厚生労働省は17年5月から、労働基準関係法令に違反し書類送検された企業の一覧表をホームページに掲載している。 3月1日に公表された福岡労働局分は下記の通り。
各県の自民党県支部連合会の状況を眺めてみた。 自民党熊本県連の会長は、福岡県と同じく県議会議員である。会長の後に国会議員代表が続き、その次に顧問格の国会議員の名前が並ぶ。佐賀県も同様の並び方をしている。中国地方に目を転じてみると、山口県・広島県・島根県ともに会長には現職国会議員が納まっている。福岡県周辺の各県の自民党県連の人事を紹介したが、自民党福岡県連の県議勢力が圧倒的に強いことを知るであろう。 親しい政治評論家に尋ねると「中選挙区制度の時代には考えられないこと。以前は、どの県でも自民党県連会長のポストには国会議員が座っていた。小選挙区制になって25年が経つ。選挙区が狭くなったことで、県会議員の集票力が重要になったことが、『力の逆転』を招いた。中国地方にはまだ昔の保守本流の名残がみられるが、いずれ福岡県と同様の現象が起きる」との予測を披露してくれた。 政治評論家はさらに、驚くべきことを付
かつて家電業界で日本一の売上高を誇ったベスト電器がヤマダ電機に完全に吸収された。なぜ、このように消滅するという事態になったのか!当社は長期にわたってベスト電器に関する記事を連載してきた。まず、ベスト電器がかつてビックカメラと合併しようと画策を講じたが、破談となった当時のことを報告する。 ベスト電器の再生を阻む過去のくびき(4) (2012年3月8日掲載) 1953年9月創業のベスト電器は、当時メーカー優位の家電販売業界にあって、創業者の北田光男氏が辛酸を舐めながらも"安売り"を前面に押し出した販売手法で日本一の会社にした。そして、長男・葆光氏が2代目社長として事業継承し、3代目社長に娘婿・有薗憲一氏が就いた。 2代目葆光時代は、会長として光男氏が残っていたため、「父の威光を受けて経営している」という見方がされている。ただ、葆光氏なりの経営方針も持っていたようだ。海外出店数を増やし、FCを中
2009年5月末、(株)レクリス周辺は急に慌ただしくなった。「どうやら法的手続きの準備に入ったらしい」―すでに一部報道でも同社の動向は注目されていたが、ついにXデーを迎えた。「一時的な詐欺に遭ったとしか思えない」、「順調に伸びているように見えていたのに」という取引先の、一種の期待ともいえる思惑は一瞬にして崩れ去った。 代 表:藤堂 信太郎 所在地:福岡市西区小戸3-50-14 設 立:2001年8月 資本金:5,000万円 年 商:(08/5)約96億5,000万円 富裕層の心をつかむ (株)レクリスは、現代表の藤堂信太郎氏が1997年10月に創業。当初は、若者およびカーマニアを対象としてレーシングパーツ、エアロパーツ、高級オーディオなどのチューンナップを主に手掛けていた。01年8月に法人改組し、ベンツ、フェラーリ、ポルシェといった高級外車の輸入販売を手掛ける一方で、韓国・ドイツ・アメリカ
高級車を無断で借金の担保に 藤堂信太郎容疑者(Facebookより) 福岡県警は25日、横領容疑で中古車販売会社役員の男性を逮捕した。容疑者の名前は藤堂信太郎、46歳。事件概要が明らかになるにつれ、噂好きの中洲関係者がざわつき始めている―――。 事件は2016年12月、長崎県諫早市の男性医師から売却依頼を受けていた車を、藤堂容疑者が医師に無断で自身の借金の担保として別の客に引き渡したという業務上横領容疑。車は時価4,320万円相当の高級車で、昨年5月に医師が刑事告発していた。藤堂容疑者は容疑を否認しているという。 あの「藤堂氏」の一人息子 倒産した(株)レクリスの看板 (2009年撮影) 「藤堂」という名前を聞いてピンと来る中洲関係者は多いだろう。藤堂容疑者の母親は中洲で最も有名な高級クラブ「ロイヤルボックス」のオーナー、藤堂和子氏なのだ。藤堂容疑者は和子氏の1人息子にあたる。 藤堂容疑者
