Reset
なんか偉そうな見出しですが、ruby 1.9 を主に使うようになって 1 年ちょっと経ったので、1.9 の新機能に思うところや注意点などを書き残そうと思うのです。さらに 1 年後に見たとき、「あのころはあんなふうに考えてたなあ」などと感慨にひたる予定です。 あらかじめ断っておくと、ぼくの ruby 1.9 経験はすべて趣味範囲なので、エンタープライズとかシステム運用の問題とかは知りません。あとぼくは ruby のコミッタなので、色眼鏡もあると思います。あしからず。 YARV VM 実行になったという話。一般的には「速い」という文脈で語られます。1.8 と比べると確かに速いです。でも、1.9 ばかり使い出すとなんとも思わなくなるはずです。速さなんて相対的な価値ですから、当然ですけどね。好意的に考えれば、「なんとも思わない程度に、遅くて困ることが減った」のかもしれない。 コンパイルフェーズを挟
ChucK is a programming language for real-time sound synthesis and music creation. ChucK offers a unique time-based, concurrent programming model that is precise and expressive (we call this strongly-timed), dynamic control rates, and the ability to add and modify code on-the-fly. In addition, ChucK supports MIDI, OpenSoundControl, HID device, and multi-channel audio. It is open-source and freely a
オーディオプログラミング言語 ChucK を使って組んでみたサンプルプログラムの映像。 最初のプログラムは,1度,短3度,5度,短7度の音(つまりマイナーセブンスコードの構成音)からなるランダムなシーケンスを延々と鳴らし続けるもの。 二番目のプログラムは,構成音は最初のプログラムと同じだけど,ただランダムに鳴らし続けるのではなく,簡単な繰り返し構造を持たせるようにしたもの。最初のプログラムよりも,いくぶん音楽的な要素が加えられていると思う。 ChucK は,こういった類の実験を行うには非常に適した言語だと思う。上の二番目の例では,プログラムを動かしている最中に変更を加え(繰り返しの構成を変えてみている),それを「オン・ザ・フライ」で再実行している。同様のことは SuperCollider などでもできるけれど, ChucK は仕様の簡潔さと,統合環境 (miniAudicle) の手軽さが
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