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  • 脳神経再生に可能性 - サンバイオ、脳損傷への幹細胞治療の有効性を示唆

    脳の神経再生の実現を目指す創薬ベンチャーであるサンバイオは4月17日、同社の再生細胞薬「SB623」を用いた外傷性脳損傷(TBI)による運動機能障害に対して治療が有効である可能性が示唆されたことを明らかにした。 同成果は、米国サンディエゴで開催された米国脳神経外科学会(American Association of Neurological Surgeons:AANS)の年次総会において発表されたもの。今回の試験では、SB623投与群46名とコントロール群15の合計61名のTBIによる運動機能障害を持つ被験者を対象に実施。機能障害評価法の1つであるFugl-Meyer Motor Scale(FMMS)を用いて、24週時点のベースラインからの改善量を比較した結果、統計学的な有意さが認められたという。 TBI向けフェーズ2試験の概要と結果 また、安全性評価についても重篤な有害事象も発生しなか

    脳神経再生に可能性 - サンバイオ、脳損傷への幹細胞治療の有効性を示唆
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    cknbstr 2019/04/19
  • 日立、遺伝研にスパコンを納入 - 個別化医療の実現を支援

    日立製作所は3月5日、国立遺伝学研究所(遺伝研)のスーパーコンピュータ(スパコン)システムを構築し、稼働を開始したことを発表した。 今回稼働を開始したシステムの総理論演算性能は、従来システム比約2.2倍となる876.2TFLOPSで、これまで同社がライフサイエンス分野におけるスパコンシステムの構築、運用で培ったノウハウを活用し、高度なゲノム解析を支援するシステム環境を実現したほか、InfiniBandネットワークで相互接続される各ノードのリソースを論理的に分割可能とする構成を採用することで、ゲノム解析や各種データベース向けといった用途に合わせて、ノードを割り当てることができるため、システムのITリソースを柔軟、かつ効率的に活用することができるという。 また、AIによるゲノム解析環境の実現のため、GPUとして「NVIDIA Tesla V100」を採用するとともに、AIによる解析が可能なソフ

    日立、遺伝研にスパコンを納入 - 個別化医療の実現を支援
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    cknbstr 2019/03/05
  • 人類最後の日まで過去最短の「2分」 伝統ある米誌が「新たな異常事態」と警鐘

    人類最後の日までの残り時間を概念的に示すことで世界的に知られる「終末時計」の時刻は「終末」まで「残り2分」と、米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が日時間25日発表した。時計針の位置は「終末」まで過去最短だった昨年と同じで、気候変動対策の遅れや核戦争の脅威に対する強い懸念を表明した。世界の状況はこの一年で変わっていないことを物語っている 今年の「終末時計」を発表する関係者(提供・米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」) 「残り2分」のイメージ画像 昨年の時刻は、冷戦中で水爆開発が過熱していた1953年と同じ「残り2分」だった 。同誌は今回、(1)地球温暖化は人類にとって脅威であるにもかかわらず世界の二酸化炭素(CO2)排出量が増加している(2)北朝鮮と米国両政府の対話の動きはみられるものの核問題自体は未解決で、米国など核保有国では核兵器の近代化が

    人類最後の日まで過去最短の「2分」 伝統ある米誌が「新たな異常事態」と警鐘
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    cknbstr 2019/01/30
  • 省エネスパコンランキング「Green500」 - 理研のシステムが3連覇 | マイナビニュース

    スーパーコンピュータ(スパコン)のHPLの性能/消費電力でランキングを行う「Green500」の2018年11月版が公表され、ExaScalerやPEZY Computingが開発した理化学研究所(理研) 情報基盤センターの「Shoubu(菖蒲) system B」がトップとなり、3連覇を達成した。 今回のShoubu system Bの1Wあたりの性能は17.604GFlops/Wとなっているが、これは実は前回の18.404GFlops/Wより悪化している。ただし、前回のコア数は79万4400でピーク電力は47kWであったのに対し、今回は95万3280コアへ、ピーク電力も60kWへと増加しての値となる。 2位にはNVIDIA社内のスパコン「DGX SaturnV Volta」が15.113GFlops/Wで、3位には、TOP500で性能トップのSummitが14.668GFlops/Wで

