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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (41)

  • 統一協会の関連媒体へ記事を掲載させている政治家や研究者は反省してほしい - 法華狼の日記

    いまだ与党の重鎮議員として影響力をもっている安倍晋三氏がイベントで演説をおこなったりと、ここ最近に統一協会*1の話題を見かけるようになった。 dailycult.blogspot.com 9月12日、韓国の教団施設から全世界に配信された統一教会(天の父母様聖会世界・世界平和統一家庭連合)フロント組織『天宙平和連合(UPF)』の大規模集会に安倍晋三前内閣総理大臣がリモート登壇し、教団最高権力者・韓鶴子に阿る基調演説を行った。 よく表現関係で話題になる与党議員の山田太郎氏も、知ってか知らずか統一教会フロント団体のイベントに参加していたことが話題になっていた。 セミナーの案内を見たら、日側登壇者として、音喜多駿氏のみならず山田太郎氏の名前もありますね。https://t.co/qjJaWLpetg pic.twitter.com/waWGLscBgV— 若林 宣 (@t_wak) 2021年9

    統一協会の関連媒体へ記事を掲載させている政治家や研究者は反省してほしい - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2022/07/14
  • たしかに世田谷区は新型コロナ感染者数が最多かもしれないが、それだけで区長が最悪という評価は間違っている - 法華狼の日記

    維新の会で区議の稗島進氏と参議員の音喜多駿氏が、世田谷区のPCR検査拡充政策をコストのわりに効果がないかのように批判していた。 5億円以上の税金を使い、発見できた陽性者はわずか27名(!)。世田谷区長の思いつきPCR検査拡充がいかに刹那的で無惨だったか維新・ひえしま区議(行革110番会派)の質疑で明らかに。環境整備もないむやみな検査拡充が招く帰結は明らかであり、国や他の自治体もこのような失政を真似てはなりません。 https://t.co/GhihE3T9lL— 音喜多 駿💉💉(参議院議員 / 東京都選出) (@otokita) 2021年9月18日 5億円以上の税金を使い、発見できた陽性者はわずか27名(!)。世田谷区長の思いつきPCR検査拡充がいかに刹那的で無惨だったか維新・ひえしま区議(行革110番会派)の質疑で明らかに。環境整備もないむやみな検査拡充が招く帰結は明らかであり、国

    たしかに世田谷区は新型コロナ感染者数が最多かもしれないが、それだけで区長が最悪という評価は間違っている - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2021/09/23
    自治体ガチャが当然で政府や都をあてにせずに自治体独自に頑張らなければならないという事にしてしまうと、感染対策としてはダメなのでは/隣の区が失敗して蔓延したら、自分らの区が幾ら頑張っても影響を受ける訳で
  • 過去の作品を現代の価値観で位置づけることを否定するなら、『風と共に去りぬ』という映画そのものが否定されるのでは - 法華狼の日記

    まず、黒人差別抗議運動を受けて、米国の映像配信サイトで映画『風と共に去りぬ』がいったんとりさげられるという報道があった。 米動画サービスが『風と共に去りぬ』配信停止 人種差別理由に 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News 南北戦争を舞台にした1939年公開の同作はアカデミー賞(Academy Awards)9部門を受賞し、インフレを考慮した興行収益で歴代トップに君臨する歴史大作だが、奴隷が不満を言わず、また奴隷所有者が英雄のように描かれているという部分は批判の的にもなっている。 『風と共に去りぬ』は自由奔放な女性を主軸にした先進的なドラマだが*1、黒人が奴隷階級におかれている社会をうたがいはしない。 たとえ個々の黒人は善良と描写したり、白人男性へ批判的な観点もあっても、社会の構造そのものを批判できなければ、むしろ社会のありようは強く固定されてしまう。たとえば現場の独断による奮闘だけで

    過去の作品を現代の価値観で位置づけることを否定するなら、『風と共に去りぬ』という映画そのものが否定されるのでは - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2020/06/12
    逆に映画化の時点で表現が和らげられているからこそ、奴隷制度美化という点に気付きにくい。南部の奴隷制度の実態やKKKの知識がないとうっかり勘違いしそうなので、解説をつけて再公開というやり方は良い方法だと思う
  • 十年以上前に日本大使館でのウィーン条約の適用が問題になったことを思い出した件について - 法華狼の日記

