自民党は、多くのデータを蓄積して利活用することが国にとって重要だとして、AIの活用やデジタル庁の体制強化などを求める提言を岸田総理大臣に手渡しました。 自民党のデジタル社会推進本部の本部長を務める平井元デジタル大臣らは、23日に総理大臣官邸を訪れ、岸田総理大臣に提言を手渡しました。 提言では「一つ一つのデータには意味がなくても、多くのデータが集まれば新しい意味や価値が生まれる。これからの時代は、より多くのデータをどう蓄積し利活用するかが国家の命運を左右する」と指摘しています。 そのうえで、政府に対し、 ▽データの利活用に、AIなどの先進技術を生かす取り組みを推進することや ▽デジタル庁の体制を強化することなどが必要だとしています。 また、 ▽個人情報の保護とデータの利活用を両立させる仕組みを整えるよう求めています。 岸田総理大臣は「引き続き、精力的に進めてほしい」と応じました。