    省エネスパコンランキング「Green500」 - 理研のシステムが3連覇 | マイナビニュース
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    cknbstr 2018/11/13
  • 3滴の血液で30項目の検査を可能とした採決キットが発売 - aiwell | マイナビニュース

    aiwellは11月12日、従来の血液検査の約150分の1、3滴分の血液(0.065ml)で赤血球や白血球、コレステロールなど30項目の検査を可能とする「アイウェルケア」を開発したことを発表した。 検査可能な項目一覧 同製品は、身体への少ない負担で骨や身体機能の状態まで含めた検査を可能とするもの。病院の検査と同精度の検査を医療機関へ行かずに、自宅でキットに含まれる採血ノズルを活用することで血液を採取。定期的な血液検査を可能にするという。 採血の手順 なお同社は、2018年11月より、東京工業大学と「AIプロテオミクスの実用化」に向けた共同研究を開始しているとのことで、分析時に必要な血清の採取においても、来院不要で手軽かつ高精度に血液検査ができる微量採血キットとしての活用を見込んでいるとしており、今後は、提携医療機関や、スポーツクラブなどの健康サービス企業、各種研究機関などへの導入を進め、1

    3滴の血液で30項目の検査を可能とした採決キットが発売 - aiwell | マイナビニュース
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    cknbstr 2018/11/13
  • Hot Chips 30 - DeePhiが語ったディープラーニングのトレンド(1) ディープラーニングの最近の進歩とDeePhiのプラットフォーム | マイナビニュース

    Xilinxが買収したディープラーニングのスタートアップ DeePhi Tech(深鉴科技)は清華大学とスタンフォード大学の研究者が、2016年に北京に設立したディープラーニング技術を開発するスタートアップである。コンピュータアーキテクチャ関係のトップクラスの学会である2016年のISCAで最優秀論文賞を受賞するなど、高い技術力を誇る。 DeePhi Techは、その将来性からSamsungやMediaTekなども出資していたが、2018年7月に出資先の1つであったXilinxが買収し、現在はXilinxの一部になっている。DeePhi TechはXilinxのFPGAをディープラーニングのエンジンとして使っており、資関係だけでなく、研究開発でも両者の関係は深かった。 Hot Chips 30でマシンラーニングプラットフォームについて発表するDeePhi TechのSong Yao CE

    Hot Chips 30 - DeePhiが語ったディープラーニングのトレンド(1) ディープラーニングの最近の進歩とDeePhiのプラットフォーム | マイナビニュース
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    cknbstr 2018/10/03
  • 暗号技術は量子コンピュータに対抗できるのか? | マイナビニュース

    「量子コンピュータ」、旬の言葉です。0と1の従来のビットではなく「キュービット(qubits)」を処理単位とすることで飛躍的に性能が高まるこの技術※1)が、従来のコンピュータをはるかに凌ぐ処理能力を実現し、現在は不可能とされる科学的な課題の解決やはるかに精度の高いシミュレーションを実用化できるのは間違いありません。 一方、最先端技術が理想を離れて悪用されてしまうことは歴史が証明しています。量子コンピュータによって、これまで解読不能とみなされてきた現在の暗号が使い物にならなくなる日が来ることは間違いありません。通信の秘密を守るのに欠かせない公開鍵暗号方式も、そこから逃れることはできないでしょう。 深刻な問題ですが、暗号技術の専門家は早くからこの問題を認識し対策に着手しています。このレポートでは、既存の暗号技術のどの部分が危機にあるのか、いつごろ破られる可能性があるか、そして量子コンピュータ時

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    cknbstr 2018/09/28
  • 腸内細菌叢に存在する善玉菌は、宿主の多糖類を分解できる

    京都大学(京大)は、動物の細胞外マトリックス成分であるグリコサミノグリカン(多糖類)を対象とした腸内細菌叢による分解様式を解析し、その分解細菌の中にプロバイオティクス(善玉菌)として知られるある種の乳酸菌を見出したと発表した。 同成果は、京都大学大学院農学研究科の河合桂吾氏(当時)、橋渉 教授、摂南大学の村田幸作 教授らの研究グループによるもの。詳細は英国の学術誌「Scientific Reports」オンライン版に掲載された。 研究のイメージ図 (出所:京都大学Webサイト) ある種の常在細菌や病原細菌は、動物に共生または感染する際、動物の細胞外マトリックスを標的とすることが知られている。動物細胞が分泌する細胞外マトリックスの主要成分として、グリコサミノグリカン(GAG)が存在する。ヒアルロン酸、コンドロイチン、硫酸、ヘパリンなどは典型的なGAGであり、品や医療分野で利用されている多

    腸内細菌叢に存在する善玉菌は、宿主の多糖類を分解できる
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    cknbstr 2018/08/02
  • アンチエイジングからがん治療まで - ビタミンCの機能解明に挑む

