこ好きとしてはこういう時こそ一息つける水菓子と出会いたい。 水菓子。みずがし。来は果物を指すが、和菓子好きにとっては「水ようかん」や「くず桜」など夏に冷やしてべと美味しい生菓子も水菓子なのである。 その水菓子の逸品を桐生市の中心部で見つけた。 町通りに小さく店を構える「御菓子司 辰見屋(たつみや)」。セピア色が似合う古い和菓子屋さんで、歴史のある街にはこうした時間の大波に流されずに踏ん張っている古い杭のような店がある。 「辰見屋」もその一つで、タネを明かすと、たまたまの実家が桐生市で、お盆なのでお墓参りに来たついでに市内をブラ歩き中に、私のあんこセンサーにヒットした。 創

    炎天下のくず桜、コロナ帰省の涼 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/08/14
    夏に水ようかんとキンキンに冷えたスイカを食べられる限り、私はまだ生き続けよう、という2020酷暑の誓い。40度という地域もあるんだから文句言っちゃいけないけど。暑くて死ぬ。
  • 「氷あんみつ」川越vs日光二題 - 週刊あんこ

    コロナと猛暑と長雨・・・日早朝は地震アラート(誤報)のおまけ付き。 なので、さわやかに行きたい。 かき氷、それも「氷あんみつ」を二つ取り上げたい。 氷あんみつだって? 定番氷あずきのバージョンアップ版と考えてもいい。あんみつのかき氷版。和スイーツの進化はダーウィンも目を丸くするに違いない。 徳川家と関係の深い、蔵の街・川越と日光今市の甘味処カフェでたまたま見つけた「氷あんみつ」を比べたくなった。東照大権現の、いわばお膝元の氷の対決。令和・・・いや「冷和対決」と言えなくもない(笑)。 最初の一品は川越蔵通りの一角にある甘味処「土路子(とろっこ)」。「氷あんみつ」の舌代は700円(税込み)。 ここは大正9年創業「陶舗 やまわ」の直営カフェで、感心するのはあんこも自家製なこと。北海道十勝産小豆を使い、「ザラメでじっくり炊いてます。塩加減も強めにしてます」(女性スタッフ)。 かき氷はふわふわ山盛

    「氷あんみつ」川越vs日光二題 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/07/30
    ゴージャスな食べ物😍古民家利用のお店もすばらしい。ああいうところでいただきたいです。しかも人が少ない。なんという贅沢だ!
  • 「元祖冷凍」の笹餅&麩まんじゅう - 週刊あんこ

    コロナも収まりそうにないので、今回はレアな季節限定生菓子を取り上げたい。 生活クラブ生協からお取り寄せしたもの。 これがちょっと驚きだった。 夏季限定の「笹」と「麩(ふ)まんじゅう」。 無添加冷凍和菓子を初めて世に送り出した「芽吹き屋(めぶきや=阿部製粉)」の二品。 未だ感染者ゼロという奇跡の県、岩手・花巻市に店がある、ユニークな和菓子屋さん。 何がすごいかって? まだ無添加の生菓子を冷凍して販売するという発想がなかった昭和51年(1976年)、研究に研究を重ね「世界で初めて冷凍大福」をデビューさせている。フロンティア精神。 ある種コロンブスの卵かもしれない。今ではみたらし団子からおはぎまで冷凍生菓子の種類も多い(オンラインショップでも買える)。 中でも作家の林真理子さんもファンだという「くるみ大福」や「三色だんご」が目玉商品だが、私も以前、このくるみ大福を東銀座「いわて銀河プラザ」で

    「元祖冷凍」の笹餅&麩まんじゅう - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/07/16
    そっと脱がしていく喜び…🤭今度使ってみよう🎈
  • 「日光水ようかん」食べ比べてみた - 週刊あんこ

