「軍事組織とジェンダー」―この研究のすべてのはじまりは『G.I.ジェーン』(リドリー・スコット監督、デミ・ムーア主演、1997年)という映画であった。これまで、人から「なぜ、自衛隊のジェンダー研究を?」と問われると、決まって「湾岸戦争の際に女性兵士を前線に出せと要求したフェミニスト組織(National Organization for Women 全米女性機構)があったことを知り、ショックを受けたのです」と「優等生」的返答を繰り返してきた。だが、実はこの動機は後付けにすぎない。原点は、あの映画にあったのだ。 主人公は、海軍エリート偵察部隊に女性として初めて参加した訓練兵のオニール大尉。男性でも過半数が脱落するという地獄の訓練に臨む彼女を待っていたのは、女嫌いの上司と露骨な嫌悪感をぶつけてくる同僚兵士たち。だが、彼女は決してあきらめない。女性なのだからと与えられる様々な「特別待遇」を拒否し
富野の大学時代といえば、3つの注目すべきことがあります。 ひとつは虫プロ面接→入社のこと。 もうひとつはコードネーム:チョキとのこと。 そしてもうひとつは、大学時代の経歴。 一応調べてみたものの、日本当時の背景や学生運動については やはりまったく知らないし、口を出すのもおこがましいので、 まとめするだけ。 さて、今ざっと手持ちな資料を目を通したが、 今まで富野が自分の大学のその経歴を言及したのは以下である。 1、『富野由悠季全仕事』 ――ところで、富野さんが日大に入られたのは、ちょうど60年安保の年ですが。 富野 これに関しては、全く僕は無縁でした。そういうことさえ知らないような無知文盲でした。僕が学部にいなかったっていうのは、1年の時には学部の自治会をやり初めて、2年目には学部での自治会長をやっていました。だから、まあ1年の間は学部にいたって言えるんですけど、2年になった時はもう、マンモ
庵野秀明 プロフィール 庵野 秀明(映画監督、アニメーター) 1960年生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像計画学科出身。 2006年よりスタジオカラー代表。 監督作『トップをねらえ!』『新世紀エヴァンゲリオン』『シン・ゴジラ』など Twitter:株式会社カラー@khara_inc ホームページ:庵野秀明公式ウェブ (以下、会見録) 2000.12.5 人研 お忙しい中本当にありがとうございます。それでは早速会見の方に入らせていただきます。今回庵野さんにお会いしたいと思ったのは、縁がありまして、DAICONフィルムを高校時代に見る機会があったんですよ。これを撮ったのが大学生だと聞かされてものすごい驚愕したんですね。そこから庵野さんに注目し始めたんですけれど。エヴァンゲリオンにしてもラブ&ポップにしても、DAICONフィルムの頃の自主制作の手法を僕は感じたんですね。そういうところのこだわりに
今回の記事では、専門科目ではなく、 一般の英語の授業で文学作品を読む理由は何なのか 、という話をしようと思います。 このことについて私が時々感じるのは、大学教育に携わっていない方々は、あまり現在の大学や外国語の授業のことをご存じない、ということです。よく、「文学よりももっと実用的な英語を教えるべきだ」「資格試験に適応できるような英語を教えるべきだ」と言ってくる方々もいます。 こういう方々が見逃している大きなポイントが幾つかあります。ここでは2つ挙げることにしましょう。 「実用的な英語」の中身は目的によって異なるまず、「実用的な英語」を教えろと言ってくる方々のほとんどは、 何が実用的な英語なのかについてのはっきりしたヴィジョン がありません。何をするにはどのくらいの運用能力が必要なのかといったことに関して、あまり明確な認識がないのです。 例えば、英語でオンラインゲームをするのと、科学の論文を
三一十四四二三 @31104423 (続き)私が当時、所属していた映画研究会ではリバイバル上映中の「女王陛下の007」を見に行く者が誰もいなかった。私が「見に行った方がいいよ」と言っても「あれは評価が低い映画だから時間が無駄」といった冷たい反応だった。そろそろ映画がアニメとSFに侵食されていく時期で、映画研究は名ばかり 2018-06-06 10:11:03 三一十四四二三 @31104423 皆、目を輝かせてテレビアニメの話ばかりしており「007だなんて…」という空気があった。研究会が時々出す冊子の短評も旧作を理由に「女王陛下の007」は取り上げられず、それなのに同じ旧作リバイバルの「2001年宇宙の旅」は大々的に取り上げているのだ。その短評には「SF映画の金字塔」といった、雑誌 2018-06-06 10:11:06 三一十四四二三 @31104423 で聞き齧った言葉が並び、それで評
こんにちは。メディア・映像学科の学長室ブログメンバーの阿部です。 去年の終わりにもこちらのブログで、さまざまな映像機材を使った授業の様子をご紹介しました。今回は、2018年2月23日~25日に開催される「第2回尾道映画祭2018」にメディア・映像学科生の映像作品が上映されることとなりましたので、そのご案内です。 去年の「第1回尾道映画祭」でも、学科生の作品を上映していただきましたが(この時の学長室ブログはこちらにあります。)、今回も主に学科の2年次生が受講している「CG映像制作」で制作した短編映像を上映していただくこととなりました! 今年の受講生のみなさんがどのような作品を製作しているのか、学生たちに聞いてみました。 「浦島太郎やかぐや姫のパロディ作品を製作しています。アクションシーンを頑張って撮りましたので、そこに注目してほしいです。」 浦島太郎にアクションシーン・・・確かになくはないで
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