福島第一原子力発電所の事故を巡って告訴・告発されていた東京電力の旧経営陣などが不起訴となったことを受け、福島県の住民などで作る告訴団が13日、東京地方検察庁を訪れ、担当の検察官から不起訴の理由について説明を受けました。 福島第一原発の事故を巡って告訴・告発されていた東京電力の旧経営陣などについて、東京地検は今月9日、「今回の規模の地震や津波を予測するのは困難だった」と結論づけ、全員を不起訴にしました。 これを受け、福島県の住民や弁護士らで作る告訴団の代表が13日午後、東京地検を訪れ、担当の検察官から1時間半にわたって不起訴とした理由などについて説明を受けました。 このあと、説明内容を報告する集会が開かれ、告訴団の弁護士らは「東京電力が対策を先送りした論理を検察もそのまま採用していた。初めから不起訴ありきで、起訴しない理由を探すための捜査だったことを確信した」と述べて、検察の判断を批判しまし
電力各社で作る電気事業連合会の八木誠会長は13日に開かれた記者会見で東京電力福島第一原子力発電所で深刻化している汚染水問題の対策を支援するため電力業界として、東京電力に放射線量の測定に携わる要員の派遣を決めたことを明らかにしました。 この中で八木会長は「汚染水の問題は地元のみならず国民や世界の方々にご心配をお掛けしており大変、懸念すべき問題と重く受け止めている」と述べました。 そのうえで電力業界として、東京電力に放射線量の測定に携わる要員10人程度を派遣することや資機材を提供することを決め、今後、電気事業連合会のプロジェクトチームの下でさらなる支援を検討していくことを明らかにしました。 また、関西電力の大飯原子力発電所の4号機が定期検査のため15日に発電を停止し、国内の原発の運転がおよそ1年2か月ぶりにすべて止まることについて「原発の安全確保に取り組み、立地地域や社会の皆様の信頼を頂きなが
玄海原子力発電所3号機MOX燃料使用差止訴訟第11回口頭弁論、 玄海原子力発電所2、3号機再稼働差止仮処分第10回審尋及び 玄海原子力発電所運転差止訴訟第6回口頭弁論について 当社は、本日、以下のとおり佐賀地方裁判所において、訴訟対応をおこなっております。 今後とも、訴訟において、当社の主張を十分に尽くし、原子力発電の安全性等についてご理解をいただけるよう、引き続き努力してまいります。 記
東京電力の幹部は、民主党が福島県郡山市で開いた会合で、福島第一原子力発電所の汚染水問題について、「今の状態はコントロールできていないと考えている」と述べました。 民主党は、福島第一原発の汚染水問題への対応を検討するため、政府の担当者や東京電力の幹部らを呼んで福島県郡山市で会合を開きました。 この中で、東京電力の山下和彦フェローは、「東京電力として対策を取っているが、想定を超えたことが起きており、申し訳なく思っている」と述べました。 そのうえで、民主党の議員が、「安倍総理大臣は、IOC=国際オリンピック委員会の総会で、『状況はコントロールされており、全く問題はない』と述べたが、発言のとおり、状況はコントロールできていると思うか」と質問したのに対し、山下氏は、「今の状態はコントロールできていないと考えている」と述べました。 会合に出席した大畠幹事長は、記者団に対し、「安倍総理大臣は、福島県民や
東京電力の山下和彦フェローは13日の民主党会合で、福島第1原発の汚染水漏れ問題について「今の状態はコントロールできているとは思わない」との認識を示した。国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と断言した安倍晋三首相を真っ向から否定した格好だ。 民主党は13日午前、原発事故に関する対策本部(本部長・大畠章宏幹事長)会合を福島県郡山市で開催。資源エネルギー庁の中西宏典審議官は、山下フェローの発言を受け「今後はしっかりとコントロールできるようにする」と述べ、対策を急ぐ姿勢を強調した。 大畠氏は会合後、記者団に「首相の責任問題もある。臨時国会召集を前倒しして国民に説明するよう求めたい」と表明した。民主党は首相発言の根拠を厳しく追及する構えだ。 会合では、地元自治体や漁業関係者らの意見も聞いた。民主党は来週にも取りまとめる汚染水漏れの対策案に反映させて、首相官邸に申し入
9月13日、東京電力が招へいした米国人専門家のレイク・バレット氏は、福島第1原発の状況について、「米スリーマイル島原発の事故よりも複雑性が増している」と述べた。写真は都内で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 13日 ロイター] - 福島第1原発の汚染水問題への対応で助言を求めるために東京電力<9501.T>が招へいした米国人専門家のレイク・バレット氏は13日、記者団に対し同原発の状況について、「TMI(米スリーマイル島原発)の事故よりも複雑性が増している」と述べた。 同日に東電が開催した「汚染水・タンク対策本部会議」(本部長・広瀬直己社長)の終了後、記者団の質問に答えた。バレット氏は米原子力規制委員会の元幹部で、1979年に放射能漏れ事故を起こしたTMIの事故処理に携わった。
東京電力福島第一原発の放射能汚染水漏れ問題で、東電の山下和彦フェローは13日、「今の状態はコントロール出来ていないと我々は考えている」と述べ、安倍晋三首相による国際オリンピック委員会(IOC)総会での「状況はコントロールされている」との発言と違う見解を示した。 民主党の汚染水問題対策本部が福島県郡山市で開いた会議で答えた。この会議に同席した資源エネルギー庁の中西宏典大臣官房審議官は「今後はしっかりとしたコントロールできるようにやります」と述べた。 関連リンク(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)首相のスピーチ実現を(9/13)汚染水「首相発言の検証必要」 みんな・浅尾氏(9/10)「全部の水、ストップではない」 汚染水問題で官房長官(9/10)「自信あるから言った」 汚染水漏れ対策で安倍首相(9/8)「首相、汚染水の科学的根拠示せた」 石破幹事長(9/8)最新トップニュース
