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ブックマーク / melborne.github.io (26)

  • Procを制する者がRubyを制す(嘘)

    RubyのProcの説明は巷に溢れているから今更感があるけどここ数回Procを使ったネタを書いていたらProcがかわいくなっちゃってもっとみんなにもProcのこと知ってもらいたいという欲求が生まれてきたからProcについての基的なことを僕なりのやり方でここに書くよ。長いよ。 Rubyの関数(メソッド) Rubyにおいて関数(メソッド)はファーストクラス(オブジェクト)ではありません。つまり文字列や数字や配列などの他のオブジェクトとは異なって、Rubyではそれを直接変数に代入したり、他の関数に渡したりすることはできません。 def square(n) n * n end sq = square # squareメソッドを変数sqに代入してみる # ~> -:1:in `square': wrong number of arguments (0 for 1) (ArgumentError)

    Procを制する者がRubyを制す(嘘)
  • エラーメッセージから学ぶRack - 最初の一歩

    (追記:2012-12-25) 記事およびこれに続くRackの記事(全4)をまとめて電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍「エラーメッセージから学ぶRack」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 詳細は以下を参照して下さい。 電子書籍「エラーメッセージから学ぶRack」EPUB版をGumroadから出版しました! 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m Rac

  • Ruby de Streem

    のっぴきならない事情で暫くここを離れてたけど 戻ってきたらMatzが新言語を作ってた 僕がいないうちにRubyは捨てられてしまったの? 僕が暫く目を離しているうちに世の中もMatzも変わってしまって もうだれもRubyを愛さなくなってしまったの? matz/streem Streem - stream based concurrent scripting language Streem is a concurrent scripting language based on a programming model similar to shell, with influences from Ruby, Erlang and other functional programming languages. In Streem, a simple cat program looks like th

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    clavier 2014/12/16
  • Ruby的FizzBuzz

    最終鬼畜FizzBuzz大全 - Qiitaに刺激を受けて、Qiitaのほうにポストしてみたんだけど、こちらは解説付きで。 Ruby的FizzBuzz - その1 class FB def FizzBuzz(n) (n%15)==0 end def Fizz(n) (n%3)==0 end def Buzz(n) (n%5)==0 end def self.call(n) instance_methods(false).detect { |m| new.send(m, n) } || n end end (1..100).each { |i| printf "%s ", FB.call(i) } # >> 1 2 Fizz 4 Buzz Fizz 7 8 Fizz Buzz 11 Fizz 13 14 FizzBuzz 16 17 Fizz 19 Buzz Fizz 22 23 Fizz

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    clavier 2014/08/12
  • Ruby製サードパーティライブラリgemのトレンドを知るには「BestGems.org」がベスト

    ─質問1─ Ruby製サードパーティライブラリ、要はgemで、何が人気なのかってこと、手っ取り早く知りたいんですけど。 ─回答1─ RubyGems.orgのstatsページを見てください。 ─質問2─ えっ?これだけ?この辺は万年上位で固定でしょ。もうちょっと俺の知らないバラエティに富んだものに出会いたいんだけど。俺、Rails用ないし。 ─回答2─ カテゴリー別ならThe Ruby Toolboxがあります。 The Ruby Toolbox - Terminal Coloring ─質問3─ あんた、俺の質問ちゃんと聞いてるの?カテゴリー別なんて言ってないし。それに、ここのカテゴリーってなんか俺的に信用ないんだよね。取りこぼし多いっていうか..。俺のgem出てこないっていうか..。 ─回答3─ GitHubTrendingでここ最近の人気リポジトリが分かります。 Trending

    Ruby製サードパーティライブラリgemのトレンドを知るには「BestGems.org」がベスト
  • Yet Another Terminal Color for Ruby: Colcolorの紹介

