韓国政府の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」国内配備の発表を受け、中国国内ではすさまじい「韓国批判キャンペーン」が張られています。無料メルマガ『石平(せきへい)のチャイナウォッチ』では、中国の環球時報ネット版で紹介された軍高官・楊毅教授の発言に着目し、中国政府やエリート達が当たり前のように思考の拠り所としている「中華思想」の恐ろしさについて記しています。 周辺国は「教化されてない蒙童」…蘇った中華思想の亡霊 「覇主国家意識」が本音だ 先月13日、韓国政府が米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を韓国国内に配備すると発表して以来、それが自国の安全に対する「脅威」だと言い張る中国政府は「制裁」の部分的発動などの圧力を韓国側にかけてきたと同時に、各宣伝機関や御用学者を総動員して、韓国の措置に対するすさまじい批判キャンペーンを展開している。 こうした中で、中国の環球時報ネット版「環球網」は今