香港(CNN) 米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮研究グループは13日までに、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)にある核施設を撮影した衛星画像から、原子炉が稼働中または稼働が近いとの分析を示した。 研究グループ「38ノース」は8月31日以降の衛星画像を分析。画像からは原子炉の蒸気タービンと発電機が格納されているとみられる建物から2筋の蒸気が上がっている様子がわかったという。 米シンクタンク「アジア・パシフィック・グローバル・リサーチ・グループ」のジャスパー・キム氏は、北朝鮮が武装化を進めるのに再稼働を必要としていると指摘。「少なくとも核能力があると相手に思わせなければ、北朝鮮は交渉力をほとんど失う」と分析する。 国営朝鮮中央通信は4月、北朝鮮が「(寧辺の)全ての核施設の再調整と再稼働を行う」と発表した。寧辺にはウラン濃縮プラントと原子炉がある。 8月、米シンクタンク「科学国際安全保障研究所(ISI
青森といえば田子町のにんにくさん。ちいさくてもいつも元気いっぱいのにんにくさん、見習いたいですだよ こんにちは。2020年の東京オリンピックが決まりましただね。招致にかかわっていたみなさん、おめでとうございます。 オリンピックでは道路や交通機関、施設などの整備がすすむでしょ。だからインフラ整備がまだとちゅうの新興国でやるほうが意義ぶかいと思ってたので、東京に決まったことにはびっくりしましただよ。 びっくりといえば安倍首相の招致スピーチ。ふくいち君の汚染水について「完全に港湾内にブロックされている」「コントロール下にある」といっていたよね。 ■海外の反応は上々だったけど その数日まえの記者会見では、日本の招致委員会は汚染水問題についてさんざんつっこまれてしどろもどろだったの。 だからこそ、安倍首相はスピーチでその不安をとりさろうとしたんだろうね。スピーチ直後の反応は、たとえばオラン
check_genpatsu / 原発行政・ニュースチェック [News] FNN|震災から2年半 ナシ農家の放射能との闘いを取材しました。 http://t.co/TgvfxYt6a7 #genpatsu #原発 at 09/12 02:10
北朝鮮・寧辺(Yongbyon)の核関連施設の冷却塔(2008年6月27日のテレビ映像より)。(c)AFP/CCTV 【9月13日 AFP】北朝鮮が核兵器の増強を目指し、老朽化が進むプルトニウム原子炉を再稼働させた疑いが報じられたことを受け、ロシアのある外交筋は12日、「大規模な人災」が発生する恐れがあると警告した。 米韓研究所(US-Korea Institute)の研究者が11日、寧辺(Yongbyon)にある1986年完工のこの原子炉の横の建物から白い蒸気が立ち上る様子が、8月31日撮影の衛星写真で確認できると報告していた。 同外交筋は露インタファクス(Interfax)通信に対し、「最大の懸念は、結果として大規模な人災が引き起こされる可能性が非常に高いことにある。この原子炉は悪夢のような状態にあり、設計は1950年代に遡る」と述べ、「仮に大規模人災は免れたとしても、朝鮮半島にとって
東京電力は12日、福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏えいした問題で、外洋(原発港湾外)に直接つながる排水溝でベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり220ベクレルの濃度で検出されたと発表した。上流の排水溝で除染作業が行われており、東電は「除染で出た水の一部が流れた可能性がある。海への流出は否定できない」との見方を示している。 … [記事全文]
東京電力福島第一原発のタンクから汚染水が漏れた事故で、東電は12日深夜、漏れたタンク近くの井戸で11日に採取した水から、トリチウム(三重水素)が1リットルあたり9万7千ベクレル検出され、ここ数日で急上昇していることを明らかにした。 東電によると、井戸は8月19日に300トンの高濃度汚染水漏れが発覚したタンクから北に約20メートルにある。トリチウムの値は8日に同4200ベクレルだったが、9日に同2万9千ベクレル、10日に同6万4千ベクレルと上昇している。漏れた汚染水に含まれていたトリチウムが井戸に流れ込んでいる可能性がある。 トリチウムは、法で定める放出限度が1リットルあたり6万ベクレル。地下水と同じように動き、自然界にも存在する。生物の体内で濃縮することはないという。 関連リンクタンク近くの井戸水に放出限度超すトリチウム 福島第一(9/11)汚染水漏れタンク、10月までに交換計画策定
2歳娘を死亡させた罪などで勾留中の父親が保釈 一審で懲役12年の判決 無罪主張し二審の判決待つ中で異例の保釈決定 人質司法に風穴か 7年前、当時2歳の娘に暴行を加えて死亡させた罪などで、一審で懲役12年の実刑判決を受け、5年半以上勾留が続く父親について、大阪高裁が保釈を認めた。 一審で実刑判決を受けた被告が二審判決を前に保釈されるのは極め…
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