前阪神シニアディレクター(SD)の星野仙一氏(63)の楽天監督就任が21日、決まった。セ・リーグのクライマックスシリーズ終了後に正式発表される。契約は複数年となる見込み。 この日、日本テレビのニュース番組「ZERO」に出演した星野氏は「大筋では合意している」と語った。また、ヘッド兼打撃コーチとして、星野氏が阪神監督時代にチーフ打撃コーチを務めた田淵幸一氏(64)を招請することも明らかにした。 星野氏は19日に阪神退団を表明した後、楽天の米田純球団代表と電話で約1時間交渉し、その際に合意に達した模様。チーム構想については「1年で立て直すのは難しい。数年かかるでしょう」と話しながらも、「若い子を育てていくのは、指導者としてロマンを感じる」とし、11月早々にも監督として始動する意欲を見せた。28日に東京都内で開かれる新人選択(ドラフト)会議についても、「(契約が)すんなりいけば出るかもしれな