    待ってました!と、裏声で掛け声をかけたくなる。 冷た~い水ようかんの美味しい季節である。 コロナで外出制限があるが、県またぎも明日解除される。 なので、前祝い。 福井や小城市など羊羹や水ようかんの町は全国にいくつかあるが、水ようかんのレベルや質を考えると、私のイチオシは日光である。 日光東照宮への参道をブラ歩きすると、水ようかんの古い看板が7~8軒ほど見えてくる。歴史的に見ても、一か所にこれだけのようかん屋さんが密集している場所は多分、ここだけだと思う。 片っ端からべ歩きしたいが、水ようかんは日持ちがせいぜい3~5日なので、そうもいかない。悲しいかな、予算もある。 なので、今回は中でも一番古い歴史をもつ「綿半(わたはん)」(創業天明7年=1787年、写真上)と人気上位の「鬼平(きびら)」(創業大正末、写真下)を買い求めて、自宅で賞味することにした。 究極の二択、と決め打ちした。「ひしや」

    「日光水ようかん」食べ比べてみた - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/06/18
    水ようかん大好き。酒飲みなんで甘いものは全般的に苦手だけど水ようかんは特別。いや、あんこが特別かな。君が代好きじゃないのであんこを称える歌作ってもらって国歌にしてほしい。
  • 秩父の「グレイトあんこ」5種 - 週刊あんこ

    コロナで外出自粛のはずが、スチール(盗塁)してしまった。 ひょっとして夢の中の出来事かもしれない(笑)。 埼玉・秩父の老舗和菓子屋「江原店」の白い暖簾をくぐる。 「大正11年創業」(1922年)の文字がさり気ない。 入った瞬間、自家製の生菓子がシンプルに並べられていて、いい店だとわかった。2年ほど前に建て替えたようで、平屋建てで新しい。 単なる和菓子屋ではない。製餡業も営んでいて、私がかつて感動した水ようかんもここのあんこを使っているようだ。 秩父地方の郷土まんじゅう「すまんじゅう」(つぶ、こし 税込み100円)、「茶まんじゅう」(同70円)、「草もち」(同100円)、「栗どら焼き」(同150円)を買い求め、3代目ご夫とご子息の4代目とあれこれ雑談しながら、その翌日、自宅で冷たい麦茶を用意して、賞味となった。 あんこ旅みょうりに尽きる。コロナもどこかに消えている。 まずは「すまんじゅう

    秩父の「グレイトあんこ」5種 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/06/11
    反省あんこに笑いました。確かに買ったその日にいただくものですよね🎶
  • 涼!金沢の「生麩まんじゅう」 - 週刊あんこ

    コロナと暑さでときどき「わあー」と叫びたくなる。 ゴジラ一歩手前状態(笑)。危ないアブナイ。 なので、今回取り上げるのは、頭を静めるのに適した涼やかな生菓子です。 まだ遠出できないので、お取り寄せ。 慶応元年(1965年)創業、加賀麩の老舗「不室屋(ふむろや)」の「生麩まんじゅう」がターゲットです。 オンラインで注文、自宅に届いたのは2日後。 実物を見ただけで、涼風が脳内を通り抜けていく。生菓子一つで世界が変わることだってある・・・まさか? 10ケ入り(税込み2376円)。クール便(冷凍)なので、送料がプラス1045円かかる。 すぐに冷蔵庫に入れ、約4時間かけて、ゆっくりと解凍する。 みずみずしいクマ笹で三角形に包まれていて、それをていねいに取ると、主役が現れた。 笹の香りとともに、うっすらと若草色の麩まんじゅうは、宝石のようにつややかで、しかもみずみずしい。清流から抜け出てきたような印象

    涼!金沢の「生麩まんじゅう」 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/06/05
    またまた美味しそうなものを見せられてしまった!困ります😝アンテナショップに売っていないかしらね?今度銀座行ったら見てみよう😊
  • コロナも退散?初夏の「麩まんじゅう」 - 週刊あんこ