    巷にはターミナル文字のカラー化を楽にするライブラリが溢れています。僕も以前にその幾つかを紹介した記事を書きました。 RubyでANSIカラーシーケンスを学ぼう! にも拘わらずみんな、人の作ったライブラリが自分のテイストに合わないのか、自分用に、しかし他と似たようなものをまた作って、このリストを更に長くしていくという傾向があるようです。RubyGems.orgでcolorを検索してみてください。僕が言っていることが冗談ではないということが分かるでしょう。 これだけ大量のカラー化ライブラリがあるとどれを選ぶべきか皆目わからず、人気どころを2、3試してみてそれらが合わなかったら、他を探すより自分で作ったほうが早い、となるのも頷けます。 え〜、それで、ちょっと言いづらいのですが…。 ご多分に漏れず…。 「Colcolor」というgemを作りましたよ!> まじか。 colcolor melborne

    Yet Another Terminal Color for Ruby: Colcolorの紹介
  • Rubyでパイプライン?

    AngularJSというものを眺めていたらその中にビューテンプレートなどで使えるフィルターという概念がでてきて、あーこれLiquidにもあったけどUNIXのパイプラインみたいで面白いなあRubyでできないかなあ、ということでちょっと試してみましたという内容の投稿です。 まあ、メソッドチェーンでいいよ、って話で終わりなんですが。 AngulraJSのFilterというのはビューテンプレートの中で、 {{ 12 | currency }} のようにすると、12がcurrencyフィルタを通って$12.00が出力されるといった代物です。 {{ expression | filter1 | filter2 | filter3 }} のように複数のフィルタを順次適用することもできます。まさにパイプですね。 Rubyでパイプ? でこんな感じのものをRubyで書いてみました。

  • Graphvizがドローイングソフトになってしまった件について

    (追記:2014-3-3) Gvizについてのまとめ頁を作りました。 Gvizの目次 - Rubyの世界からGraphvizの世界にこんにちは! GraphvizのRubyラッパーであるGvizというツールを作っておりまして。 gviz | RubyGems.org | your community gem host melborne/Gviz それは、次のようなgraph.ruというファイルを用意して、 route :main => [:init, :parse, :cleanup, :printf] route :init => :make, :parse => :execute route :execute => [:make, :compare, :printf] save :sample

    Graphvizがドローイングソフトになってしまった件について
  • 僕が考えた最速・最小投資でRubyを学ぶ方法またはステマ乙

    そろそろ軽くRubyをやってみたいけどなんか情報多すぎてどこから手を付けたらいいかわからない、リファレンス的なものとか言語論的なものとかコミュニティー的なものとかの情報は結構あるけど、もっとカジュアルでかと言ってどの言語でも使いまわせる的な説明じゃなくRubyらしさが浮き出てるようなもので、しかもちょっとしたCLIツールとかWebアプリとかを作れる程度に理解の手助けをしてくれるものがほしいけど、今の段階で大枚叩きたくないしという人向けに僕がRubyの道案内を致します。 ステップ1(所要時間:0〜10分、投資額:0円) あなたのコンピュータでRuby2系を使えるようにします。 Macなひと => Mavericksをインストールする。 Windowsなひと => RubyInstaller for WindowsRuby2系をインストールする。 Linuxなひと => ご自由に。 ターミナ

    僕が考えた最速・最小投資でRubyを学ぶ方法またはステマ乙
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    clavier 2013/12/25
  • Ruby製WebSocketアプリを最速でHerokuにデプロイする5つのステップ

    テレビ放送が駄目になった」と言われて久しいですがその理由ははっきりしています。それは放送というものがリアルタイム・コンテンツを扱う媒体だからです。リアルタイム・コンテンツはユーザの自由を奪います。ある番組を見るためにユーザはその時間テレビの前に固定化されます。録画放送番組は字義的にはバッファード・コンテンツ1と言えますが、ユーザがそのコントロール権を持っていないつまりその視聴タイミングの制御を製作者側が持っているので、これはリアルタイム・コンテンツなのです。ユーザの唯一の武器はDVDレコーダによる制約の中のローカルバファリングのみです。 現在のWebは主としてバッファード・コンテンツを扱う媒体です。バッファード・コンテンツの世界ではユーザは好きな時間に好きなだけコンテンツを視聴できるという自由が与えられます。コンテンツの製作者側・提供者側にそのタイミングをコントロールする自由はありません

