3日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのサンマルティン広場で試合を観戦をしながら悲しむ人たち=ロイター 【サンパウロ=平山亜理】サッカー・ワールドカップ(W杯)の準々決勝でドイツに0―4で負けたアルゼンチンのメディアは3日、「マラドーナは監督を辞めるべきだ」「メッシは何の能力もみせなかった」などと監督や選手を批判した。 地元の報道によると、首都ブエノスアイレスのサンマルティン広場は試合中、国旗色の青と白のTシャツを着た人であふれたが、完敗に静まりかえった。昨年の国際サッカー連盟(FIFA)年間最優秀選手に選ばれながら得点できなかったメッシを、「ちっとも優秀じゃない」などと批判する人も。 一方、前日に準々決勝で負けた隣国ブラジルでは、アルゼンチンの敗北を大喜び。ブラジル人のエンジニアの男性は、「ブラジルが負けたのに、アルゼンチンが勝ったら許せないからね」と満面の笑顔で話した。 ブラ