日本の電気代は、アメリカや韓国に比べて2倍以上にもなる。 電気を作るのは、石油、石炭、ウランなどを燃やすだけだし、エネルギー価格は国際的に統一されているから、2倍以上の違いが出るはずもない。 ところが現実的には日本の電気代は高い。その理由、 1) 国民がおとなしいから、 2) マスコミが電気代の比較を報道しないから、 3) 政治家、官僚、学者が丸抱えされているから、 4) 産業界も甘い汁を吸っているから、 である。そして、政治家、官僚、学者、産業界、マスコミに電力会社から配られているお金は、私たちが乏しい財布から払っている電気代というのが哀しい。 そこで、今回は日本の電気代の高い理由を簡単に説明しておきたい。 ・・・・・・ 電気を作るには発電所がいる。そして作った電気を家庭やオフィスに送るには変電と送電が必要だ。 これらの装置を作り、それを維持するために、電力会社は重工会社、その下請け会社