    ミトコンドリアを活性化する有機酸と保護するビタミンC 私たちの研究テーマは、ミトコンドリアを活性化させる有機酸やミトコンドリアを保護するビタミンCの細胞レベルでの機能を解き明かすことです。細胞は、細胞質とミトコンドリアという2つの場所でエネルギーを作っています。細胞質でのエネルギー代謝経路は、主にブドウ糖を分解して体内で使いやすいエネルギー源に作りかえていく「解糖系」と呼ばれるもの。ところがこのルートは代謝効率があまりよくありません。ブドウ糖の一部が分解の途中で乳酸に変化し、完全に酸化されないからです。 それに対してミトコンドリアのエネルギー代謝はとても効率がいいのです。ミトコンドリアのエネルギー代謝が悪化すると、細胞を死に誘導する因子が放出されます。ミトコンドリアは人間の体内で細胞の生死を司るという決定的な役割を持っているのです。ですからミトコンドリアが活発に働く状態であれば、細胞も活き

    アンチエイジングからがん治療まで - ビタミンCの機能解明に挑む
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    cknbstr 2018/08/01
  • 宿便なんて嘘?しつこい便秘を改善する正しい方法 | マイナビニュース

    ◆そもそも便秘の定義って? 便秘とはどんな状態か 「便秘がひどくておなかが張る」「ぽっこりおなかを何とかしたい!」「便秘が続くとお肌が荒れちゃう」「宿便を出せればきれいになれる?」などなど、便秘にまつわるお悩みは尽きないもの……。 便秘の定義ですが、実は、2~3日に1回しかお通じがなくても、人が苦痛でなければ「便秘」ではないのです。でも、毎日お通じがあっても、どうも便が残っている感じやおなかが張っている感じがしてすっきりしなかったら、それは便秘と考えます。 いわば、当に大雑把に言ってしまえば、「すっきりしない感じ」=「便秘」なのですね。 便秘でおなかが張るのは、便が長い間腸にとどまると腸内の悪玉菌が増殖してガスが発生するから。また、肌荒れや頭痛の原因は、医学的にはよくわかっていませんが、一説に、便秘に伴って自律神経の働きが乱れておこるのではないかといわれています。例えば肌荒れは、自律神

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    cknbstr 2018/07/31
  • 独自の技術で新しいペプチド医薬品の創出を目指す - 大学発ベンチャー企業JITSUBOの戦略

    インタビュー PR提供:アジレント・テクノロジー 独自の技術で新しいペプチド医薬品の創出を目指す - 大学発ベンチャー企業JITSUBOの戦略 2~50程度のアミノ酸からなる「ペプチド医薬品」の市場が、近年、急速に拡大しつつあります。ペプチド医薬品は、分子量の少ない「低分子医薬品」と抗体医薬品などの「高分子医薬品」の中間に位置付けられる「中分子医薬品」のひとつです。代表例として、血糖値を低下させるインスリンがよく知られています。 低分子医薬品は、経口投与が可能で、低コストで製造できるというメリットがあります。分子が小さく細かな標的を狙うのに適していますが、標的への特異性が低く副作用が起こりえます。一方で、抗体医薬品は標的への特異性や結合性の高さがメリットです。ただし、製造コストが高く、経口投与ができないというデメリットもあります。中分子医薬品は、これら低分子医薬品と抗体医薬品の"いいとこ取

    独自の技術で新しいペプチド医薬品の創出を目指す - 大学発ベンチャー企業JITSUBOの戦略
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    cknbstr 2018/07/30
  • 海馬においてアミノ酸代謝が記憶能力に影響することが明らかに-農工大 | マイナビニュース

    東京農工大学(農工大)は、同大の研究グループが、アミノ酸代謝酵素の遺伝子LAO1を欠損したマウスの解析を行った結果、脳内で記憶に関わる海馬においてアミノ酸代謝異常が生じ、特にフェニルアラニン濃度の上昇を確認するとともに、このフェニルアラニン蓄積が神経伝達物質アセチルコリン濃度の減少を引き起こし、LAO1欠損マウスの記憶能力が低下することを証明したことを発表した。 この成果は、農工大大学院農学研究院動物生命科学部門・永岡謙太郎准教授、永岡謙太郎准教授、臼田賢人大学院生らと、栄養・病理学研究所の川瀬貴博研究員、塚原隆充博士、京都大学大学院 農学研究科応用生物化学専攻の友永省三助教、中国科学院の Wanzhu Jin 教授らによるもので、7月23日付けで英国のオンライン学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 アミノ酸は、それ自身のみならず代謝産物についても生命の様々な機能維

