新型コロナウイルスの感染防止対策として挙げられるアルコール消毒だが、専門家から「消毒や手洗いをしすぎると皮膚のバリアー機能が壊れ、細菌感染などを起こしやすくなる」とし、見直しを求める声が上がっている。むしろ、窓を開放しにくい本格的な冬到来を前に優先すべき対策は、密閉空間でのマスクの着用や換気などだという。欧州などで感染が再拡大する中、日本でも注意が必要だ。 エンベロープを破壊厚生労働省はコロナウイルスについて、「口や鼻、目などの粘膜にウイルスが触れることで感染する」と説明。ウイルスが付着した手で口や鼻、目の粘膜に触れないよう、手指の洗浄や身の回りの物の消毒を推奨している。