「屋台でぼったくられた」「会計が不明瞭では」「値段が高すぎ」…。福岡市の屋台の満足度などについて西日本新聞がアンケートで尋ねたところ、会計時に不快な思いをしたという経験談が複数寄せられた。“ぼったくり”の実態はあるのか。 (平山成美、長美咲) 【写真】「孤独のグルメ」にも登場した屋台 8~10月のアンケートでは、屋台の改善点として「清潔感」に続いて「メニューや料理を分かりやすくしてほしい」との回答が多かった。「確かに以前は、観光客に高額請求をする店があった」と振り返る屋台関係者は少なくない。 だが、福岡市の担当課は「今は法外な請求の苦情はなく、ぼったくりはない」と言い切る。市は2013年、屋台基本条例施行規則で「料金は利用者の見やすい場所に明示する」ことをルール化。店外の歩道沿いにメニューを張り出す屋台も多い。レシートを発行し、会計で不正が生じにくい仕組みを導入する店も増えてきた。 それで