ウクライナ・キエフ(Kiev)の国会議事堂前で、幹部の射殺に抗議する極右組織「右派セクター(Pravy Sektor)」の支持者ら(2014年3月27日撮影)。(c)AFP/GENYA SAVILOV 【3月28日 AFP】ウクライナの首都キエフ(Kiev)の国会議事堂前に27日夜、数日前に幹部を警察に射殺されたと主張する極右の民族主義者らが多数結集し、議事堂の窓を割るなどして、アルセン・アバコフ(Arsen Avakov)内相代行の辞任を要求した。 ウクライナでは24日、西部リブネ(Rivne)で警察が極右組織「右派セクター(Pravy Sektor)」の地域幹部、オレクサンドル・ムジチコ(Oleksandr Muzychko)容疑者を逮捕しようとした際に銃撃戦となり、ムジチコ容疑者が死亡した。当局側はムジチコ容疑者が先に発砲を始め、自分の撃った銃弾で死亡したとしている。 「右派セクター