愛媛県にある運転を停止している伊方原子力発電所2号機の建屋内で、低レベルの放射性廃液を処理する装置の配管から、微量の放射性物質を含んだ水が漏れるトラブルがありました。愛媛県によりますと、放射性物質の外部への漏えいはなく、作業員の被ばくなどもないということです。 愛媛県によりますと、18日午後0時40分ごろ、四国電力伊方原発2号機の補助建屋と呼ばれる原子炉建屋に隣接する建物の5階でステンレス製の配管を包んでいる保温材の一部に水が漏れ出した跡があるのを定期検査中の作業員が見つけました。 この配管は、低レベルの放射性廃液をアスファルトと混ぜて固めて処理する装置の配管で、表面には漏れ出した水に含まれていたホウ酸などとともに、放射性物質のコバルト60が乾燥して固まった状態で付着していました。 漏れ出した水の量は分かりませんが、乾燥した物質は34グラム、放射性物質の量は、国への報告基準の500分の1程
![伊方原発で微量の放射性物質含む水漏れ NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b27fb6ae02cc9d6ef47e5a261697df02da4a7148/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fimg%2Ffb_futa_600px.png)