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ブックマーク / infact.press (7)

  • 【総理の挨拶文】のり付着の痕跡は無かった(下)

    総理の挨拶文は広島市に保管されていた。そこには、のりが付着した痕跡も、はがそうとした跡も無かった。「のりが付着してはがれず」という政府の説明はなぜ行われたのか?ジャーナリストは更に取材を進めた。(文・写真/宮崎園子) 保管される総理の挨拶文 今年8月6日朝、広島市であった平和記念式典で、菅義偉首相が挨拶の重要部分を読み飛ばし、その理由について、当日中に政府関係者が「のりが付着してめくれない状態だった」と説明した問題。広島市情報公開条例にもとづき、挨拶文の原の開示を広島市に請求し、開示決定を受けて現物を確認した私が、のりが紙と紙の間に付着した痕跡も、それを剥がした痕跡も見つけることができなかったことを(上)で伝えた。 平和記念式典の挙行を担当している広島市市民活動推進課の担当者の説明によると、来賓は通常、自ら持参した挨拶文を取り出してスピーチ台で挨拶をした後、壇上に自身の挨拶文を置いて自席

    cinefuk
    cinefuk 2021/10/01
    ASEANでの失言(アルゼンチン)を踏まえると、訪問先に興味ないんだろうな。出張辞めれば良かったのに「一度でも挨拶文に眼を通しておけば、読み飛ばすわけもない。彼の仕事は棒読みなのに、棒読みすらできないのか」
  • 【総理の挨拶文】のり付着の痕跡は無かった(上)

    自民党の新総裁に岸田文雄氏が選ばれ、10月4日に開かれる臨時国会で総理大臣に任命されるのが確実となった。菅義偉総理の任期終了が秒読みとなったわけだが、それで全ての問題を忘れるとはならない。その1つが、岸田氏の地盤でもある広島で起きている。あの被爆者を慰霊する式典での挨拶の「読み飛ばし」だ。のりが付着していたから読み飛ばしたという。それは当なのか?総理の挨拶を1人のジャーナリストが追った。(文・写真/宮崎園子) 「内閣総理大臣・菅義偉」と書かれた横長の紙 「挨拶」。そう書かれた白い紙の包みの中に、それは入っていた。 包みを開くと、中から蛇腹状にきれいに畳まれた横長の紙が出てきた。紙は和紙のような薄紙だ。 そこに、「内閣総理大臣」という文字を認めるのに、時間はかからなかった。 「令和三年八月六日 内閣総理大臣・菅義偉」 左端にそう書かれていた。蛇腹の起点となる右端には「広島市原爆死没者慰霊式

    cinefuk
    cinefuk 2021/10/01
    「挨拶が済んだら、挨拶文は広島市の取得(入手)文書になる。読み飛ばしが発覚した時点で、『政府関係者』はその状態を見られるはずがない。どうして『のりが付着していた』などという説明ができるのか」
  • [Factcheck] 「バッテリー交換コストが高すぎて捨てられたパリの電気自動車」は不正確 中国でカーシェア事業者が置いたもの

    高すぎるバッテリー交換コストが原因で捨てられたフランス・パリの電気自動車として、大量の車の写真が拡散された。しかし、この写真は実際は中国で撮影されたもので、パリとは関係が無い。また、放置の理由もバッテリーのコストは少なくとも主要な理由ではなく、中国カーシェア市場の情勢が背景にあるようだ。(大船怜) チェック対象 (注:海外ユーザーの画像付きツイートを引用して)パリの電気自動車達、バッテリー交換のコストが高すぎで捨てる方が早いって面白いな (Twitter一般ユーザー、2021年7月9日投稿) この投稿では、海外の一般ユーザーによる7月7日の投稿が引用されており、そこには英語で次のように書かれている。 Green madness. Electric cars belonging to the city of Paris. No one will buy them because of the

    [Factcheck] 「バッテリー交換コストが高すぎて捨てられたパリの電気自動車」は不正確 中国でカーシェア事業者が置いたもの
    cinefuk
    cinefuk 2021/08/13
    「写真は中国・杭州の光景で、パリとは関係が無い。また、バッテリー交換のコストは放置の主な理由とは言えない」 https://t.co/WtsDKm7tcp
  • [FactCheck] 「トランプ大統領の所得税が少なかった理由は多額の寄付」との根拠不明情報が拡散

