2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場見直しを巡り、18日に行われた東京都の小池百合子知事、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の会談。 「透明性」を強調してきた小池知事の求めで異例の全面公開となった。バッハ会長は、都側のコスト削減方針には賛同したが、具体的な方法には言及せず、政府と大会組織委員会を含めた「4者協議」の場に持ち越す形となった。 会談は午後2時半頃、都庁第1本庁舎7階ホールで始まった。 当初は、報道陣に冒頭のみ公開する予定だったが、直前になって都がIOC側に要請し、会談の様子がすべて公開された。IOCと開催都市のトップによる会談がオープンな形で行われるのは珍しく、会場は132人の報道陣であふれた。