    Ruby製WebSocketアプリを最速でHerokuにデプロイする5つのステップ
  • RubyistたちのDRY症候群との戦い

    DRY症候群 Rubyistの間では「DRY原則」が浸透しているので、彼らは重複や同じことの繰り返しを極端に嫌います。コードの中に繰り返しがあると、目や肌が乾燥してきて痒くなり落ち着きがなくなります。「DRY!DRY!DRY!」と叫び出す人もいます。アサヒスーパードライを飲み始める人もいます。これらの症状を総称して「DRY症候群」と言います。 Rubyの言語仕様はプログラマーがハッピーにコーディングできるよう考えられているので、RubyistをしてDRY症候群が発症することは稀ですが、日常的にDRY症候群を発症している人たちもいるようです。 以下は、DRY症候群を検査するためのテストコードです。コードを数秒間眺め、痒みが出てきたらあなたは重度のDRY症候群を患っています。 class User attr_reader :name, :income def initialize(name,

  • Rackをminifyした僅か100行のLackで学ぶRackの中身

    「エラーメッセージから学ぶRack最初の一歩」および「エラーメッセージから学ぶRack - Middlewareの魔法」の続きです。 前2の記事で、Rackはrackupコマンドを起動すると、defaultでconfig.ruを読み込みWebサーバを起動するということが分かりました。また、config.ruの中でuseを使ってmiddlewareを指定すると、Webアプリをラップして内側から外側に向けてそれらの#callを順次呼び出すということも分かりました。ちなみに僕はこの呼び出しスタイルを今後「マトリョーシカ呼び出し」と呼ぶことにしました。 ここで2点気になることがあります。config.ruはRubyスクリプトです。rackupコマンドの実行からRackはどうやってこのファイルを実行しているのでしょうか。まあ簡単に想像はつきますが(エバるほどではない)、これが1点目です。もう1点は

  • 分別のあるRubyモンキーパッチャーになるために

    Rubyのクラスはオープンです。つまりRubyのユーザが既存のクラスを開いて自由に実装を弄ることができるのです。組み込みクラスとてその例外ではありません。 既存のクラスを開いてメソッドを追加したり再定義したりすることを、業界用語で「モンキーパッチ」といいます。モンキーパッチという語には明らかに批判的・軽蔑的ニュアンスが含まれていますが、多くのRubyistはそれにひるむこと無く良くモンキーパッチします。何しろドアはいつも開いてるんですからねぇ。 るびおのモンキーパッチ モンキーパッチャー「るびお」は、製作中のライブラリで多次元配列の要素に頻繁にアクセスする必要が生じました。これには通常、Array#[]または#atを使って次のようにアクセスします。 irb> arr = [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]] irb> arr[1][2] => 6 irb> a

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    clavier 2013/08/30
  • YOUたち!RubyでinjectしちゃいなYO!

    プログラミングの存在価値は処理の自動化です。任意の集合に対して処理を繰り返しその結果を返す、それがプログラムです。つまり集合に対して処理を繰り返す能力が、プログラムの価値を決定付けるのです1。 「手続き型言語」ではループが処理の繰り返しを実現するための重要な手法の一つです。しかしループは、一時変数を用意してプログラマがループの進行を管理しなければならない、という欠点があります。そしてその管理ミスがバグとなります。 「関数型言語」では再帰が処理の繰り返しを実現するための重要な手法の一つです。再帰では再帰の進行はその構造に基づいて自動的になされるので、プログラマがそれを管理する必要はありません。しかしその一方で、処理が多段階に渡る立体的なものとなるので、その動作の理解が平面的なループ処理に比べて難しいという欠点があります。習得には慣れが必要です。 Rubyは、手続き型言語と関数型言語の両方の側

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    clavier 2013/08/02
  • Rubyのクラスの太った人たち

    前回の記事「Ruby、君のオブジェクトはなんて呼び出せばいいの?」で、Rubyには大量のメソッドがあることが分かりました。今回はその補足として、各クラスごとのメソッド数を数えてグラフ化してみます。 インスタンスメソッドを数える まずは、インスタンスメソッドを数えましょう。グラフ化の対象は、10以上のメソッドを持つクラスです。最初にクラスごとのメソッド数をリストアップします。 klasses = ObjectSpace.each_object(Module) def live(methods) methods.reject { |m| "#{m}".start_with? '_deprecated' } end methods = klasses.map do |k| [k, live(k.methods(false)).size, live(k.instance_methods(false

