台風は、必ず反時計回りに渦を巻くように動いています。 台風は発達した⇒積乱雲がいくつも集まってできていますが、積乱雲の固まりは、台風の目を中心に、反時計回りに回っています。 台風の動きを見るには気象庁のレーダーの動画がいちばんです。台風が接近していている時に、気象庁のホームページからレーダーの画像を動画で見ると、反時計周りに回っている様子が、手に取るようにわかるので、是非、見てみてください。 さて、このページでは、台風が反時計回りにまわる仕組みを、簡単に見ていきましょう。 台風を回しているコリオリの力とは 台風は、目を中心にして、ゆっくりと回転しながら、動いていきます。台風は北半球では左回り(反時計回り)に回っています。この動きには地球の自転が関係していて、もし南半球で熱帯低気圧が発生した場合は、反対の時計回りに渦を巻きます。 台風が反時計回りに回転するのは、北半球では「コリオリの力」が働