    2002年の在中国領事館でのこと。現在でもインターネットで確認できる記事として、日政府の弱腰を批判していた赤旗から紹介する*1。 中国、日公館内で拘束/日側抗議 北朝鮮の5人引き渡し要求 中国遼寧省瀋陽市の日総領事館で八日午後、北朝鮮から脱出してきたとみられる五人の市民が駆け込みをはかり、うち三人が警備の武装警官に取り押さえられ、総領事館の構内に入った二人も追ってきた警官に連れ去られた事件で、現在、五人は身元確認のため中国側の取り調べを受けています。中国側の警官が総領事館構内に入ったことについて、高橋邦夫駐中国公使は同日夕、中国外務省の邱紹芳領事局副局長にたいし、公館の不可侵を定めた「領事関係に関するウィーン条約違反」であり、「非常に遺憾」と抗議し、「関係者の速やかな引き渡し」を求めました。 一方、中国外務省の孔泉報道官は九日の定例記者会見で、「現在の世界的な反テロリズムの背景」の

    十年以上前に日本大使館でのウィーン条約の適用が問題になったことを思い出した件について - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2017/01/09
    今でも亡命者が駆け込んできたら普通に引き渡すんじゃないかと思う。抗議するポーズだけ見せて/政府関係者が杉原千畝氏の持ち上げをする図々しさと厚顔さには心底呆れる
  • なぜスタジオジブリは男性監督ばかりなのか?と海外メディアに問われた西村義明プロデューサーの回答が最悪 - 法華狼の日記

    発端は、英国紙のガーディアンがスタジオジブリ後継者を論じる記事に、西村PDがよせたコメント。 'Women are realistic, men idealistic': Studio Ghibli on why a director's gender matters | Film | The Guardian 下記のNAVERまとめで国内外の批判とともにまとめられているが、信じられない思いしかない。 スタジオジブリが性差別的な発言を英紙インタビューでしてしまい、他の英紙にも報じられてしまってる件 - NAVER まとめ Will Ghibli ever employ a female director? Nishimura fields this question. “It depends on what kind of a film it would be. Unlike live a

    なぜスタジオジブリは男性監督ばかりなのか?と海外メディアに問われた西村義明プロデューサーの回答が最悪 - 法華狼の日記
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    cham_a 2016/06/10
  • 『ソイレント・グリーン』 - 法華狼の日記

    1973年のアメリカ映画SF小説『人間がいっぱい』を原案とし、人工糧ソイレント・グリーンという設定から独自の謎解きを展開。限界をむかえた未来社会を舞台としたSF映画として完成した。 編の演出は特に目を引くほどではなく、アクションももたついているが、冒頭の導入や結末の閉じ方は今見ても新鮮。人類文明の記録写真をこきざみに切りかえて、未来社会が成立した経過を、台詞を使わず説明していく。 ほとんど特撮を使わずに日常風景を暗黒の未来社会として描く手法は、1965年の『アルファヴィル』、1966年の『華氏451度』、1968年の『ウルトラセブン』「第四惑星の悪夢」、1972年の『惑星ソラリス』等々の作品群につらなる。しかし先行作が特異な構図や情景で異世界観を演出していたことに対し、この作品は現実を延長することで、終わりなき停滞を描いている。 人種間の壁が消滅したり、コードレス電話が地味に登場した

    『ソイレント・グリーン』 - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2013/08/08
    「遺作となったエドワード=ロビンソン」「ほとんど聴力を失っていたゆえにカット指示が聞こえず演技をつづけたりする失敗」遺作とは知らなかった
  • 高校日本史の授業でハングルを教えていた教師が県教委から指導された報道について - 法華狼の日記

    一般論として、日史を学ぶ際に深く関連する言語を学べば便利とはいえる。 たとえば名古屋大学教養教育院の朝鮮・韓国語ガイダンスでは、関係が深い専門分野に「日史」の名もあげられ、必須でこそないが「有用」と説明されている。 –¼ŒÃ‰®‘åŠw‹³—{‹³ˆç‰@�F’©‘N�EŠØ�‘Œê‰È 朝鮮・韓国語と関係の深い専門分野としては、考古学、日史、東洋史、東洋哲学、経済学政治学、国際関係学、言語学などがあります。これらの分野を専攻したい人にとって、朝鮮・韓国語の知識が必須というわけではありませんが、身につけておけば有用でしょう。 むろんハングルを高校日史で使う機会は少ないだろうとは思うが、日が朝鮮半島を植民地化した歴史にからんでふれる機会と意義がある文字とはいえよう。身近に感じる方法論として、大きな誤りとは思えない。 それでも件の教師は県教委から指導を受けた。学生の興味を引こうとす