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    clavier 2013/04/28
  • 知って得する!55のRubyのトリビアな記法

    Rubyはたのしい言語です。Rubyを触っているとマニュアルにも書いていない「小さな発見」に遭遇することがよくあります。このような「発見」は、プログラムの質や効率の改善には直結しないかもしれません。いや、むしろチームプログラミングでは妨げになる可能性すらあります。しかしその一方で、言語自体が自分の知らない領域を持ち続けていることが、その対象に対する興味を失わせないための大きな要因である、というのもまた疑いのない事実なのです。つまり「発見」はたのしさに直結しているのです。 このブログにおいて「知って得するRubyのトリビアな記法」というタイトルで、今まで3回記事を書きました。 “知って得する21のRubyのトリビアな記法” “第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” “第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” これらのトリビアには、ネット検索で見つけたもの、Twitt

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    clavier 2013/03/04
  • Rubyのcaseを〇〇(言語名)のswitch文だと思っている人たちにぼくから一言ガツンと申し上げたい

    Rubyのcase」を一瞥し「あー要は〇〇(言語名)のswitchね」などと早合点し、その後もその真の価値を知ることなく一生を終えるプログラマが近年跡を絶たない。加えて、「今更条件分岐?RubyはOOPなんだからポリモフィズムじゃね?」とか「HashにProc突っ込んでcallするのがオレ流。」とかうそぶく人たちもまた増加の一途を辿っている。 そんな世の中にあって、ぼくは一言、できればガツンと一言申し上げたい。生まれも育ちもRubyなぼくから、是非ともそんな人たちに「Rubyのcase」について一言申し上げておきたい。 ─ 問題1 ─ 名前name、レベルlevel、ポイントpointの各属性を持った複数のCharacterオブジェクトcharlie, liz, benがある。 class Character < Struct.new(:name, :level, :point) def

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    clavier 2013/02/25
  • Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向(その2)

    Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向 」の続きです。 引き続きJavaScriptのオブジェクト指向における「継承」について学んだので、自分の理解を書いてみます。当然に、間違いが含まれています。ご指摘助かります。 前回のまとめ 前回の記事では、JavaScriptの「オブジェクトの生成」、「プロトタイプチェーン」、「オブジェクトコンストラクタ」、「new演算子」の各概念について順にみました。これらを通したJavaScriptのオブジェクト指向に対する僕の理解は概ね次のようなものです。 すべてのオブジェクトは__proto__プロパティ(非標準)を持っていて、プロパティ探索に関し、ここにセットされたオブジェクトを順次たどりこれを解決する(プロトタイプチェーン)。__proto__にはデフォルトで空オブジェクトがセットされている。 同種オブジェクト(属性値だけが異なるオ

  • Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向

    (追記:2012-12-15) 記事およびこれに続くその2,その3をまとめて電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 関連記事: 電子書籍Ruby脳が理解するJavaScriptのオブジェクト指向」EPUB版をGumroadか

  • ねえRuby、どこまでが君でどこからが内部DSLなの?

    Rubyは内部DSL(Domain Specific Language)に向いている言語と言われます。Rake, RSpec, Rack, Sinatraなどは内部DSL on Rubyの代表的なサンプルです。Rubyの構文のユルさとメタプログラミングが内部DSLを容易にするんですね。 しかし正直僕は、何が内部DSLで、何が内部DSLでないのかがわかっていません。人が何をさして「これは内部DSLである」と言っているのかがよくわかりません。 そんなわけで… 以下では、Userクラスの設計を通して内部DSLらしきものを作ってみます。このイテレーションに対して「ここからが内部DSLだよ」「これは内部DSLとは呼ばないよ」と、誰か僕に優しく教えてくれませんか? Userクラスの作成 Userクラスはユーザ情報を管理するクラスです。ファイル名はuser.rbとします。 まずはユーザの登録機能を作りま

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    clavier 2012/08/19