レジスタンスは、なすべきことからあなたを引き離すため、ありとあらゆる手段を講じる。嘘をつき、ありもしないことをでっち上げ、すべてをごまかす。誘惑し、いたぶり、甘い言葉で語りかけてくる。 どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。 前回では、習慣化において最も重要であると言っても過言でない、「迷いを生じないようにする」ことについて書きました。 「習慣化」のための自己サポート集 5、”迷い”が生じないようにする 迷いを生じないようにする方法として、毎日継続することを「決定事項」とし、優先的に一日の計画に組み込むことと、連続記録を書き記すことで、それを絶やしたくないという気持ちに後押ししてもらうことを紹介しました。 それを実際に試すことで、「やる」「やらない」で迷うことはかなり少なくなると思います。が、完全に消えるわけではありません。「あぁ、めんどいなぁ」「やりた
キーボードで書くのとiPhoneのフリック入力で書くの。 話すときの言葉と、書くときの言葉。 口に出してしゃべるのと、声には出さず書くの。 同じ内容を考えてたとしても、考えるスピードや書くスピードは違ってくるように思う。 なので今回、話すときの言葉、つまり、大阪弁でエントリを書いてみようと思い立った。そのほうが早くブログを書ききることができるかな、なんて考えて。 それが、以下の二つ。 「実行タスクに対して必ずメモ残すために、ちょっとした工夫をしてみたねん。 – iPhoneと本と数学となんやかんやと 「実行タスクにメモ残すときにな、実は心がけてることあるねん。 – iPhoneと本と数学となんやかんやと 普段、何かしら考えごとをするときは「大阪弁」。内容があんまり見えず、思いついたことをだぁーっと書き出すときも大阪弁。つまり、考えるときは話すときの言葉を使う。 それら大阪弁で書かれているメ
数学はこれまで、何百年も、何千年もかけて発展してきました。 そして、ぼくたちが学ぶ数学は、数学にたずさわる多くのかたがたが、年月をかけて整えてきたものです。 「あーでもないこーでもない」と苦心したうえに出来上がった道なはずです。 数学が何百年も、何千年もかけて発展してきた道を、ぼくたちは10数年で進んでいきます。 考えると、これって、ものすごいスピードです。 過去の数学的知見を最短コースで学ぶことができる道が、ぼくたちには与えられている。 一見その道を歩いていくと、確かにスピーディーにいろんな数学の内容を学ぶことができるかに見えます。 「そんなん思いつかへんわ」 数学を学んでいて、こう思ったことが一度や二度はあるはず。 数学の理路整然な様を見たとき。 証明を理解しようとあがいているとき。 問題が解けず、解答・解説を読んできるとき。 思いつかないと感じるのは、整えられた道を進むがゆえだと思う
『Piece shake Love』の話の続き。 「本書はアウトライナーの本ではありません」と書きました。でも、実はアウトライン・プロセッシングの実験という面があります。いや、そんなに大げさなことじゃないんですが。 ■ ブログのセレクション本を作るにあたって決めたのは、「構造化しようとしない」ということです。 「構造」のことはいっさい考えず、「配列」として気持ちよくなるまでひたすらアウトラインを操作すること。 「構造化」というと大げさなら「分類」または「整理」と言いかえてもいいかもしれません。 たとえば、いちばん単純なのは公開時期による構造化です。これは2008年の記事、これは2009年の記事……という具合です。まあ、ブログ自体がもともとそういう構造をしてるので、これは構造化とも言えないわけですが。 同じ時間による構造化でも、書かれた(描かれた)時期による構造化もできます。これは学生時代の
過去の日記が「否応なしに目に入る」ように、日記を書いていく。この「否応なしに」は、けっこう重要なキーワード。 テキストデータを扱うのが主流になって久しいけど、それでも紙のノートを使ってる人は多い。 アイデアメモしたりとかにもノートを使ってたり、日記はノートやったり。 ノートの良さは、「ペラペラめくれる」ところが一番じゃないか、と感じる。これは、タブレットとかでは実現できない。 ペラペラめくる時に、過去に書いたことが目に入る時がある。そういうのんが、紙のノートの最も優れた点の一つじゃないか、と。 で、これをテキストデータでも実現したい。ペラペラは現状実現は無理。となると、「過去に書いたことが目に入る時がある」ようにできないか?ってことになる。で、この解として、「連用日記」が思いつく。 紙の連用日記は、同じページに3年や5年分の、同じ日の日記を書くことになる。自然と、「1年前の今日」が目に入る