    茨城、岐阜、愛知、石川、福岡の特定警戒5県の緊急事態解除が明らかになった。 リスクはあるが、まずはめでたい。 なので、久しぶりのあんこ旅。 今回ピックアップしたのは茨城・坂東市の老舗和菓子屋「創作和菓子 すずき」。 以前から目を付けていた店。創業百年ほど。現在4代目。 そこで見つけたのが「麩まんじゅう」(税込み 160円)だった。 あんこセンサーがビビビと反応した。 想像以上の上質で、みずみずしい笹に包まれた、ある種かぐや姫の予感・・・。 中のあんこは? 「創作和菓子」と銘打っているが、バラエティーに富んだ饅頭類や大福、それに人気ナンバーワンという「かりんとまん(かりんとう饅頭)」など、いずれも小ぶりだが、歴史と上生菓子の気配がある。しかもローカル価格。心惹かれたので、それらを買い求めて、約5時間後、自宅で一人品評会を開くことにした。 何よりも賞味期限が短い「麩(ふ)まんじゅう」から。 透

    コロナも退散?初夏の「麩まんじゅう」 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/05/14
    ああ、いいですね!羨ましい😘💞
  • あやめだんごと3種のおはぎ - 週刊あんこ

    コロナで遠出できないので、とっておきの和菓子をご紹介したい。 尾張名古屋をあんこ旅していた時のこと。 串だんご好きの私に甘い情報が入った。 それが菓子屋「筒井松月(つついしょうげつ)」の「あやめだんご」だった。 ネットで調べる。正直に告白すると、それほど美味そうには見えなかった。 日暮里の羽二重団子や築地の茂助だんごなど、有名過ぎてコスパ的にはどうかな、というレベルではないか(個人的な辛口評価だが)。 私にとってこれまでべた串だんごの中でナンバーワンはかつて東京・築地にあった「福市だんご」(すでに廃業)だが、現存する中では北千住「槍かけだんご」、浅草「桃太郎」のあん団子がコスパも含めてさん然と輝いている。 期待は裏切られるためにある。 なので、過剰な期待をせずに、「筒井松月」へ。 昔からそこにある、セピア色の下町の菓子屋さんの地味な外観。 私的には好きな世界だが。 プラスティック製の

    あやめだんごと3種のおはぎ - 週刊あんこ
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    cenecio 2020/04/30
    「きれいな湧き水を思わせるこしあん」わかるわかる、私の好みはこれ!ああ食べてみたいなあ。
  • 熱海の奥座敷、ふしぎな羊羹2種 - 週刊あんこ

    あん子だってコロナが怖い。 だけど、負けない。 休業を余儀なくされている和菓子屋さんも多い。 今回取り上げるのは、熱海の老舗羊羹屋さん。 羊羹(ようかん)の名店として、知る人ぞ知る「家ときわぎ」。 創業が大正7年(1918年)、現在4代目。煉羊羹以下6種類の羊羹のレベルは高い。わらびやうぐいすなど生菓子も人気で、すぐに売り切れる。 「千と千尋の神隠し」の舞台のような宮造りの古い店舗にまず圧倒される。 コロナが猛威を振るう前に訪ねたが、ここで見つけたのが、屋号をそのまま使った「常盤木(ときわぎ)」(6入り 税込み600円)だった。 スティック状にした羊羹だが、わざと自然乾燥させていて、そのために表面が白く糖化している。 これがたまらない。 あの「羊羹の町」佐賀・小城市の「むかし羊羹」を思わせる珍品で、昔ながらの煉り羊羹のDNAを感じさせるもの、だと思う。 4代目のアイデアのようで、

    熱海の奥座敷、ふしぎな羊羹2種 - 週刊あんこ
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    cenecio 2020/04/23
    建物、パッケージとも最高👍コロナが収まり早くあんこ開拓の旅に出られるといいですね❢
  • 参道の神の手「草だんご」 - 週刊あんこ

    「草だんご」と言えば、関東では寅さんの柴又があまりに有名だが、世の中は広い。あんこの世界も広い。視点を変えれば、宇宙より広い・・・かもしれない。 柴又帝釈天や西新井大師の草だんごはつぶあんを別盛にしているが、ここのは一個一個こしあんで丁寧に包んであった。地味だが、志が高いと思う。 そのこしあんのみずみずしいこと。上質のしっとり感。舌触りが心地よい。 水飴も加えているのか、少しねっとりとしていて、北海道産えりも小豆のきれいな風味と抑えられた甘み(上白糖使用)が、観光地とは思えない美味さだった。意外な出会いとしか言いようがない。 ほんのりと塩気も効いていて、「いい塩梅」の文字が隠れている。それがヨモギ(上新粉使用)の柔らかな感触とよく合っていた。 きなこの美味さも付け加えておきたい。 私が追い求める1+1=3の世界で、奈良・葛城市にある「中将(よもぎ)」と比較したくなったほど。 あっ、い

