中国四川省の地元紙、華西都市報(電子版)は12日、同省成都市で昨年の四川大地震発生後に生まれ、「震」という字を使った名前が付けられた赤ちゃんが585人に上ったと報じた。 地震の中で生まれたことを意味する「震生」が14人いたほか、震源地の同省●(=さんずいに文)川県から取ったとみられる「●(=さんずいに文)震」、「震川」「震豪」などさまざまな名前があった。名前が持つ意味について、同紙は「『震生』は四川の新たな希望を体現していると考えられている」としている。 成都では、昨年の地震当日に155人の赤ちゃんが生まれたという。(共同)