「”ひらめき”は必要でない」という目で数学を眺める。ストーリーを読み解く気持ちで解説を追う。 そうしていくと、問題の解説や定理の証明を読んでいるとき、ことあるごとに「ここはなぜこう考えるのか?」「式を変形すると確かに成り立つ。けど、なぜこう式を変形しようと思うのか?」などの疑問を抱くようになります。 ”ひらめき”は必要ではないと思うということは、すべてに対し、「そう考えていく理由があるはず、手がかりがあるはず」と考え、「そう考えていく理由はなにか?」を問い、その答えを探していくことになります。 ぼくはこれを、「ツッコミを入れる」と言っています。ことあるごとに「(そう考えていく理由は)なんでやろう?」と問うていくわけですから。 $\sin \theta + \cos \theta = \displaystyle\frac{1}{3}$のとき、$\tan \theta + \displayst
アシタノレシピは「明日を楽しく!」をモットーに、日々の仕事やプライベートを楽しくするためのちょっとした工夫やコツ、考え方を紹介するブログメディアです。 どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。 前回は、あたらしく習慣化したいことを、どうやって「持続可能」な状態にしていくか、のお話でした。 「習慣化」のための自己サポート集 4、新習慣を「持続可能」にするために、したいこと 「持続可能」にできれば、つまり時間を適切に確保することができれば、あとは「実行するのみ」という状況になります。そのための時間がちゃんと確保されているわけですから。つまり、「やる」か「やらない」かで迷う必要がなくなる、ということです。 そしてこの”迷い”をなくすことは、習慣化にとっては、すごく、すごく大切な要素になってきます。 ”迷い”は意志力を必要にする 以前、ランニングがなかなか習慣化で
「アシタノレシピ」執筆陣の一人として、習慣化についての連載を書いています。 「習慣化」のための自己サポート集 0、イントロダクション その中で、「信頼できるシステム」があるかないかで習慣化のしやすさは変わり、とくに「タスクシュート式」は、なにかを習慣化するのに適したシステムである、と書きました。 「習慣化」のための自己サポート集 4、新習慣を「持続可能」にするために、したいこと 実際、「たすくま」を使い、「タスクシュート式」にてその日の「やること」を管理するようになり、その気になれば大抵のことは習慣化できそうやな、という感触を抱いてます。 が、それは実は平日に限って言えることだったりします。というのも、休日は、「タスクシュート式」がぼくにとっての「信頼できるシステム」にはなっていないため。「たすくま」でのやること管理がイマイチうまくいっていないため。 平日と休日では、「たすくま」への信頼度
“とりあえず”・”なんとなく”進むのではなく、まずは、「条件と求めるものを確認」し、今自分のいる場所と、向かうべき目的地を確認する。 こんな当たり前のことが、実はとても大切です。 「条件と求めるもの」は、最初に確認しさえすればいい、というものでもありません。 間違った道を進んでいることに気付いた時にも、再度「条件と求めるものを確認」するという行為は、別の一歩を探る手がかりとなってくれます。 また、「条件と求めるものを確認」することは、「ひらめき」に頼らず、一歩一歩着実に進んでいくための基本にもなってきます。 $x$軸に接し、$2$点$(2, 3), (-1, 12)$を通る2次関数の方程式を求めよ。 この問題の解答を眺めてみます。はじめの一行だけ。こんな風に書かれていることが多いはず。 解)求める2次関数の方程式は、$y=a(x-p)^2$とおける。 問題を自分で解くことができずに解答をひ
アシタノレシピは「明日を楽しく!」をモットーに、日々の仕事やプライベートを楽しくするためのちょっとした工夫やコツ、考え方を紹介するブログメディアです。 どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。 前回、「持続可能」である条件とそれを継続しやすくするためのコツとして、 毎日同じ時間を、習慣化したいことの時間として確保すること。できれば朝が望ましい。 と書きました。ここで挙げた「時間の確保」で大切なことは、寝る時間が遅くなってしまわないようにすることです。あたらしく習慣化したいことをはじめてみて、就寝時間がそのぶん遅くなっていれば、それは時間を確保したとは言えません。睡眠時間を削って捻出したって、長くは続かない。そのときは習慣化したいことのかわりに何かをやめる必要がある、ということでした。 「習慣化」のための自己サポート集 3、「持続可能」にし、毎日同じ時間に実