    参道の神の手「草だんご」 - 週刊あんこ
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    cenecio 2020/03/17
    うまそう〜〜😻😻😻遠いので残念😉
  • 東京vs福井「冬の水ようかん」 - 週刊あんこ

    水ようかんは夏に楽しむもの、とは限らない。 福井などでは、こたつに入って、冷たい水ようかんを楽しむ風習があるし、秩父にも明治・大正から「黒糖水ようかん」を細々と作り続けている店がある。 とはいえ、一般的には冬の水ようかんは極めて珍しい。 寒風のなか、8代将軍・徳川吉宗ゆかりの飛鳥山公園周辺をブラ歩き中に、古い甘味処で面白い水ようかんと出会った。たまたま見つけた不思議系の水ようかん。 それがこれ。 寒夜に小さなお月様がぼんやり浮かんでいるようだな、というのが第一印象だった。 王子稲荷神社から近い「石鍋商店(いしなべしょうてん)」の「音無しの雫(おとなしのしずく)」である。ネーミングがちょっと凝りすぎ(?)・・・だが、生菓子の伝統からは外れていない。 ここは久寿(くずもち)でも知られる老舗でもある。創業が明治20年(1888年)で、もともとは寒天なども売るこんにゃく屋さんだったらしい。 たま

    東京vs福井「冬の水ようかん」 - 週刊あんこ
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    cenecio 2020/01/09
    食べた~い❢コメント欄に続きます。
  • 「あんこ初め」北海道vs埼玉 - 週刊あんこ

    令和2年。明けましておめでとうございます。 元旦なので、あんこ作り、してみました(拍手パラパラ)。 北海道産えりも小豆(750グラム)とてん菜(北海道産)のグラニュー糖(700グラム)を用意し、合計約1時間半かけて、ようやく出来上がりました。 仕上がったのがこれ。 渋切りは1回、途中2度ほど水差しをしました。 その過程は写真で。プロではないので、おおざっぱな作りです。このへんはご容赦ください(笑)。 今回はもう一つ、10日ほど前にもあんこを作ってます。 こちらは埼玉産の大粒小豆を使用、砂糖は上白糖です。それぞれ700グラム、700グラム。最後に塩を小匙一つ。甘めに仕上げました。 朝はトーストにし(べ過ぎたので)、2種類のあんこをべ比べすることにしました。有機コーヒーと生活クラブの牛乳も用意し、あんなモーニング、と洒落込んだつもりです。 あっ、どちらもつぶあんです。 右が北海道産、

    「あんこ初め」北海道vs埼玉 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2020/01/02
    あけおめでございます。いやあさすがです、とってもおいしそう!今年も道を究めますね!私は白いお餅にはこしあん、これが最高だと思っていました。あんこの世界は深いのでしょうね。
  • 「あんこの5G」食べ比べ - 週刊あんこ

    6年ほど前のこと、雑誌「ブルータス」のあんこ特集で、たまたま備中白小豆を使った見事な白い羊羹を紹介していた。 希少な「白いダイヤ」備中白小豆を使った羊羹なんて聞いたことがない。 大阪・北浜の老舗和菓子屋「菊壽堂義信(きくじゅどうよしのぶ」の逸品だった。 そのことをすっかり忘れていたが、京都に行った際に、甘い夢の記憶がよみがえり、北浜まで足を延ばした。 だが、シーズン少し前で、ゲットすることができなかった。 救う神あり。目の前に強力なピンチヒッターが現れた。 それがこれ。5種類のあんこの塊「高麗(こうらいもち)」(税込み750円)。私流に表現すると、5Gあんこ(笑)。GはグレイトのG。 「菊壽堂義信」は創業が江戸時代初期で、現在は17代目というスーパー老舗。18代目の息子さんも生菓子作りに励んでいる。大阪大空襲などで古文書が紛失し、残っているのは天保年間からの記録のみという。 清楚な店構え

