サーバーレスサービスである API Gateway や Lambda を使って 同期的な REST API を構築されている方は多いのではないでしょうか。サーバーレスで REST APIをつくると、リクエストの分だけの課金であったり、デフォルトの可用性が与えられたりメリットは大きいです。ただし、サーバー…

どうも、株式会社プラハCEO兼エンジニアの松原です。 先日かとじゅんさんがツイートで紹介していたマイクロサービスに関する論文を読むついでに、適度に意訳した内容を音声入力してみました。ついでに意訳レベルなので翻訳の質は保証できないのですが、もし内容を読んでみて少しでも興味を持てた場合は実際の論文にも目を通してみると良いかもしれません。 論文のリンク: 「これ日本語でなんて言うの?」って分からなかった部分も多々あったのでより適切な単語があったら教えてほしい...! 導入 マイクロサービスには様々なプラクティスや技術を用いて以下のメリットを目指す 素早いデリバリー 高いスケーラビリティ 自律性 しかし実際にこの業界で実装されるマイクロサービスは採用するプラクティスや効果に大きな差があるため、オンラインサーベイ(51回答)と経験豊富なマイクロサービス実践者14名にインタビューを行った。 わかったこ
モジュラモノリスにおけるトランザクション設計の考え方 / transaction design on modular monolith
マイクロサービスではサービスの分割が1つの肝になりますが、分割の方法としてはいくつかの考え方があります。 例えば、DDDの境界づけられたコンテキスト。 Domain analysis for microservices - Azure Architecture Center | Microsoft Docs にわかりやすくまとめられています。 境界づけられたコンテキスト 他に、How to Partition Your Data Between Microservices では、データの視点から分割を考察していました。 組織の形にも関係すると言われます。これは、コンウェイの法則でも言われている通りです。 実際に色んな会社の方とマイクロサービス分割の話をすると、組織やサービスの違いが大きく関わりケースバイケースだという話になってしまいます。 ECにおけるマイクロサービス分割 さて、ECにおい
1. IntroductionNetflix has been among the best online subscription-based video streaming services in the world ([12]) for many years, accounting for over 15% of the world’s Internet bandwidth capacity. In 2019, Netflix already acquired over 167 million subscribers, with more than 5 million new subscribers added every quarter, and operates in more than 200 countries. More specifically, Netflix’s su
はじめに はじめまして。Kyashでサーバサイドエンジニアを担当しているhirobeです。 Kyash Advent Calendar 2021の12/5担当分です。 Kyashでは、約30ほどのマイクロサービスが動いてます。 マイクロサービスは難しいです。 私が入社して2年半ほどの間、マイクロサービスの複雑さに苦しめられ、あがいてきた実経験をもとに、マイクロサービスにひそむ難しさを紹介したいと思います。 ここでは、ケースとして、弊社の機能のひとつである登録カードからのリンクを実装する上で発生する問題を紹介したいと思います。もちろん弊社サービスを使ったことない人でもわかるように説明をしますのでご安心ください。 なお、最初に注意書きしておくと、本ブログではあくまで「マイクロサービスにひそむ複雑さとその対応法」を説明するためのわかりやすさを優先して説明していきます。事実とは異なるケースがありま
2016年頃「サービスメッシュ」という用語は、マイクロサービス、クラウドコンピューティング、DevOpsの分野に登場しました。楽天的なあるチームは、2016年にこの用語を使用して彼らの製品である Linkerd を説明しました。コンピューティングの多くの概念と同様に、実際には、関連するパターンとテクノロジーの長い歴史があります。 サービスメッシュの登場は、主に IT ランドスケープの最悪の状況によるものでした。開発者は、複数言語 (ポリグロット) アプローチを使用して分散システムの構築を開始し、動的なサービスディスカバリーを必要としていました。運用は一時的なインフラストラクチャの使用を開始し、避けられない通信障害を適切に処理し、ネットワークポリシーを適用したいと考えていました。プラットフォームチームは、Kubernetes などのコンテナオーケストレーションシステムの採用を開始し、Envo