    高校日本史の授業でハングルを教えていた教師が県教委から指導された報道について - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2011/08/26
    「非専門家でも否定論者は多くないと思っていたのだが……むしろ指導した県教委側が「一方的」と解釈した根拠の「多様な考え方」を知りたい」ここでは「虐殺はなかった説」も高校で教えてるんだろうか
  • 『サザエさん』の「韓流サブリミナル」は、そう思い込む側の問題 - 法華狼の日記

    何度となく最近に主張されている『サザエさん』の描写は、批判されるべきものとは全く思えない。宣伝というには描写が弱いし、作品の価値を損ねているとも考えにくい。 http://blog.livedoor.jp/funs/archives/51969707.html 390 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2011/03/20(日) 19:13:51.82 id:y9cx347K0 さっきの放送で、花沢部屋のポスターにDBSKって書いてあるアイドル5人組のポスターがあった。 あれ韓国アイドルの東方神起(DongBangShinKi)の事なんだけど・・・。 誰かキャプ頼む。 2:名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/03/20(日) 19:39:27.29id:Y08UamXc0 花澤なら仕方ない 8:名無しさん@涙目です。(沖縄県):2011/03/20(日) 19:40:30.00

    『サザエさん』の「韓流サブリミナル」は、そう思い込む側の問題 - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2011/08/25
    かつてあったオウム真理教モブキャラ事件も「マズいけど、これただのよくあるお遊びじゃ…サブリミナルって」って反応だったのになあ/マンガに出て来る本棚の本を探して読むというのをやってた時期があったが洗脳さ
  • 橋下徹弁護士は自分がしないことを他人に求める - 法華狼の日記

    近年に日で国旗国歌法が制定された時、強制にはつなげないと答弁されてもいた。後に参議院でも、音楽授業等で「児童生徒の良心の自由にかかわっていく、あるいは内心の自由の表明についてそれを評価していくというようなことは適切ではないものと考えている」と御手洗康政府委員が答弁している。 そういう制定の歴史を知った上で橋下府知事のツイート一連を読むと、日ではない別の国の話をしているような気になってくる。 よく調べてもいない段階で他の弁護士を批難して懲戒請求を扇動までした弁護士が、「単なるルール違反の実力行使」を批判するようになるとは思わなかった。 ただ、表現の自由として主張する過程に、「世の中に訴え」という言葉が入っているところは少し興味深い。児童の選択に対して理由がなければ諭すと主張していることと合わせて、自由や権利には多数派の承認が必要と考えている可能性をうかがわせる。 あえて極論で返すなら、教

    橋下徹弁護士は自分がしないことを他人に求める - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2011/05/25
    「多数派の気に入らない行動を取るなら自由や権利は制限されても自己責任」と思ってる人間は実は結構いそうでコワい
  • 『ナチスが最も恐れた男』 - 法華狼の日記

    2008年にノルウェーで作られた第二次世界大戦映画。レジスタンスの一員として活躍したマックス・マヌスを主人公にすえて、北欧での知られざる反ナチス活動を描く。 http://gyao.yahoo.co.jp/p/00867/v00119/ GYAOで無料配信していたので視聴してみたのだが、悪くない。今後もこういう劇場未公開な埋もれた傑作を配信してほしい。 物語は比較的に単純。フィンランドで対ロシア戦を行った記憶をかかえつつも、主人公達は反ナチスのビラを印刷してばらまいたり、当初は思いつきめいた活動ばかり描かれる。 主人公も温和な顔つきの俳優が演じ、若者らしい反抗気分としてのレジスタンスが描写される。映像も緊張感がほとんどなく、市街地のロケも最近の都市を撮影している雰囲気が画面にただよう。ロシアやナチスによる暴虐すら画面で描かれない。 しかしナチスに踏み込まれた主人公が窓から飛び降りた場面から

