http://president.jp/articles/-/25434 早稲田大学の教授のセクハラ問題が記事になり、またまたハラスメント界隈が騒がしくなっている。 私もこの場で、私が受けた屈辱をネットの海に流して忘れようと思いこの増田で日記を認めることにした。 もう10年も昔の話だからもう時効だろう。私は10年間秘密を守り続けてきた。 本当はもっと早くに公開すべき情報だったことはわかっているが、自分はずっと研究を続けている身だったから、 どうしても言い出せずにここまできてしまった。 これは告発であるとともに、私の懺悔の日記でもある。 自分について私は当時早稲田大学の学部の4年生で、院進することに決めていた。 第一志望を東京大学、第二志望を早稲田大学の内部進学にして院試の勉強に励んでいた。 ちょっとややこしいのだが、私が学部時代に指導を受けていた先生の所属が翌年度から他大に移るということで
言葉を細かく分析して科学的に考える学問、言語学。高校生の皆さんにはなじみのない学問の一つかもしれませんが、「言葉」という観点で捉えれば私たちとは切っても切り離すことができません。 文化科学を通して言語学を学び、現在は理系の大学で講師の仕事をしながら「現代言語学の父」と評されるノーム・チョムスキーが提唱した生成文法理論という言語理論を研究している北田伸一さんに、言語学の魅力や言語学者としての活動について教えていただきました。 ■チョムスキーの考え方に強く共感し、言語学者になった ――言語学を学ぶにはどのような授業があるのでしょうか? 文の仕組み(文法)を学ぶ「統語論」や言語の意味の仕組みを学ぶ「意味論」、言語の音の仕組みを学ぶ「音韻論」などの授業があります。人間だけが持っている知的能力を学び、「人間とは何か」という問いに取り組めるところに言語学の魅力があると感じます。 ――チョムスキーの偉大
う a.k.a. KeitaroUCHIDA @ucdktr2016 そろそろいろんな大学で秋学期/後期が開始されるでしょう。学生たちからすると卒論にいよいよ本腰を入れ始める季節でもあります(そんなんもっと早くからやっとるワイという人も多い…と思うけど)。そこでちょっと文献資料の扱いについて。 2017-09-15 13:20:15 う a.k.a. KeitaroUCHIDA @ucdktr2016 どんな卒論テーマでも先行研究にあたったり、社会調査データを参照するため文献を読まなくてはならないわけです。そこでは卒論指導を担当する教員や先輩・同輩からの指示や推奨によって、もしくは自力で適切な文献資料を探し出してくるわけですよ。 2017-09-15 13:26:10
最近ではお金を出せば低レベルの学術論文でも「国際会議論文」もしくは「学術研究論文」として受理する組織が急増しており、問題となっています。これらはそれぞれ「predatory conference organizer」や「predatory journal publisher」と呼ばれています。こういったところに論文を投稿した場合、信用を失い、業績にも書けないという問題が発生することから、コロラド大学図書館のJeffrey Beall司書がこのような組織をまとめた「Beal's list」を公開しています。 驚くべき事に、2015年度版のpredatory publisherには700近くのエントリが掲載されています。このリストの妥当性に関しては意見が分かれるところですが、研究者としては内容を理解しておく必要はあります。 さて、多くのpredatory publisherのwebサイトは、利
岡山大学は、研究不正を内部告発した森山教授らに対し、懲戒処分を前提として2015年5月26日から職員就業規則第68条の2規定に基づき懲戒処分が決するまで自宅待機を命じていました。しかし、この懲戒処分の理由となる嫌疑は不明であり、現在も自宅待機が続いています。 国立大学法人岡山大学職員就業規則 http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/shokisoku/21H16kisoku10.pdf (自宅待機) 第68条の2 学長は,職員が懲戒処分に該当する行為を行った場合は,当該懲戒処分が決定するまでの間,当該職員に自宅待機を命ずることができる。 そうした中、岡山大学教育研究評議会の人事審査により、「懲戒解雇」ではなく国立大学法人岡山職員人事規定第10条に基づく「通常解雇」の手続きによって、2015年10月26日に職員就業規則第23条第1
大学に籍を置く者として「大学での学びは社会に出てから役に立たねーよなー!」という論調には納得できるような理由をもって反論したい。 G型L型という話は心底見当違いだと思うが,教育を疎かにするとゆくゆくは国が衰退しますぞー!という反論では耳を傾けて貰えない。 直感的には何を学んだかではなく,学び方を学ぶことが重要なんだろうと漠然と考えていたが,最近の経験から具体的な話を思いついた。 大学での学びにおいて,卒業研究は重要な役割を果たしていると思うが,その中でも先行研究の調査法を学ぶことに着目したい。 研究とは新たな何かを発見することであるのなら,どこまでが既にあるのか,すなわち先行研究を調べることは絶対に必要な技能だ。 社会に出てから真に新しいことをするということは実はかなりのレアケースで,世界規模のマクロな視点で見ると既に似たようなことが行われているということがほとんどだ。 すなわち,それらを
2014-12-28 早稲田大学広報室広報課 日本と欧米の「日本学」を融合 角田柳作記念国際日本学研究所の開設について 早稲田大学文学学術院(学術院長:越川房子)は、スーパーグローバル大学創成支援事業「Waseda Ocean 構想」の一環で、日本と欧米それぞれの視点・アプローチによって日本文化研究を融合させる「国際日本学」の世界的拠点となることを目指す「角田柳作記念国際日本学研究所」(所長:李成市 文学学術院教授)を2015年1月、開設いたします。Waseda Ocean構想では、すでに世界的に高い評価(※)を得ている「日本文化学」を先行モデル研究拠点の一つとして位置づけており、角田柳作記念国際日本学研究所はその窓口となって、「国際日本学」の世界標準研究モデル・ネットワークを構築し、コロンビア大学やUCLAと人材交流を含めた研究・教育両面の活動を推進していきます。 アメリカにおける日本文
