はてなダイアリーからインポートしてくる予定地 うまくいくかな 小説家が缶詰になるので有名だったという旅館へ来た。首都圏から近い温泉郷の奥で、高級旅館の部類に入る。湯葉料理が有名らしいが、予算オーバーなので、オプションは断念した。 宿は小さな温泉郷のなかでも端っこの端っこで、バスを降りて歩くと、年配の男性が二人が出迎えてくれた。無愛想ではないが愛想が良いわけでもなく、荷物を運んでくれる。案内された部屋は、和室がふたつある。古いけど広い。部屋で説明してくれたのは女の人で、二つある露天風呂は他の人が使っていなければ自由につかえるとか、大浴場夜に男女が入れ替わるとか、お夕飯はいつにしますか、など説明をしてくれた。シーズンオフだったこともあり、こちらも大人の一人なので、世間話などもせずさっと部屋をでていった。有り難いことだ。 部屋には窓に面した廊下もある。廊下には、椅子とテーブルもあるけれど、古びた