実行タスクに対して必ずメモ残すために、ちょっとした工夫をしてみた って話は前したでな。あの続きな。 あ、そうそう。あのあとな、「たすくま」がアップデートされて、メモを書いて完了を押したあとに、タスクの時間の計測が終わるように変更されたみたい。空白の時間がなくなるようになってくれてん。ありがたいな。 でやでや。ちょっとした工夫をして、実行タスクに対してメモを残すことができるようになった。じゃあ残したメモはどないするねん?って話やでな。 実行タスクに対してメモしておく理由はふたつあって、 その日1日をできるだけ鮮明に残すため ってのがまずひとつ目。 たすくまを使ってると、実行したタスクたちがズラって並ぶ。自分の行動のすべてが。見返すと、この日何をしたのかってのがわかるようになってる。で、何をしたのかにくわえて、一つひとつの行動に1行かそこらで感想もそえておくと、より1日が鮮明になってくれそうや
4月から「アシタノレシピ」の執筆陣に加えていただいています。 ほんとうに光栄なことで、ベックさんから声がかかったときは、「是非是非!」と参加を即決しました。というのも、アシタノレシピのいつかの記事で「書いてくれる人誰かおらんかなぁ」的なことを書いてて、立候補しようかなと思いつつ時が過ぎていってしまってたからです。なので、声をかけてもらえたのはほんまにうれしく、今も楽しみながらとりくむことができています。 というのは余談で。 現在、アシタノレシピでは「「習慣化」のための自己サポート集」と題した連載をしています。「習慣化」をテーマに記事を書いてるわけです。 連載の中でも書いているのですが、習慣化について書きはじめたくらいの頃から、「Mediumで日記を書く」ってのを新たにはじめました。習慣化について連載しながら、同時に自分自身も新たなことの習慣化にとりくみはじめたんです。で、これがすごくいいな
アシタノレシピは「明日を楽しく!」をモットーに、日々の仕事やプライベートを楽しくするためのちょっとした工夫やコツ、考え方を紹介するブログメディアです。 どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。最近、新たに「Medium日記」というのをはじめました。1日の最後に、その日の活動内容を振り返り、書き、Mediumで公開する、というもの。ほんの思いつきで試しにやりはじめた、新しい習慣です。 Atsushi – Medium とりあえず試しにやってみようと思ってはじめたことなので、軽めに、「これくらいならできるかな」と感じる、サクッとできるものにしようという考えがありました。 というわけで、設定時間は10分間。10分間で日記を書き、更新する、ということにしました。10分くらいなら時間を確保できるだろう、という予測と、10分くらいの軽い習慣なら続けられるだろう、という
地図をもっている。行きたい場所がある。のに、”とりあえず”東に向かったり、”なんとなく”道をわたってみることなんて、普通はしないと思います。 でもぼくは、何年もの間、”とりあえず”や”なんとなく”に身を任せていました。 ”とりあえず”式変形したり、”なんとなく”値をあてはめたり。 そう、数学の話です。 少し、2次関数の話をします。 中学のころから「関数」を学び始めます。そして、高校に進み、関数をさらにふかく考えていくことになります。その一番はじめにじっくり学んでいくのが「2次関数」です。 2次関数は、「放物線」と呼ばれます。 2次関数において、とても特徴的な点が、「頂点」です。頂点を境に、それまで増加していれば減少に転じ、減少していれば増加に転じるからです。 それゆえ、2次関数に関する問いでは、頂点がカギを握ることがよくあります。5問出題されれば、そのうち3〜4問は頂点を求めて考えていかね