東京大学駒場図書館に「台湾漢学リソースセンター」開設 写真右より 徐瑞湖・台北駐日経済文化代表処副代表 古田元夫・東京大学附属図書館館長 曾淑賢・国家図書館館長 石井洋二郎・東京大学大学院総合文化研究科長 台湾の国家図書館は、漢学研究の国際化と世界に向けて「台湾の特色ある中華文化」を広めていくため、2012年より海外に「台湾漢学リソースセンター(臺灣漢學資源中心)」を開設し、台湾で出版された漢学に関する良質な学術出版品を通して台湾の漢学研究の国際的注目度を強化している。 東京大学(以下、東大)駒場キャンパスでは12月10日、「台湾漢学リソースセンター」開設の調印式が行われ、台北駐日経済文化代表処の徐瑞湖・副代表、東大大学院総合文化研究科の石井洋二郎・研究科長、東大駒場図書館の酒井哲哉・館長らが立ち会うなか、国家図書館の曾淑賢・館長と東大附属図書館の古田元夫・館長が合意書に署名した。 曾館長
月別表示 2023年12月(1) 2023年11月(1) 2021年11月(2) 2021年10月(8) 2021年09月(9) 2020年09月(5) 2020年05月(2) 2020年04月(4) 2019年08月(1) 2019年07月(3) 2019年06月(1) 2019年04月(1) 2018年04月(1) 2018年02月(1) 2018年01月(2) 2017年12月(2) 2017年09月(1) 2017年05月(2) 2017年04月(1) 2017年03月(1) 読んでいるブログ(RSS) 外から見る日本、見られる日本人 07/22NEW 内田樹の研究室 07/21NEW Chikirinの日記 07/20NEW TETRA’s MATH 07/20 デマこい! 07/07 発声練習 06/16 北尾吉孝日記» 12/30 そぶさんの社会保障をわかりやすく 04/04
暫定版につき随時更新予定 図書館における学位論文の利用案内について、各大学で異なる部分があること、また、学位規則の一部改正によって、従来の印刷公表に代えて、インターネットを利用して公表することとなったことで、各大学図書館でどのようにナビゲートされるのだろう、と思ったので、少しずつまとめていこうと思います。 2014/6/25追記 はてブコメントを読んで、二つの内容をまぜこぜに書いてしまったことに気が付く。 「そもそも学位論文(全体)はどのような利用案内がされているのか」と「学位規則の改正を受けてどのようなお知らせされているのか」の二本立てでお送りします。 学位論文の利用案内について まずは、学位論文の利用案内(主に複写の扱い)について 閲覧のみ可、複写は著者の許諾が必要 例: 北海道大学 →旧制学位論文 : 4564件(-昭和37)も所蔵有り 東京大学 →館室によって取り扱いが異なる 京都
https://www.hubspot.com/state-of-marketing · Scaling relationships and proving ROI · Social media is the place for search, sales, and service · Authentic influencer partnerships fuel brand growth · The strongest connections happen via call, click, chat, and camera. · Time saved with AI leads to more creative work · Seeking: A single source of truth · TLDR; Get on social, try AI, and align your sys
法政大学文学部日本文学科では、卒業論文(400字詰原稿用紙50枚以上。20000字相当)を、卒業の必須要件として課している。 卒業論文は、これまでに培った知識・思考力・文章力・調査力などをすべて傾けて作成される、学業の結晶である。 以下、「論文とはどのようものなのか?」「論文を書くにはどのような準備をしたらよいのか?」という基本事項を説明してゆく。 1(A)論文とは何か? 【1】 問題設定 ……自分で「問い」を設定する。 【2】 根拠・具体例・論証 ……その「問い」に答えるための証拠や例を挙げ、分析し説明する。 【3】 結論 ……最初に立てた「問い」に答え、結論を述べる。 或る作品・或る作家・或る言葉・或る資料を対象として論文を書く、というとき、調べたことや考えたことをすべて詰め込んで20000字を満たしても、それは論文とは言えない。 調べたり考えたりしたことを元に、【1】自分なりの「問い
信州大学繊維学部は「繊維」の名を冠する国立大学唯一の学部である。昭和40年代以降、全国の大学の学部、学科名から「繊維」が消えていくなかで、守り続けてきた。いまや、先端的な繊維研究の拠点で、繊維に関する論文数は世界の繊維系大学で第1位である。 1910(明治43)年に設立された官立の上田蚕糸専門学校を前身とする信州大学繊維学部は、伝統のある繊維研究拠点である。来年100周年を迎える。現在、国立大学で「繊維」の名を冠する唯一の学部である。昭和の時代の終わりまでに全国の大学の学部、学科名から「繊維」が消えたが、なぜ本学の繊維学部は生き残ったのか。いや、この20 年余り、われわれはなぜ、繊維学部を守り続けてきたのか。 明治以来隆盛を極めていた日本の繊維業界が試練の時代に入ったのは、東京オリンピック後の国民総生産が世界第2位になった1969 年の翌年1970 年からである。1971 ~79 年には、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く