    「あんこの5G」食べ比べ - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2019/12/26
    おもしろいものを見せていただきました。あんこの世界って限り無く広いことがやっとわかりました。
  • 不思議系「あんみつドーナツ」 - 週刊あんこ

    忘年会の帰り、不思議なドーナツパンに出会った。 大正7年創業、東京・池袋界隈では知らない人はいない? 「タカセ池袋店」でのこと。 1階がベーカリーと洋菓子で、2階は喫茶店、3階はレストラン、9階がラウンジというどこか懐かしいレトロなタカセビルの前を通ったとき、自家製あん使用「あんパン」の文字が目に入った。 以前、パン好きイラストレーターの友人が、ここのあんパンが「懐かしくて、涙が出るほど美味い」と言ってたことを思い出した。うつ病気味の、40過ぎても独身の、針金のように痩せた男だった。個性的なイラストが面白かったので、何度か一緒に仕事をしたが、最後まで心を開くまでにはいかなかった。 時間がクロスする。 ついつい惹かれるようにパンコーナーに行くと、「北海道産小豆使用、自家製あん」の表記とともに、あんこを使った美味そうなパンが5~6種類、私に向けて甘いレーザービームを送ってきた。 どれにしよう

    不思議系「あんみつドーナツ」 - 週刊あんこ
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    cenecio 2019/12/12
    すごいコアな世界ですね。行ってみよ!
  • 赤門前のヘビー級「栗蒸し羊羹」 - 週刊あんこ

    栗蒸し羊羹(くりむしようかん)のメチャ美味しい季節、である。 これまで上質の味わいの栗蒸し羊羹をいくつかべてきたつもりだが、今回のものは大相撲で言うと「東のはみだし大関級」(なんてありかな)、ボクシングやプロレスに例えると、「ヘビー級ランカー」ではないだろうか。 洗練というより、晩秋の紅葉を背景にそのまんまずっしりと押し出てきたような感じ。 とにかく見ていただきたい。 風流な竹皮など入る余地もない。 デカすぎて、竹皮では収まらない(?)ので、サランラップで包まれたそのお姿は、ついボブ・サップを連想してしまったほど。栗入りのボブ・サップ(ハズしてるかも?) 東大赤門前に暖簾を下げる「御菓子処 扇屋(おおぎや)」の逸品。1棹が1500円(税込み)。 季節の生菓子やカステーラでも知られた店である。創業が昭和25年(1950年)。当主は2代目。3代目も修業中とか。 家に持ち帰って、翌日の賞味とな

    赤門前のヘビー級「栗蒸し羊羹」 - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2019/12/05
    ボブ・サップ🤣🤣🤣ハズしてませんよ
  • 豆大福「東の横綱級」食べる - 週刊あんこ

    豆大福の美味しい季節である。 表参道に行ったついでに、「原宿瑞穂」(はらじゅくみずほ)まで足を延ばすことにした。 このあたりから青山にかけては「まめ」や「青山紅谷」など、レベルの高い豆大福を作っている和菓子屋さんが多い(「菊家」は残念ながら作っていない)。 「原宿瑞穂」はほとんど豆大福一勝負で、昭和56年(1981年)創業以来、原宿という場所で、この細い一道を歩き続けているのがすごい。 ここまで豆大福に徹しているのは、東京三大豆大福(ほかに群林堂と松島屋)の中でもこの「瑞穂」だけ。きわめて珍しいお店だと思う(しばらく前から少しだけ最中も作っているが)。 よく考えてみたら、約10年ぶりの訪問だった。 売り切れが心配だったので、速足で午前中に到着した。 たまたまなのか行列はなく、女性客が二人だけだった。ラッキー、と考えることにした。(護国寺「群林堂」ほどの行列はない) 店構えは10年前と同

    豆大福「東の横綱級」食べる - 週刊あんこ
    cenecio
    cenecio 2019/11/21
    いやあマジでよだれが出ます。いつもなんですけど文章がお上手です💮💞