三井不動産・九州電力・西日本鉄道は13日、3社合同で福岡市博多区の青果市場跡地に大型複合商業施設を建設し、子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア」が入る予定だと発表した。キッザニアは九州初進出となる。2022年春にオープン予定。 青果市場跡地の敷地面積は、駐車場の跡地を含め8万6,600m2。福岡空港から約2km、JR竹下駅からは約800mと交通の便も良い。車でのアクセスにも便利になるよう、計3,050台を収容できる立体駐車場4棟を設ける予定。 新型コロナウイルスの対策として、施設内の構造も換気がしやすいようにし、フットサルコートやテニスコートなどのスポーツパークも完備する予定だ。 【河原 多聞】
学長による「独裁」ともいえる法人運営が教職員からの反発を生んでいる、国立大学法人福岡教育大学。大学の頂点に君臨するのは、櫻井孝俊学長。独裁的運営を始めた寺尾愼一前学長の後継とされ、非民主的大学運営はそのまま継承されている。その福教大の経営協議会の委員に、複数の日本会議関係者が就任していることがわかった。日本会議は憲法改正を目指すウルトラ右翼団体で、森友学園問題でも改ざんされた決裁文書に名前が登場していた。 (ニュースサイト「HUNTER」の協力を得て転載) 汚れた教育行政 ▲福岡教育大学(福岡県宗像市) 教育行政が前代未聞の不祥事に揺れている。7月4日に受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたのは、文部科学省科学技術・学術制作局長の佐野太容疑者(58)。東京医科大学(東京都新宿区)を、文科省の私立大学支援事業に選定させることの見返りに、自分の息子を東京医大に合格させた「裏口入学」容疑がか
糸島の豊かな自然のなかで育まれた「糸島野菜」。いちごやブロッコリー、アスパラガスなど、市場で人気の野菜は数多い。糸島市では、福岡普及指導センターやJA糸島と連携し、そんな糸島野菜の担い手となる新規就農者の確保や育成を支援している。 今回、JA糸島営農部営農企画課では、糸島産のいちごやアスパラガスの産地力を維持していくため、農業研修生を募集。JA糸島いちご部会の先進農家やアスパラガス研修圃場での研修を通じて、未来の糸島野菜の生産者確保を目指す。研修にかかる費用は無料(損害保険や交通費などは研修生の負担)で、栽培技術や経営管理を学べる機会。就農への意欲のある方は、一度問い合わせてみてはいかがだろうか。 【問い合わせ先】 JA糸島 営農部 営農企画課(担当:中村氏、寺本氏) 所在地:糸島市志摩小富士14-34 T E L:092-327-2737 E-mail:einou@ja-itoshima
食肉卸販売業の九州バラエティーミート販売(株)(福岡県久山町、梶原伸正)が8月に久山町で和牛ホルモンの直営店舗を開店、「久山ホルモン」ブランドで評判を呼んでいる。 九州バラエティ―ミート販売(株) 代表取締役 梶原 伸正 氏 同社代表の梶原伸正氏は食肉業30年の経験をもち、2013年4月に起業。全国に牛肉、豚肉の仕入先をもち、自社工場で加工・管理を行ってきたが、新型コロナウイルス感染症で業況が一変したという。梶原代表によれば、新型コロナ対策による緊急事態宣言により、メインの卸先だった外食などの業務用向け卸の受注が激減。売上高は前期比5割減まで落ち込んだという。そのため、スーパーマーケット向けの卸販売にシフトし、食肉を得意とする福岡、大阪、奈良の流通店舗への販売で9月には前期比並みの売上高まで回復したものの、「新型コロナはまだ継続中で、いつまで続くかわからない。新しい収益をつくらなければなら
憲法改正論議は「合流」の障害にならない 立憲民主党・川内博史衆院議員 川内博史氏(以下、川内) 憲法改正論議についても、玉木(雄一郎・国民)代表は(合流しない)理由にあげていますが、両党が合意した綱領には「立憲主義的な立場から憲法改正議論をする」ということで合意しています。それには玉木代表も賛成していた。立憲主義的な改憲議論というのは、たとえば解散権に制約を加えるとか、要求があった場合には臨時国会を何日以内に召集すると書き換えるとかのことで、他方、自民党が狙っている憲法9条の改正は立憲主義の立場からの改正ではないですから、そういうものには組みしない。与党がそういうことを言っている限りは、憲法審査会には応じられないという論理必然になるのです。 そういう意味では党内での憲法議論はいくらでもできるというふうに思う。国民に対する提起もできる。「玉木代表にとっての障害はない」と私も思います。 ――憲
