久しぶりの「魚津屋」。 かつて白洲正子さんが愛した店として名高い。 とにかく独創的な料理が出てくるのだ。 最初に酒の肴のような料理が続いて出る。 しめじの和え物。 人参葉の白和え。 これは母親の定番であった。 鱧の浮き袋。 コリコリとした食感がいい。 小茄子の浅漬。 いくらの醤油漬け。 甘鯛はブドウの甘味と酸味で。 ここまでポンポンとテンポよく出てくる。 造りは岩屋の鯛。 画像はないのだが、 脂ののりもすばらしくねっとりしたうま味は秀逸。 松茸は炭火で。 香り高く味も濃厚。 ブリも炙っておろしポン酢で。 このポン酢がじつに美味。 蕪は薄切りで出汁で食べる。 これがなんとも蕪の持ち味を生かした一品。 ちりめん山椒。 山椒が生で柔らかい。 香りは強く、辛味はわずか。 このコンビネーションが見事。 毎回サプライズのある一軒である。 「魚津屋」 京都市中京区壬生東檜町8 075-312-2538
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