2021年10月14日 Google × mercari に学ぶ!Kubernetesの活用法とセキュリティ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに コンテナ技術の進展に伴って、ビジネス環境の変化に迅速に対応できるマイクロサービスに関心が集まっています。最近では、マイクロサービスを分割する方法の一つとしてドメイン駆動設計が注目されています。ドメイン駆動設計では、業務に精通した方々や技術者が、モデリングなどいろいろな技法や専門用語を使い、それらを理解した上で設計を進めていきます。様々なステークホルダーとチームを組んで一緒に取り組むにしても、直観的にはとてもわかりづらいと感じています。そこで、いろいろと記事を調べてみたり、身近な技術者と意見交換をしたところ、イベントストーミング
インテグレーションのためのミドルウェア製品のテクニカルサポートを担当している山下です。 今回は レッドハットのシニアアーキテクトである Eric Murphy さんによる「マイクロサービスのための分散データ 〜 イベントソーシング vs チェンジデータキャプチャ(CDC)」の翻訳記事です。この記事では、イベントソーシング、CDC、CDC + Outboxパターン、CQRSをそれぞれ簡単に説明しながら、それらの特性の違いを比較します。また、イベントソーシングとCQRSの簡易な説明がなされている他、あまり明確に語られることが少ないもののソフトウェアの設計に大きな影響をおよぼすドメインイベントとチェンジイベントの違いにも触れられています。 [原文] Distributed Data for Microservices — Event Sourcing vs. Change Data Captur
Istio環境の構築 さて、続いては実際にIstioを利用できるクラスタ環境を構築していく流れを紹介していこう。 前提条件 Istioの利用には、まずコンテナエンジンとしてDockerが必要となる。また、対応するコンテナクラスタはKubernetes(バージョン1.9以降)もしくはNomad+サービスディスカバリツールConsul環境となっている。ただし、現時点ではNomadベースのクラスタでの利用は未テストというステータスのようだ。そのため今回は独自に構築したKubernetesベースのクラスタ上でIstioを利用する流れを説明する。 なお、IstioはKubernetesのServiceやPod、Deploymentといった機能と連携して動作するようになっている。そのため、利用にはKubernetesの知識が前提となる。本記事もKubernetesに関する知識がないと理解が難しい点があ
前々からちょっと興味のあったNetflix OSS、ちょっとずつ触ってみようかなと思いまして。 名前はかなり見るので、自分が使うことになるかどうかはかなり不透明ではありますが、知識として知っておくのはよいのではないかなと。 Netflix OSS+Spring Cloudで概要を知るなら、こちらの資料がわかりやすいと思いました。 Spring Boot + Netflix Eureka Eureka で、まずはEurekaから試してみようかなと思います。 GitHub - Netflix/eureka: AWS Service registry for resilient mid-tier load balancing and failover. どういうものかというと、内部DNSの代わり…?サービスディスカバリというらしいです。 登場人物としては、Eureka ServerとEureka
Envoy Meetup Tokyo #1 の発表スライドです。 発表後から誤字の修正のほか次の修正が入っています。 P32. スライドが一枚抜けていたので追加 P26. 設定ミスとなる正しい理由をご指摘いただいたので正しい対処方法を記載
メルカリJP Webチームの@urahiroshiです。 Webチームでは、メルカリWebのマイクロサービス化や機能開発を行なっています。メルカリWebのマイクロサービス化の概要については、昨年のTech Conferenceの資料がよくまとまっているので、そちらを参照していただけると良いかと思います。 https://speakerdeck.com/mercari/mtc2018-web-application-as-a-microservice-3a161f5c-07fa-4dca-99e9-bd0e8feeeddf 現在、メルカリWebのトップページはマイクロサービス環境から配信されており、他のページも随時マイクロサービス環境に移行していく予定です。 この記事では、マイクロサービス環境で導入した、メルカリWebの新しいリリースフローについて記載します。 まずメルカリWebのマイクロサ
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