ニデックの株価が復調の気配を見せている。電気自動車(EV)向け部品の不振を受けて低迷していたが、足元の株価は7300円近辺と3月につけた年初来安値(5400円)から3割強上昇した。産業機器用モーターなどEV向け以外が業績を支え、AI(人工知能)半導体関連の新規事業も期待を集めている。「中国の企業は低価格ばかり要求する。競合もみんな赤字だ」。4月下旬、東京都内で開いた決算説明会で、永守重信・代表
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米デューク大学と米ミシガン大学の研究チームが開発した「Security Analysis of Camera-LiDAR Fusion Against Black-Box Attacks on Autonomous Vehicles」は、自動運転車のセンサーをだまして、周囲の物体が検出距離よりも近い(または遠い)と信じ込ませる攻撃に成功し、搭載するカメラやセンサーの脆弱性を実証した。 センサーが取得する3D点群に実際の位置より前方または後方にわずかなデータポイントを追加するだけで、自動運転車のシステムを混乱させ、危険な判断をさせることができるという。 例えば、下記の図では前方中央から車が猛
Tesla乗りだけが感じ取れる「ファントムブレーキ」の怪異を知ってるか? オートパイロットの快適さと限界:走るガジェット「Tesla」に乗ってます(1/5 ページ) 「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ」と表現されるTesla。IT・ビジネス分野のライターである山崎潤一郎が、デジタルガジェットとして、そしてときには、ファミリーカーとしての視点で、この未来からやってきたクルマを連載形式で語ります。 納車から2カ月が経過しました。大きなトラブルはなく現在の走行距離は約2000kmです。Tesla以前に保有していた歴代の愛車の走行距離は、いずれもおおむね年間7000〜8000kmだったので、この調子でいけば、未踏の2万km超えなるかといったところです。 ただ、プチトラブルはありました。保存済みの車載カメラ動画がタッチスクリーンで再生不可になりましたが、タッチスクリーンをリスタートしたらすぐ
自動運転車の車載モニターに写る、前方を走るトラックのアイコン。そのトラックから、自車のアイコンに向かって次々と信号機が降り注いでくる──こんな動画が6月2日(現地時間)に米オンライン掲示板Redditに投稿され、Twitter経由で日本でも話題になった。「テレビゲームのボーナスステージ」「シューティングゲームのよう」という反応も。なぜこんな不思議な現象が起きたのだろうか? 動画の中に答えになりそうなものが写っている。前方を走るトラックが、実際に信号機を荷台に載せていたのだ。どうやらこれを自動運転システムが認識してしまった結果のようだが、これは実際に起きうることなのか。 オープンソースの自動運転ソフトウェアを手掛けるティアフォー(愛知県名古屋市)によれば、「カメラの画像認識のみで信号機を認識すると、日本も含めて同じ現象が発生する可能性がある」という。つまり、人間なら「搬送中の信号機は無視して
米テキサス州ヒューストン近郊のスプリングで4月17日午後11時過ぎ(現地時間)、米Teslaの電気自動車「Model S」が木に衝突して炎上し、乗っていた2人が死亡したと地元メディアClick2Houston.comが報じた。当局は同メディアに対し、事故発生時に運転席には誰も座っておらず、犠牲者は助手席と後部座席に座っていたと語った。自動運転が作動していたかどうかはまだ不明だが、無人運転状態だった。 地元テレビ局KPRC2は、Model Sはカーブを曲がりきれずに木に激突したとツイートした。当局は消火に当たり、Teslaに方法を問い合わせなければならなかったという。 米国を含む世界ではまだ、公道での完全自動運転は認められていない。自動運転の場合でも、運転席でハンドルに手を添えていることが義務付けられている。 本稿執筆現在、Teslaあるいはイーロン・マスクCEOからのこの件に関するコメント
米国の国家運輸安全委員会(NTSB)は6月20日、2016年にテスラ『モデルS』のドライバーが、自動運転モードで走行中に事故死した件に関して、報告書を公表した。 この事故は2016年5月7日、米国フロリダ州で発生。テスラモーターズのEV、モデルSの顧客が自動運転モードで走行中、大型トレーラーに衝突する事故を起こし、ドライバーが死亡した。 事故は自動運転モードで走行中、大型トレーラーがモデルSの前方を横切る形で起きた。テスラによると、日差しが強かったために、ドライバーも自動運転機能も白い色のトレーラーを認識できず、ブレーキが作動しないまま、トレーラーの下に潜り込む形で衝突したという。 今回、米国の国家運輸安全委員会は、この事故について、500ページ以上に及ぶ詳細な報告書を公表。テスラからダウンロードしたシステム性能データを調査した結果、当該ドライバーは、部分的な自動運転システム(レーダークル
自動運転機能が普及期を迎えつつある。 今年8月下旬、フルモデルチェンジして発売される、日産自動車のミニバン「セレナ」。その目玉の一つが高速道路における単一車線の準自動運転機能「プロパイロット」だ。同様の機能は欧州の高級車が採用しているが、日産は300万円以下の普及価格帯で投入する。 またメルセデス・ベンツも7月末から国内で販売する新型Eクラスで従来の自動運転機能を強化。半自動の車線変更やスマートフォンによる遠隔駐車なども実現した。 米国で自動運転中に死亡事故発生 だが、自動運転機能付きの車種が続々と投入される中、その扱いに業界はこれまで以上に神経質になっている。 自動運転の安全性に関し、懸念を生じさせる事故が起きたのは今年5月。米国で米テスラモーターズの車両が自動運転機能「オートパイロット」で走行中、トレーラーに衝突し、ドライバーが死亡した。 テスラの事故の原因究明はこれからだが、まぶしい
VolkswagenはSedricをSAE Internationalが定義する「レベル5」の完全自動運転車だとしている。リモコン「OneButton」をタッチするだけでユーザーの元に迎えに来て、ユーザーを認識するとドアを開ける。 完全自動運転車はまだ世界で認可されていない。Sedricの発売時期や価格はまだ不明だ。同社は昨年5月、米Uberと競合する配車サービス企業Gettに出資しており、配車サービスでの採用も想定しているのかもしれない。 マティアス・ミューラーCEOは発表文で、向う数年間で数十億ユーロを自動運転技術に投資し、最高の専門家を採用していくと語った。 関連記事 Googleスピンアウトの自動運転車企業Waymo、安全性の大幅アップについて説明 Googleからスピンアウトした自動運転技術企業Waymoが、自動運転中の人間による自動運転解除の1000マイル当たりの平均回数が20
「トロン: レガシー」のデザイナーが手がけたRoboraceの自動運転レーシングカー2016.03.31 16:55 武者良太 なにこのサイバーフォーミュラ! F1などを主催する国際自動車連盟(FIA)が新たにはじめようとしている、人工知能(AI)による自動運転車だけが参戦できる新時代のレースカテゴリー「Roborace(ロボレース)」。開催時期や参加チームはいまだ明らかになっていませんが、そのレーシングカーが公開されました。これはカッコイイし、なんといっても強そう! デザイナーはダニエル・サイモン。そうです。「トロン: レガシー」のコンセプトデザインを手がけた彼です。彼は他にも「オブリビオン」や「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の乗り物もデザインしていますし、ロータスのモーターサイクルや、ブガッティ、ランボルギーニといった実車のプロジェクトにも関わっています。 コック
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