27日、福岡市内で新たに46人の新型コロナウイルス感染者が確認された。このうち、南区と西区の70代女性2人は、福岡市中央区のビルメンテナンス会社「吉次商事」の従業員。同社では合わせて6人の感染が確認されたことから、福岡市はクラスター(集団感染)が発生したとみている。 吉次商事によると、感染が確認された6人はいずれも清掃作業員で、5人が女性、1人が男性。作業員控室で感染が広がったとみており、濃厚接触の疑いがある者を全員自宅待機させ、対象者以外の従業員にも自費でPCR検査を受けるように伝えているという。
今年3月、福岡市主導のもと、福岡市東区にあるアイランドシティ内のアイランドシティ・センター地区に総事業費200億円を超える大型複合施設「アイランド アイ」が開設された。 同施設には、スーパーマーケットや外食店舗、免税店、治療院が入る商業施設のほか、11月には大型ホテルの「福岡アイランドシティホテル」がオープンする予定となっている。 しかし、アイランド アイの運営をめぐり、この事業の中核を担っている健康食品通販会社の(株)やずやと、旅行・コンサルティング会社の(株)HEARTS(以下、ハーツ社)との間でトラブルが発生していることがわかった。 やずやとハーツ社は当初、商業施設とホテル事業について、両社で福岡アイランドシティ特定目的会社(SPC)を設立し、テナント募集を担当する不動産会社のジョーンズ・ラング・ラサールとともに運営を進めてきた。しかし、やずやとハーツ社の間で出資に関わる金銭トラブル
8月19日、突如報じられた福岡市の市民グループによるIR(統合型リゾート)施設の福岡市への誘致活動。他都市のIR誘致活動との大きな違いは、行政主導ではなく、市民による誘致計画ということである。行政と地域住民に納得してもらえるよう、関係者たちは水面下で周到に戦略を練ってきた。彼らを突き動かすのは、まちにかつてアメリカがあったときの元気を取り戻したいという思いだ。地域で誘致活動の中心的役割を担っている井上準之助氏に話を聞いた。 (聞き手:(株)データ・マックス 代表取締役 児玉 直) 西戸崎でアメリカに囲まれて育つ ――最初にこのIR構想についてどのような印象をお持ちでしたか。 井上 準之助 会長 井上準之助氏(以下、井上) 最初にこの統合型リゾートの話を聞いたときには、本当に国営公園のなかにつくれるものかと驚きました。しかし、その構想について詳しく聞くと、私が長年やってきたことと重なるものだ
福岡東区の分譲マンション「ベルヴィ香椎 六番館」(以下、六番館)が傾斜している問題について、販売会社である若築建設(株)・JR九州・福岡商事(株)の3社は、六番館区分所有者に対して3つの対応策を提示し、選択を求めた。 販売会社らが示した案は、下記の通り。 (1)改修(杭の補修) (2)六番館の解体・建替え (3)六番館各住戸の購入価格での買い取り 現時点では、「六番館の解体・建替え」を希望する区分所有者が多いという。六番館の「建替え」は「ベルヴィ香椎」の区分所有者にとって、最良の解決方法となるのだろうか。協同組合ASIO代表理事の仲盛昭二氏の意見を聞いた。 ――マンションが傾斜していると問題になっていた六番館について、「改修(杭の補修)」「建替え」「買い取り」の3つの案が販売会社から提示されました。六番館の区分所有者の間では「建替え」を希望する意見が多いとのことですが、「建替え」は区分所有
抱樸館福岡 福岡市東区の生活困窮者支援施設「抱樸館福岡」で、30代の女性支援員が新型コロナウイルスに感染したことがわかった。30日にPCR検査の結果で確認されたもの。 抱樸館福岡は、社会福祉法人グリーンコープとNPO法人「抱樸」(北九州市)が共同で運営する施設。生活困窮者を受け入れ、生活保護や障害年金などを受給しながら、自立生活できるように支援を行っている。 抱樸館福岡には現在約40人の職員が所属し、50人ちかい入所者の支援を行っている。抱樸館福岡の池田猛館長はデータ・マックスの取材に、「福岡市の許可を得たうえでグリーンコープから発表するので、何も答えられない」と話している。 運営するNPO法人「抱樸」は旧称の「北九州ホームレス支援機構」時代から、困窮者支援を組織化したパイオニアとして全国的に知られている。最近では、指定暴力団・工藤会の本部事務所跡地を取得したことでも話題になっていた。 同