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    cknbstr 2018/07/24
  • 頻繁なインターネットの使用は小児の脳に悪影響を及ぼす可能性

    東北大学は7月11日、小児の3年間の縦断追跡データを用いて、頻回のインターネット習慣は、脳の広範な領域に及ぶ灰白質や白質や言語性知能の発達に伴う変化に対して影響していることを明らかにしたと発表した。 同成果は、東北大学加齢医学研究所・認知機能発達寄附研究部門の川島隆太 教授、竹内光 准教授らの研究グループによるもの。詳細は米国の学術誌「Human Brain Mapping」に掲載された。 インターネット習慣と数年後の言語性知能の変化の関連 (出所:東北大学Webサイト) 現代の若者は、多くの時間をインターネットに費やすようになっている。若年者における頻回のインターネット習慣は、学業成績の悪さなどと関係するほか、後に抑うつ感や孤独感などの増加につながることが知られていた。 またインターネット中毒の人は、低い実行機能や注意能力、高い衝動性などを示し、さまざまな領域の脳容積が小さいことが知られ

    頻繁なインターネットの使用は小児の脳に悪影響を及ぼす可能性
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    cknbstr 2018/07/11
  • 尿でがん検査が可能に - ヒロツバイオと日立が共同実験室を開設

    HIROTSUバイオサイエンス(ヒロツバイオ)と日立製作所は7月4日、線虫の嗅覚機能を利用したがん検査方法「N-NOSE」の実用化に向けた大規模臨床検体解析の実現を目指し、新たに解析処理数を向上させた「高スループット自動撮像装置」を開発したこと、ならびに7月2日付で同装置を用いた臨床検体解析の推進を目的に、日立の研究か発グループ基礎研究センタ内に「HIROTSUバイオ・日立共同実験室」を開設したことを発表した。 線虫を使ってがんを判定する技術 N-NOSEは線虫ががん患者の尿には近づき、健常者の尿からは離れる特性を利用した検査技術で、両社は2017年4月より共同研究を進めてきた。これまでに、主要ながんを含む18種類以上のがんを検出できることを確認したほか、その検知精度も約90%と高い値を示しており、ステージ0~Iという早期がんでも検知できることも確認されている。 線虫を用いたがん検査「N-

    尿でがん検査が可能に - ヒロツバイオと日立が共同実験室を開設
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    cknbstr 2018/07/05
  • がんの転移を止める薬剤化合物を発見 - オレゴン健康科学大など

    オレゴン健康科学大学(OHSU)などの研究チームは、がんの転移を止める薬剤化合物を発見したと発表した。マウスを使った実験で効果が確認されたとしている。研究論文は「Nature Communications」に掲載された。 オレゴン健康科学大学のRaymond Bergan教授(左から2番目)が率いる研究チーム (出所:OHSU) OHSUの他、ノースウェスタン大学、厦門大学、シカゴ大学、ワシントン大学などから研究者が参加している。 一般的に、多くのがんは早期に発見できて他の組織への転移が起こっていなければ治療可能だが、発見が遅くなり他の組織に転移していると死亡リスクが高まる。このため、がん治療の研究においては、がん細胞を殺す方法の開発に加えて、がん細胞の転移を防ぐ方法を見つけることが重要な課題であると研究チームは指摘している。 今回報告されたのはイソフラボンの一種であるゲニステイン(4′,

    がんの転移を止める薬剤化合物を発見 - オレゴン健康科学大など
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    cknbstr 2018/07/03
  • ビタミンCががん転移を抑制するメカニズムに新知見 - 東京工科大

    東京工科大学は6月28日、高濃度のビタミンC(VC)ががん転移を抑制するメカニズムについての新たな研究成果を発表した。 同成果は、同大 応用生物学部の佐藤拓己 教授ならびに小島直也氏(同大 応用生物学部4年生)、井口拓也氏(同大 応用生物学部4年生)、河合紘希氏(同大 応用生物学部4年生)、小林凌太氏(同大 応用生物学部4年生)、蓮池大樹氏(同大 応用生物学部4年生)、濱田健三氏(同大 応用生物学部4年生)らで構成される研究チームによるもの。詳細は米国の薬理学専門誌「Reactive Oxygen Species(ROS)」に掲載された。 高濃度のVCを血液に直接投入すると、がん治療に効果があることが近年の研究から分かってきた。中でも、従来からの治療法の補助として用いられることが期待される「高濃度ビタミンC点滴」は、がん転移を抑制できる可能性が示唆されているが、そのメカニズムについてはまだ