    『ナチスが最も恐れた男』 - 法華狼の日記
  • 焼夷弾が空中着火する謎 - 法華狼の日記

    以前に紹介した片渕須直監督コラムは、次の回もオーラルヒストリーと史実との関連性をとりあげていた。ふたたび興味深い部分を引用させてもらう。 WEBアニメスタイル | β運動の岸辺で[片渕須直]第49回 誰だって、1ヶ所くらいは勝ちたい気持ちあるじゃん 絵コンテで背景の場所があいまいになっていたところには、思いつく範囲で実在の場所を描きたかった。沼袋から見える中野方向は家がどれくらい焼けてるのだろうか、と戦災図をなめ回したりもした。ついつい、この辺では水が見えるといいだろうなあ、などと不忍の池のほとりだかを描いてしまったのだが、上がってきた背景では、池が土で埋まって稲が植えてあった。小林七郎さんの添え書きがあって、「不忍の池は戦時中は田んぼになっていました」とあった。やはり、当時のことを直接に知る方にはかなわない。 コラムでくわしく説明されているが、小林七郎氏は1932年生まれのベテラン美術監

    焼夷弾が空中着火する謎 - 法華狼の日記
  • 『ホロコーストを生きのびて〜シンドラーとユダヤ人 真実の物語〜』 - 法華狼の日記

    このNHKで放映されたドキュメンタリーは、映画『シンドラーのリスト』から再現映像を引きつつも、ユダヤ人を救ったシンドラー個人を単純に賛美することが主題ではない。 ドキュメンタリーが描くのは、ユダヤ人が救われた背景には、ユダヤ人側や収容所側の思惑もあったこと。そして英雄的な行動で救われたはずのシンドラーとユダヤ人が、戦後にたどり直面した苦難の道を描くこと。 『シンドラーのリスト』でも描かれたプワシュフ収容所アーモン・ゲート所長は、前線に送られたくない意図で収容所を存続させようとし、シンドラーは実業家として工場の維持を目指し、ユダヤ人は生存のため工場で武器を作ることを提案した。 そして終戦により助かったはずのユダヤ人たちがポーランドに帰還した時、かつての住居は奪われていた。ある者は居住者に殺され、ある者は反ユダヤの暴動が起きていると忠告され、世界中から歓迎されると思っていた期待を打ち砕かれた。

    『ホロコーストを生きのびて〜シンドラーとユダヤ人 真実の物語〜』 - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2010/08/19
    シンドラーに助けられたユダヤ人が「彼にはユダヤ人への差別意識があった」と証言してたドキュメンタリーも昔見た事がある/樹村みのりが自ら「カポ」となる事を選んだ主人公を描いた短編は印象的だったなあ…
  • 過去は生きている〜従軍慰安婦論争を例にして〜 - 法華狼の日記

    前エントリ*1では「かつての支持層や中立を標榜する層」と表現したが、正直な感覚をいえば、わざわざ個別の層に別ける必要性はあまり感じていない。 あくまで個人的な観測範囲の話だが、在特会に言及しつつ相対化をはかろうとする層は、たいてい数年前には嫌韓流と同程度の誤謬を主張したり支持していた層である率が高い。 一例として、数年前に有名だったブログから該当するエントリを示しておこう。 25 o'clock 久しぶりの更新のお知らせ*2 ・あからさまな排外主義、民族主義を打ち出す団体が出てきて、同じに見られるのが苦痛になった(ex.在日特権を許さない市民の会、維新政党新風など) 特に、最後に名指しした団体。 当ブログの読者は彼らの支援者も多かったと思われますが、私は彼らには全くシンパシーを感じません。 というか、大嫌いです。 彼らの言動や行動を見て「こいつら狂ってるな」と感じない人は、はっきり言って朝

    過去は生きている〜従軍慰安婦論争を例にして〜 - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2010/08/13
    「前借金等の拘束、人身売買、騙しによる募集、若年者の売春」今でも横行してるんじゃなかろうか/だから勘違いしてるのも多いのかもしれない/「現代でも借金返せなかったらソープに行かされたりするし」とか
  • 『ダーリンは外国人 with BABY』がボーダーラインで危なっかしい - 法華狼の日記

