厚生労働省が不特定多数の人が集まる場所を原則禁煙とする受動喫煙防止対策の検討を進める中、与野党の愛煙家国会議員の集まり「もくもく会」が20日夜、都内で会合を開いた。 名誉会長を務める大島理森衆院議長、会長の自民党の八木哲也衆院議員、日本維新の会の遠藤敬国対委員長ら与野党の十数人が出席。たばこを吸える個室で、すき焼きをつつきながら「たばこ談義」に花を咲かせた。出席者によると、「建物内の全面禁煙を進めるのではなく、分煙によって、喫煙者と嫌煙家双方が快適に過ごせる環境を作るべきだ」などの意見が相次いだという。