    ビタミンCががん転移を抑制するメカニズムに新知見 - 東京工科大
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    cknbstr 2018/07/02
  • SperctreやMeltdownを根本から防ぐSafeSpec(1) 投機実行の隙を突くSpectre/Meltdownの仕組みを知る

    無査読の論文投稿サイトのArXiveに「SafeSpec:Banishing the Spectre of a Meltdown with Leakage-Free Speculation」という論文が発表された。筆頭著者のカリフォルニア大学リバーサイド校のKhaled Khasawneh氏をはじめ6人の名前が並んでいる。指導教官は著者の一人となっているリバーサイド校のNael Abu-Ghazaleh教授である。 投機実行と攻撃方法 最近のプロセサは性能を上げるために「投機実行(Speculative Execution)」を使っている。例えば、ifの条件が成立するか、しないかが、if文を実行するタイミングで判明していなくても、過去の履歴から、成立、不成立を予測して、その予測に基づいてその先の文の命令を実行していく。 予測が正しければ、条件の成立、不成立が判明するまで待つよりも処理性能を

    SperctreやMeltdownを根本から防ぐSafeSpec(1) 投機実行の隙を突くSpectre/Meltdownの仕組みを知る
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    cknbstr 2018/06/26
  • ブラックホールが恒星をバラバラに引き裂く「潮汐破壊現象」の観測に成功

    天文学者の国際研究チームは、超大質量ブラックホールに近づきすぎた恒星が強い重力によってバラバラに引き裂かれる「潮汐破壊現象」を直接観測することに成功したと発表した。研究論文は科学誌「Science」に掲載された。 衝突中の銀河のペアArp299(左下)の中心部で起きている超大質量ブラックホールによる恒星の潮汐破壊現象とそれに伴うジェット噴流の想像図 (出所:マンチェスター大学) 今回報告された潮汐破壊現象は、地球から約1億5000万光年先で衝突している2つの銀河のペア「Arp299」で起こったもの。Arp299のうちの一方の銀河の中心に存在すると考えられている超大質量ブラックホール(太陽の2000万倍超の質量)によって、ひとつの恒星(太陽の2倍以上の質量)が引き裂かれる様子を、世界各地の電波望遠鏡、赤外線望遠鏡を使って詳細に観測したとしている。 ブラックホール理論によれば、超大質量ブラック

    ブラックホールが恒星をバラバラに引き裂く「潮汐破壊現象」の観測に成功
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    cknbstr 2018/06/22
  • NANDの価格低下によりSSD需要が増加 - TrendForce

    NAND型フラッシュメモリが市場で供給過剰傾向となった影響からクライアント向けSSDの価格が低下、その結果、PC全体でSSDの需要が増しつつあるとの市場動向調査結果を台湾TrendForceが公表した。この結果、ノートPCSSD搭載率は2018年のうちに50%を超える可能性がでてきたという。 中でもSATA IIIよりも高速なインタフェースであるPCIe(PCI Express)品がSATA III品との価格差を徐々に縮めてきており、アップグレードのセールスポイントとしてPCメーカーやモジュールメーカーが採用するなど、高い伸びを見せており、SSDにおけるPCIeの比率も2018年中には50%を超す見通しだという。 一方で、供給過剰気味が続くNANDサプライヤ側も、64層もしくは72層の3D NANDをより多く売ることを目的に価格を下げてきており、その結果、PCの主用クライアント向けSSD

    NANDの価格低下によりSSD需要が増加 - TrendForce
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    cknbstr 2018/06/04
  • 東工大、ALSの一因ともなるストレス顆粒の消失を促す酵素を発見

    東京工業大学(東工大)は、同大の研究グループが、ふたつの脱ユビキチン化酵素がストレス顆粒の消失を促すことを発見したことを発表した。 この成果は、東工大科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センターの駒田雅之教授、福嶋俊明助教、生命理工学研究科 生体システム専攻の解玄(Xie Xuan)大学院生らの研究グループによるもので、英国の細胞生物学専門誌「Journal of Cell Science」電子版に4月12日付けで掲載された。 USP5やUSP13はストレス顆粒内のユビキチン鎖を分解する(出所:東工大ニュースリリース※PDF) ストレス顆粒は、真核細胞の中に存在するRNA-タンパク質複合体に富む構造体で、細胞が熱などのストレスを受けると形成される。何らかの原因でストレス顆粒が消失せず過剰に蓄積すると、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経変性疾患発症の一因になる。ストレス顆粒の形成や消失を

    東工大、ALSの一因ともなるストレス顆粒の消失を促す酵素を発見
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    cknbstr 2018/05/28