    語学オタクの外国人トニー・ラズロと、マンガ家の小栗左多理の日々を描くマンガ『ダーリンは外国人』シリーズ。トニーの語学知識は興味深いし、個人的にエッセイマンガの類いも好きなので、ごく普通に娯楽として楽しんいる。 その夫妊娠し、出産を経て、育児を始めるまでを描いた今作。あいかわらず楽しく読めたのだが、いくつか危ういところも感じてしまった。 と学会などが用いている「トンデモ」は、来は作者の意図によらず笑えるものを指す。必ずしも批判的な意味とは限らない。『ダーリンは外国人』シリーズの今作は、笑える夫婦関係と、笑えない育児生活のボーダーラインに立っている。 もともとトニー・ラズロは相当な変人だ。 マンガを描いている小栗左多理自身が「やっぱり国籍というより個人の性格なんだなあ」*1と語っているくらい。マンガで誇張されているだろうとはいえ、かなり奇妙なこだわりが多い。トニー自身がライターとして担当

    『ダーリンは外国人 with BABY』がボーダーラインで危なっかしい - 法華狼の日記
  • その国旗に風穴を開けろ! - 法華狼の日記

    いや、まず何の話かというと、先々週ごろのNHK総合深夜で、BSドキュメンタリーを地上波放映していたわけ。 主題は、東欧各国の共産主義体制がソ連崩壊にともない終焉してから、資主義国家として再生しようとしている現在までの姿。ポーランド、ルーマニア、チェコスロバキア、東ドイツ、等の国々が、いまだに癒せぬ傷をかかえながら日々を生きていく姿が写し撮られていた。 民主革命の熱気はすぎさり、産業の遅れで失業率が高く、前政権時代の情報開示も進まない社会。民主革命の中核から前線までになった人々が、過去から現在までをおのおのの目線でふりかえる。 たとえば、社会主義体制崩壊によりナショナリズムが勃興し、ビロード離婚*1したスロバキアは、旧ソ連へ歩調を合わせようとしてEU加盟が遅れた。このいかにも「歴史の皮肉」という言葉が当てはまりそうな出来事に対しても、スロバキアの民主化運動者からは否定意見が出されたりする。

    その国旗に風穴を開けろ! - 法華狼の日記
  • NaokiTakahashi氏の誤読 - 法華狼の日記

    ……というか、きちんと読まれてすらいないような。 はてなブックマーク - 実は全て同じ話 - 法華狼の日記 NaokiTakahashi 製作意図と作品内容とは別問題だろうに。その切り分けさえ出来ない発想が貧困すぎる/日のパロディ裁判に何を期待しているのか。切り分けの微妙さが際立つだけ。「かなり厳しい」なんて評価がつくこと自体が…… 2009/06/28 発言の後者はいい。期待するべきというより、現状について書いておくべきという意図だったが、ともかくNaokiTakahashi氏の考えは了解できたつもり。 問題は、発言の前者。 実際のエントリでは下記のように書いた。 実は全て同じ話 - 法華狼の日記 しかしこのような意識で制作された作品であっても、極まれに制作者の意図を超えた主題を獲得できるのが、表現というものの面白さだとも思っている。 作者自身が語ったことと作品との差違は、マンガ『ヘタ

    NaokiTakahashi氏の誤読 - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2009/07/01
    「反戦のために残酷描写に力入れました!」と強調するバホやんに「そーか?ホントーにそーか?」と入れる突っ込みとか/そういう問題かな
  • id:furukatsuは、戦う気がないなら消去するべきである - 法華狼の日記

    端的な感想として。下記の比喩が象徴している。 革命的非モテ同盟跡地 たとえば、ある程度小さい子供を持つ親ならば、隣の家に住む28歳の独身男性労働者のfさん(仮名)が山と積まれたエロゲーやエロマンガ(ロリモノが多い)やエロ同人誌に囲まれて暮らしているということを知ったならば、おそれおののくでしょうし、死んでくれと思うかもしれません。下手すれば、地元のスクールガードの皆様のところに手配書が回って要監視対象にされてしまいます。 ここで、この28歳の独身男性のfさん(仮名)が、必死にエロゲーやエロマンガの芸術性や哲学的な解釈やLOの意見広告*5的なことを述べて申し開きをしたところで、余計にキモいと思われて、マジ死んでくれと思われるに違いありません。正直、fさん(仮名)は生きていて申し訳ない気持ちでいっぱいです。 たしかに、エロゲーをめぐる全体の議論は『レイプレイ』という作品に端を発している。しかし

