盗聴した近所の住人の電話を自宅のベランダから大音量で流していたとして、東京・府中市の70歳の男が都の迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されました。男は近所の住人とトラブルになっていたということで、警視庁は動機を調べています。 これまでの調べで、岸容疑者は数年前に電波の受信機を使って電話を盗聴して録音した会話を流していて、音は騒々しい工場内に当たる90デシベルを超えることもあったということです。 岸容疑者は、近所の住人とトラブルになり、3年前ほど前から動物の鳴き声や音楽などを流し始めてたびたび警察から注意を受け、先月、自宅に近所の人を中傷する看板を設置したとして、名誉毀損の疑いで逮捕されていました。 警視庁によりますと、調べに対し岸容疑者は「間違いありません」と供述し容疑を認めているということです。警視庁は一方的に近所の住人に不満を募らせていたとみて動機を調べています。
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