米ニューヨークの国連本部でイスラエル・パレスチナ紛争に関する緊急会合に出席したイスラエルのギラド・エルダン国連大使(2023年10月26日撮影)。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP 【10月31日 AFP】イスラエルのギラド・エルダン(Gilad Erdan)国連(UN)大使は30日、国連安全保障理事会(UN Security Council)での演説で「黄色い星」を着用した。これを受けて同国のホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)記念館「ヤド・バシェム(Yad Vashem)」は、直ちに批判した。 黄色い星は、ナチス(Nazi)支配下の欧州諸国で起きたユダヤ人迫害の象徴となっている。エルダン氏は、安保理がイスラム組織ハマス(Hamas)の「残虐行為」を糾弾するまで外さないと主張。これに対しヤド・バシェムは、黄色い星ではなくイスラエル国旗を身に着けるよう促した