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    cham_a 2009/06/19
  • 『映画「靖国」上映中止をめぐる大議論』を読む - 法華狼の日記

    2008年6月23日初版、創出版から発行された新書サイズの一冊。ドキュメンタリー映画『靖国 YASUKUNI』をめぐり、様々な映像関係者、報道関係者、知識人が文章を寄せている。 作品への様々な攻撃から自主規制まではもちろん、映画内容の評価、映画配給形態への批判まで、幅広い議論が手堅くまとまっている。 別媒体で発表された情報や指摘が半分をしめており、問題を熱心に追っていた者にとって新味は少ないかもしれないが*1、一読には値すると思うし再読にも耐える。薄い小冊子なので、以下に書いた紹介を読まずとも、興味があれば実際に目を通してほしい。 まず興味深いのが、上映自粛に至った経緯への多角的な指摘。様々な映画人が経験から上映自粛に至った経緯を検証しており、それぞれ単独でも面白いのに、読み合わせることで表現することの困難さや対処法が立体的に描き出される。 最初に、月刊誌『創』編集長の篠田博之が、自粛の経

    『映画「靖国」上映中止をめぐる大議論』を読む - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2009/06/13
    ドキュメンタリーを「客観的な事実」が描かれている・べきと思い込んで観る方が問題なんだと思う/何を取り上げるか、どう切り取るか、どう見せるかで製作者の「創作性」が問われる「作品」なんだから
  • 周囲に合わせる態度は日本独特の美徳と主張したのは誰だったか - 法華狼の日記

    オタク・イン・USA』*1を読み返していて、オタク的なエピソードとは別に引っかかった記述があった。 著者は「はじめに――僕とオタクと校庭で」という章で、自らの生い立ちを語りながら、米国における人種や社会的な立ち位置で形作られている階級について語っている。なぜ自らがオタク的な存在になったか、なぜ学校という場に耐えられなかったかを説明するため。著者はメキシコ系アメリカ人だった…… そして著者は、教師であった母の行動について一つの逸話を引く*2。 母は何年にもわたって何千人もの生徒たちにスペイン語を教えた……でも、僕には一切教えようとしなかった。その理由を母が話したのは何年も経ってからだ。アメリカに住む以上、英語以外の言葉は必要ないと思ったからだそうだ。両親の世代のメキシコ系アメリカ人たちは、アメリカで成功したければ、母国の文化を捨て、メルティング・ポット(るつぼ)に身を投げてアメリカ人になり

    周囲に合わせる態度は日本独特の美徳と主張したのは誰だったか - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2009/05/15
    アメリカのドラマなどを見ていると学校での「同調圧力」の強さはヘタしたら日本以上なんじゃないかと思う時もあるなぁ/パトリックくんはメキシコ系だったのか
  • 残酷な状況を描くだけでは創作の意味がない - 法華狼の日記

    エントリタイトルのような意味で読んだ。 柴村仁、見下ろす、落語 - 過ぎ去ろうとしない過去 落語を引いているところは、hokusyu氏自身も認めているように余談として切り分けて考える。実のところ私もよく知らない。 どちらかというと、以前にトリアージ論争で言及されていた*1『イリヤの空、UFOの夏』が具体例としてふさわしかったのではないだろうか。 実は柴村仁作品もほとんどわからないので、現実の残酷を描いた物語群について書いたエントリの続きとして、『イリヤの空 UFOの夏』について少し語りたい。 『カンビュセスの籤』を読む - 法華狼の日記 なお、露悪的な残酷こそ現実という考えは、物語の御都合主義を軽減するため不都合な状況も描写しておく技巧に通じるところもあるので否定はしにくい。……なにぶんにも『イリヤの空、UFOの夏』は不都合な展開がわざとらしいほどで、最終巻あたりでは逆に現実味を損なってい

    残酷な状況を描くだけでは創作の意味がない - 法華狼の日記
    cham_a
    cham_a 2009/05/09
    出崎統は子供の頃に母子家庭でかなり苦労しているそうで。それでいて悲惨な現実から救われる事を信じている、でもそうでない宮崎駿は残酷な現実から救われはしないという絶望を抱え込んでるてな対比を読んだ事がある