■宮崎出身の記者2人が社内不倫 「ブロック紙の雄」として知られ、最近では「あなたの特命取材班」企画をヒットさせた西日本新聞社で、所属する記者が「社内不倫」などを理由に懲戒解雇されたことがわかった。 解雇されたのは、47歳の男性記者「A」と女性記者「O」の2人。Aは宮崎市出身で、中央大学を卒業後に西日本新聞社に入社した。北九州市長に関する著作もあり、有能な記者として社内外でも知られる存在だった。 Oは、Aと同じ宮崎県の出身で、西日本新聞記者の肩書とともに実名でTwitterを開設していた。「事件事故取材をしてきました。やさしい日本語修行中!猫とお酒がすき。理不尽が大嫌い」などと自己紹介していた(同アカウントは削除されている)。 西日本新聞のHPでは、記者の署名入りで記事を掲載しているが、すでにAとOの単独署名記事は削除されている。削除された理由などは記載されていない。 ■西日本新聞社を覆うア
東京の「パリピ」が中洲のキャバクラで誕生パーティー 福岡市と東京都で確認された新型コロナウイルスの感染者8人が、福岡市・中洲のナイトクラブ(キャバクラ)の店員や客だったことがわかった。 感染が判明した男性らが訪れていたのは、中洲のキャバクラ「CLUB ATENA」(博多区中洲3)。同店は今日臨時休業しており、電話も通じない状態になっている。 ナイトクラブ「CLUB ATENA」。定休日は月曜日だが、ドアには「定休日」の張り紙があった 福岡市によると、感染が判明したうち福岡市の男性2人は、今月4日に東京から訪れた友人の男性4人らと中洲のキャバクラに来店していた。福岡市の男性と会食した20代女性やその友人が中洲のキャバクラ店関係者だったこともわかっている。 CLUB ATENA系列店の関係者によると、6月4日に東京から来た複数の男性がATENAと系列店のVIPルームを使って誕生パーティーを催し
福岡県警察は、6月1日、風営法違反の疑いで、パチンコホール「ドラゴンズ」の運営を手がける、(有)ドラゴンズの代表ら7名を、八女区検察庁に書類送検した。 福岡県警察によると、(有)ドラゴンズの代表男性(72)、社員男性(34)、派遣社員男性(40)の3名は共謀し、2019年12月17日、県の公安委員会に事前に届け出ることなくパチンコ台2台の釘を調整(無承認変更)。さらに、同社代表男性は景品買取所や景品卸問屋の経営者らと共謀し、20年1月10日以降、合計3回に渡り、同社運営の筑後市のパチンコホールで、客の特殊景品21枚を景品買取所が購入すると見せかけ、6万4,200円で自社で購入。いわゆる「自家買い※」をしていた疑いがもたれている。 ※自家買い 本来、客の特殊景品は景品買取所が購入し、それを今度は景品卸問屋が買い取り、パチンコホールに卸すという流れになっている。都度手数料が発生し、価格が上昇し
コロナ対策に関して、鉄道、バスと書いてきたが、今回はタクシーと過疎地などで運行される乗合タクシー・デマンド交通について、言及することにする。 タクシー運転手さんのからは、「2時間以上待っても、お客さんが1人もいなかった。こんなことは初めてだ」という悲鳴が聞かれます。利用者からは、「タクシー=密室で三密になる」というイメージがもたれています。 それを少しでも払拭して、タクシー事業の活性化だけでなく、過疎地で利用する乗り合いタクシー・デマンド交通に関しても、安心して利用してもらえるようにしたい。 タクシー事業 緊急事態宣言にともない、「外出の自粛」などを行うようになったため、タクシーの主要な顧客である法人需要が激減してしまった。 景気が良い時は、初乗り運賃で到着するような近場であれば、「乗車拒否」をされたりしたが、コロナウイルスの蔓延にともない、初乗り運賃で到着するような近場に対する需要すら、
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