    トランプ大統領の2016年、17年の所得税が極めて少ない金額だったと報じられたことに関し、その理由はトランプ氏が退役軍人の支援で多額の寄付をしていたからだという言説がネット上で拡散しているが、その根拠は定かでない。(田島輔) チェック対象 米国大統領選挙の討論会で、バイデン陣営は、「トランプが所得税を支払っていない」と噛みついた。トランプは「理由をハッキリさせる」というだけで明確な回答はしなかった。そしてその理由が明確となった・・・オバマ政権で虐げられ不遇な目に合った、退役軍人の支援の為、2016年には財団から18万ドル、個人で542万ドル、合計で560万ドルを寄付した。寄付の税金控除で所得税を支払わなくてよくなった・・・という話し。 (2020年10月7日、匿名アカウントのツイッター投稿) 結論 【根拠不明】 トランプ大統領の高額所得を踏まえれば、仮に多額の寄付を行っていたとしてもそれだ

    [FactCheck] 「トランプ大統領の所得税が少なかった理由は多額の寄付」との根拠不明情報が拡散
  • [FactCheck] 安倍首相の被災者慰問 スタジオ撮影偽写真が拡散、台湾でも話題に

    安倍首相が昨年10月の台風19号の被災地の避難所を訪れたときの写真が、スタジオで撮影されたものであるかのような捏造された画像が、フェイスブック(Facebook)で拡散した。台湾でも同様の画像が出回っており、現地のファクトチェック団体に協力して調査した。(楊井人文、池雅蓉) チェック対象 安倍首相が昨年10月の台風19号の被災地の避難所を訪れたときの写真がスタジオで撮影されたものであるかのような画像とともに、「しかし安倍さんって当に手が込んでるよね スタッフも良心の呵責に苛まれないのかな?」というコメントとともに投稿 (Facebookの3月14日投稿され、拡散) 検証この画像はフェイスブックに3月14日ごろ投稿され、1100件以上シェアされて拡散していた。画像には2枚の写真が貼られている。1つ目は、安倍首相が台風19号の被災地の避難所を訪れたことを報じたニュース記事と写真、2つ目は、安

    [FactCheck] 安倍首相の被災者慰問 スタジオ撮影偽写真が拡散、台湾でも話題に
    cinefuk
    cinefuk 2020/03/29
    ジョーク写真としては面白いアイディアだけど、政治プロパガンダ(デマ)として拡散されるのは宜しくない。政敵が同手法を使ったキャンペーンを打つ場合に対抗できなくなるし、政権党のほうが予算があると気付くべき
  • [新型肺炎FactCheck] 感染リスク2位が日本になったのは「入国規制しないため」は誤り

    新型コロナウイルスの感染リスクが高い国として日が第2位とする論文が発表され、東京都中野区議が「安倍政権が入国規制をしない為」などとTwitter投稿し、拡散した。このランキングは政府による新型肺炎への対応と関係があるのか、検証した。(田島輔)(修正あり:後述) チェック対象 (新型肺炎の)高リスク国の第2位が日となったのは、安倍政権が入国規制をしない為。 (2020年1月29日、吉田康一郎・東京都中野区議のTwitter投稿) 結論 【誤り】新型肺炎のリスクに関する論文の中のランキングで日が2位になったのは事実だが、これは2018年の春節期間に中国から各国へ渡航した人数のデータを元にしていて、2019年末に発生した新型肺炎に政権がどう対応したかとは関係がない。検証英サウサンプトン大学の研究者らによるチームが新型コロナウィルスに感染するリスクの高い国として、日はタイに次いで第2位とし

    [新型肺炎FactCheck] 感染リスク2位が日本になったのは「入国規制しないため」は誤り
    cinefuk
    cinefuk 2020/02/12
    「新型肺炎のリスクに関する論文で日本が2位になったのは事実だが、これは2018年の春節期間に中国から各国へ渡航した人数のデータを元にしていて、2019年末に発生した新型肺炎に政権がどう対応したかとは関係がない。」
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.4/2019.10.30)

    「二子玉川の洪水は、多摩川築堤を阻んできた「二子玉川の環境と安全を考える会」の方々の輝かしい業績なのにどうしてホームページ閉じちゃったんだろう?」と書かれた投稿。 【検証】閉鎖は2015年 「二子玉川の環境と安全を考える会」がかつて多摩川沿いの堤防建設計画に異論を唱えていたことと、会のものと思われるホームページが現在閲覧できなくなっていることは事実。ホームページは2008年に取得されたアーカイブのみが今に残る。上掲のツイートは閉鎖の時期や理由についてははっきり述べていないが、今回の台風19号による多摩川氾濫被害を受けたものと憶測する反応が相次いだ。 しかし、ホームページは氾濫被害のずっと前、2015年には既に消滅していたと思われる。「考える会」を含むホームページのサーバーを提供していたOCNのサービス「Page ON」が2015年2月に終了しているからだ(閲覧は同年7月ごろまで可能だったと

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.4/2019.10.30)
    cinefuk
    cinefuk 2019/10/30
    "「二子玉川の堤防反対の会がホームページ閉鎖」デマ。今回の氾濫被害のずっと前、2015年には既に消滅していたと思われる。OCNのサービス「Page ON」が2015年2月に終了しているからだ"
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