米Microsoftは3月31日(現地時間)、クラウド構築サービス「Windows Azure」の大幅な値下げを発表した。コンピューティングは27~35%、ストレージは44~65%値下げする。値下げは5月1日に実施する。 これは、米Amazon Web Services(AWS)が26日に発表した各種サービスの4月1日からの値下げに対抗するものとみられる。Microsoftは値下げを発表する公式ブログで、AWSとの料金比較表を公開している。 この比較表によると、ストレージとVM(仮想マシン)の料金はAWSと同等あるいはAzureの方が安くなる。また、単純には比較できないとしながらも、インスタンス単位でも同等あるいはAzureの方が安いことになっている。特に、昨年10月に追加した2コア、メモリ14Gバイトの「A5」インスタンスはAWSより10%以上安くなるとしている。 同社はまた、現行の標準