たすくま においてはあるあるな問題で、そのうちアップデートで対応されるかもしれませんが、とりいそぎ現時点での対処法です。 » 「実行タスクに対して必ずメモ残すために、ちょっとした工夫をしてみたねん。- iPhoneと本と数学となんやかんやと たすくまの完了画面表示してるときって、今までやってたタスクは完了してもうてる。でも、次のタスクは開始してへんって状況、つまりは、何も計測されてへん状況なわけやろ。空白の時間ができてもうてるわけやん。それが、ちょっといややねん。 せっかく時間のログをずーっととり続けてる、空白の時間がないようにタスクをこなしていってるねんから、完了画面はすぐ閉じて次のタスクを開始させたいやん。 細かいことやけど、な。 完了画面をはよ閉じたいから、自然と書き残すメモも短くなってまうやん。短くなってまうし、「あぁそんなんやったらもう書かんでえぇや」ってなりやすいやん。書かんか
これまで習慣化に成功したことがない。 今まで意識して何かを習慣化させたことがない。 あるいは、「習慣化できていたのに、いろいろと最近途絶えがちだなぁ」ってなっている。 そんな人は、まずは簡単なことから習慣化にとりくんでみるのがおすすめです。 キーワードは、「持続可能」と「毎日継続」です。 「毎日体重を計る」でも、立派な習慣です。それを必要としているのであれば、はじめに習慣化にとりくんでみることを「毎日体重を測る」にするのもいいかもしれません。 ただ、多少は時間がかかる行動のほうが、より継続している実感がわくため、はじめに取り組むものとしてより適しているかもしれません。 例えば「10分間本を読む」とか、「5分間ストレッチする」とか。5分~10分くらいで取り組めるようなもの。 もしそれが継続できなければ、習慣化することができなければ、体重計るとか時間のかからないもので再チャレンジしてみればいい
いや、それまでもなんとなーくはメモ残しててんで。でも、メモ残すタスクもあれば、めんどくてメモ書かずに完了させてまうタスクもあり、、、ってそんな感じやってん。 でもな、半年くらい前かな。『初速思考』て本を読み返してて、各タスクに対して、ちゃんとメモしていこうと思ってん。 どこ読んでやったかなー、あ、ここやここ。55ページ。 「振り返り」というと、どうしても面倒なイメージがあるかもしれません。そこで私は、1行でもいいから記録しておくという工夫をしています。 これ読んで、あぁ、1行だけメモしといたら、メモも残しやすいしあとで見返しもしやすいかも、と思てん。 なかなか時間取られんやんか。メモ書く時間も、見返す時間も。 だからってなんもせんかったら、今やってることから得たことはすぐに忘れてまう。 1行だけならなんとかなりそうって思えるし、真似しようと思ってん。 。。。あぁ、表示されるな、確かに。それ
アシタノレシピは「明日を楽しく!」をモットーに、日々の仕事やプライベートを楽しくするためのちょっとした工夫やコツ、考え方を紹介するブログメディアです。 毎日、体重測ってますか?測っていないのであれば、一度「体重を測る」ことの習慣化に取り組んでみてください。 体重じゃなくてもいいです。スクワット5回でもいいし、発声練習をする、でもいい。すぐにできて、簡単に毎日続けられそうなことならなんでも。 これくらいならよゆーで続けられそうですねー。 ほんとに? 「体重を測る」。こんな簡単な行動でも、毎日欠かさずやるのは案外難しかったり。 ついつい怠けたり。うっかり忘れちゃうなんてこともあるかもしれません。 簡単に思えても、それを続けるには、いくつか大切になってくる事柄があります。大切なことは、さほど難しいことではありません。 一つの例として「体重を測る」をあげましたが、こういう簡単に実行できそうなことを
再読をしたい。常々思っていることの一つです。 日々、いろんな本の存在を知ります。読んでみたくなります。読みたい本は増える増える増え続ける。 過去に読んで、もう一度読みたいな、と感じる本があります。それも読みたい。また読みたい本は増える。 読みたい本だらけ。でも、もちろんすべてを読む時間はありません。 読むからには、自分のものにしたい。けれども、読む時間がなかなかとれないと、日を多くまたぎながら読み進めることになり、読了するのに時間が、長い期間がかかってしまいます。 ぼくの読書のスタンスは、「じっくり」なのです。 読書メモをとりながら、じっくり読んでいきます。 じっくり読みすぎるがために、全体像を思い描くことが難しくなっちゃったりします。じっくり読むので読み切るのに長い期間がかかり、内容を忘れつつ、読み進めることになるから。 読んだ内容が頭からこぼれ落ちつつ、一定期間読書ができないときとかも
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